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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 小林 真一
【2012年6月23日[Sat] ご出発】 海外

S様/南ドイツ周遊13日間

小林様、こんにちは。

今回は、素晴らしいscheduleを立てていただき、また色々な情報も提供していただきまして有難うございました。
おかげさまで、とても楽しいドイツ旅行になりました。小林さんからいただいた地図や時刻表のおかげで旅行中も大変役立ちました。

A.B planの2種類のミックスで今回は旅行しました。以下は旅行のご報告と感想です。


エディハド航空は初めての利用でしたが、乗務員の方も親切で良い印象を持ちました。座席の下の部分がスライドするので眠るときに幾分楽でした。マイレージも加算してくれました。行き帰り共、乗客が少なめだったので、空席が結構ありました。HPから座席変更を機体後方の真中のパートの3座席(通常4座席)へ変更しておいたので、そのエリアは結構空席がありました。帰りは私の列は誰もいなかったので、3席をつなげて横になって眠ることができたので大変助かりました。

○6/24(日)ヴュルツブルク
 夕方17時頃ホテル(アンベルガー)へ到着しました。それほど迷うことなくホテルを見つけることができました。Check inの際に、予約がキャンセルされていると言われたので、voucherに書かれていた連絡先へ電話をかけてもらいました。キャンセルされた理由は分かりませんでしたが、無事に部屋を割り当ててもらえました。古い外観でしたが、清潔で居心地の良いホテルでした。

○6/25(月)ヴュルツブルク
 午前中にレジデンツと市内を歩き回りました。到着日が日曜日だったので市内は閑散としていましたが、平日はうって変わってたくさんの人で賑わっていました。午後は予定通りの電車で、ローテンブルクヘ行きました。ローテンブルクにはたくさん日本人観光客がいました。帰りの電車の乗換えでうっかり間違ってしまい、反対方向へ向かってしまったので隣の駅で降りたのですが、次の列車まで1時間も待たなければならなかったので、一駅位歩けるかな〜と歩いて戻ろうとしたところ、道に迷い、クロスカントリーらしき森のコースへ入ってしまいました。大自然すぎて熊でも出てきそうなところで、一時不安になりましたが無事に見知らぬ住宅街へ降りる事が出来ました。外でのんびりしていたおじさんに駅に行きたいのだけど。。と英語で聞いたのですが通じず、でもなんとか教えてもらい駅までたどり着きました。駅を降りてから丁度1時間位歩いていたようです。着いた駅は降りた駅とは違う駅でしたが、時刻表を見るとヴュルツブルクへ帰れそうだったのでそこから帰ることにしました。未だに自分がどこの駅にたどり着いたのか不明ですが。

○6/26(火)ルートヴィヒスブルク
 予定通りの列車で到着しました。ホテルが急に豪華になったのでびっくりしました。最初は何かの宮殿かと思いましたが、良く見ると自分の泊まる予定のホテルだったので少し嬉しくなりました。レジデンツに行く前にcheck inさせてもらえました。ホテルで暢気にくつろいでいたら、13:30からの英語ガイドツアーに遅刻してしまいました。でも途中参加させてもらえました。ツアーガイドさんがとっても説明が上手で聞き入ってしまいました。このガイドツアーはとても楽しかったです。ガイドツアーが思ったより長くかかったので、シュトゥットガルトへ行くのはやめてホテルでゆっくり過ごしました。

○6/27(水)ミュンヘン
 ルートヴィヒスブルクの1番ホームにはコインローッカーがありましたので、そこに荷物を入れてマウルブロン修道院へ行きました。バスの運転手さんは英語は話さないようでしたが、とても親切に道を教えてくれました。ドイツ語しか通じない時は、日程表の行き先を見せると理解してくれるので大変重宝しました。ミュンヘンのホテル(ゲルマニア)は駅から近く、迷わず到着できました。清潔で居心地の良いホテルで、特にstaffの方がどなたもフレンドリーでした。日本語で説明するから聞いていてねと言われ、日本語が上手ですねと言うと、英語が良く分からない日本人客の助けになればと思って勉強しているとお話してくれました。発音が難しい日本語の質問や、これは日本語で何ていうの?とか色々聞かれました。ドライヤーは10ユーロのdepositで貸してくれました。

○6/28(木)ミュンヘン
 ペーター教会、ピナコテーク、ミュンヘン市内を歩き回りました。

○6/29(金)フュッセン
 スケジュール通りの列車で、ダッハウへ行きました。2年前にポーランドのアウシュビッツへも行きましたが、ダッハウの方が自由に見学できますし、展示も詳しく何でも見せているな〜という印象を持ちました。入り口のドイツ語の言葉がアウシュビッツと一緒なのは知りませんでした。その後、ミュンヘンへもどり、フュッセンへ向かいました。予定通りに到着できました。フュッセンはミュンヘンの様な都会とは雰囲気もグッと変わった印象でした。さすがに、ホテルには日本人観光客がたくさんいました。ホテルへの行く途中でちょっと行き過ぎた気がしたので、スーパーの外にいたおじいさんに道を聞いたのですが、ドイツ語で説明され、なんとなく分かったところで、近くにいた女性が英語で更に説明してくれました。やはり少し行き過ぎてしまっていたようなので、来た道を戻っていると、先程のおじいさんが自転車に乗ってついてきてくれました。片言の英語で、ホテルの近くまで案内してくれると言ってくれました。先程の説明でだいたい分かったのですが、わざわざ戻って来てくれて、親切なおじいさんだな〜と思いました。ホテルの反対側はとっても綺麗だから、写真を撮るといいよ!とお勧めスポットも教えてくれました。
翌日は早めに目が覚めたので、ホテルの周りを散歩していると、早朝からふらふらしているのと、ロビーに集まっているのは全員日本人だったのでおかしくなりました。

○6/30(土)ミュンヘン
 予定のバスより早いバスに乗れたので、そのままノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城へ向かいました。チケットセンターはまだ空いていませんでしたが、数人並んでいたので、そのまま列に並びました。先にホーエンシュヴァンガウ城へ向かいガイドツアーへ参加しました。庭園に咲いていたバラの香りがとってもいい香りでとても印象に残りました。ノイシュヴァンシュタイン城へは、バスで登り、入場時刻まで時間があったので、先につり橋からお城を見ました。偶然にも日本出発の前夜に、このつり橋からのノイシュヴァンシュタイン城をテレビで見たので、その数日後に実際に自分がそこにいるのがとっても不思議でした。つり橋は本当にシンプルなもので、高所恐怖症ではないはずなのですが、足がすくむ思いでした。でも本当に美しい景色でした。ツアーは口コミ通りの簡単なものでしたがそれなりに楽しめました。帰りは、馬車に乗って戻ってきました。歩いた方が早かったかもしれませんが、たまには馬車もいいものですね。
その後、バスでヴィース教会へ向かいました。本当に草原の中の教会でした。教会では結婚式が行われていて、とても荘厳な雰囲気で素晴らしかったです。若い方達の結婚式らしく、式の節目節目で、ギターと歌の演奏も入ったりして楽しい結婚式でした。その後、ミュンヘンへ戻りホテルへ行くと、staffの方が「この前も泊まったでしょ?覚えているよ、おかえりなさい!」と出迎えてくれました。

○7/1(日)レーゲンスブルク
 早朝ミュンヘンを出発し、予定どうりの列車でレーゲンスブルクに向かいましたが、途中で列車トラブルの為、その列車はミュンヘンに戻ることになりました。向かいの座席に座っていた女性が英語で教えてくれました。列車を変えるだけなのかと思ってホームで待っていましたがその気配もないので、乗務員に列車を乗り換えれば良いのか聞くと、バスで行くように言われたので駅前まで出ると、臨時バスが止まっていました。そこでそのバスに乗り、レーゲンスブルクに行くか聞いてみたのですが、そうだと良いのだけど。。というような返事しか返って来ませんでしたが、そのまま発車まで待ちました。運転手の説明は全てドイツ語だったので、良く分からなかったのですが、隣の席のおじさんにレーゲンスブルクに行きたい事をアピールしておいたので、違うなら教えてくれるかな〜と思いながらそのまま出発しました。そのおじさんは私がドイツ語はわからないと言っているのにもかかわらず、ずーっとドイツ語で話してくるので、適当に話を聞いていましたが、雰囲気でレーゲンスブルクに向かっているとか、何時に着きそうだとか話してくれている事は伝わってきました。予定より、1時間遅れで、無事にレーゲンスブルクへ到着し、大聖堂のミサへも間に合いました。ミサでは隣に座っていたご夫婦が敬虔なクリスチャンのようで、私に聖書を見せてくれたり、聖歌の番号を教えてくれたりしました。その後、ヴェルテンブルクへ向かいました。Kelheimからの船上で飲んだビールは忘れられません。心地良い風が本当に気持ちよくて、ドナウ川でカヌーをしたり、泳いだりしている人達に手を振ったりして楽しい時間を過ごしました。ここのホテルもとても居心地の良いホテルでしたし、初めてのバスタブのある部屋だったので、今までの旅の疲れを癒すことが出来ました。

○7/2(月)ニュルンベルク
 レーゲンスブルクを予定通りの列車で出発し、30分位すると列車が停止してしまいました。一面とうもろこし畑で景色が良かったので、のんびり眺めていましたが、気がつくと結構時間が経っていて、そういえば随分止まっているな〜と思い始めた頃、一人の男性が他の乗客の制止を振り切って列車のドアを開け、列車から降りてどこかへ行ってしまいました。突然の出来事であっけにとられてしまいました。ドアを無理矢理あけたので、ブザーが鳴り響いたままで、そのうちに乗務員がやってきましたが、だれもそのブザーを止めることが出来ませんでした。立ち去った男性を止めようとした乗客から説明を受けた乗務員もあきれた様子で、その一部始終を見ていておかしくなってしまいました。あの人はこのとうもろこし畑の真中で降りてどこへ行ってしまったんでしょうか?その後、水が配られたりしたものの、結局2時間以上停止していました。次の駅に到着したのは12:40を過ぎていましたし、上下線とも相当遅延しているようだったので、パッサウへ行くのは断念して、ニュルンベルクへ向かうことにしました。列車で、refund formを貰ったのですが、ドイツ語で書かれ
ていて良く分からないので、ニュルンベルクのDBのticket centerに行き、記入の仕方を教えてもらいました。そこのstaffがレイルパスのコピーをとってくれて、郵便も出しておいてくれるとの事だったのでお願いしてホテルへ向かいました。

○7/3(火)ニュルンベルク
 レイルパスを使って、バンベルクへ行きました。最終日だったのでのんびり過ごせて良かったと思います。バンベルクはとてもにぎやかな街でたくさんの観光客で賑わっていました。


旅行中は、毎日とても良い天気で、日差しが強いのですが、湿気はなく、風が本当に気持ち良くて、こんな夏だったらいいな〜〜と思いながら過ごしました。夕方ザーッと一雨降る日もありました。ドイツの人は皆さん親切でしたので、わからなくて困るということはありませんでした。緑も多く、本当にいい場所だな〜と思いましたし、人が気ままに過ごしている雰囲気が伝わってきて、自分自身の気持ちもとっても気ままになり、とてもリフレッシュできました。それと同時に、ドイツ語が理解できたらもっと楽しいだろうなと思いました。

今回、小林さんに資料から何から全て用意していただけたおかげで、とっても楽しい旅行が出来ました。大量の資料を受け取ったときは、どうしよう。。と思ったのですが、数日に分けておさらいし、実際に使ってみてあらためて、すごく分かりやすいことに気づかされました。とにかく使ってみてから、こういう事だったのか。。と思うことが沢山ありました。今度はドイツの北部に行ってみたいと思っています。その際はまたよろしくお願いいたします。本当に有難うございました。

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