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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 遠藤 英子
【2009年11月22日[Sun] ご出発】 海外

T様ご夫妻/アラビアンナイトに酔いしれて 魅惑のモロッコ&グルメなパリツアー 11日間

遠藤様

帰国後、たまっていた仕事、家の事をやり、ようやく少し落ち着きました。
実はこの3ヶ月ほど、結婚の準備や家のリノベーションをしたりとバタバタしていて、
この旅行も、結婚式1週間後に出発しました。

案外のんびり旅行になるかなぁと思いきや・・・さすがモロッコ、
エキサイティングで、アメージングな人と車と街並み。
疲れは、すぐにぶっ飛びました。

最初の都市、マラケシュでは、しょっぱなのバブーシュを買った時に、
早速、高い言い値を上手に値切れず買って失敗し、、、チップを渡すタイミングや
額についてもよく分からずに、モロッコ文化にただただ圧倒されるばかりでした。

2日目のリアドが、ダブル・ブッキングで宿泊できなかった時は、
さすがに不安になりましたが、嬉しくもアップ・グレードのリアドに宿泊でき、
マッサージもサービスされたことには、逆に感謝さえしました。
その節は、ご対応ありがとうございました。

さらに、
そのおかげでリアドの方と仲良くなり、美味しい地元のレストランを教えてもらったり、
買い物もスムーズにすることができました。

最初は親切にされる度に「騙されているのでは?」とか
「法外なチップを要求されるのでは??」と、いちいちビクビクしていましたが、
モロッコ人の人懐っこさや本当の親切にふれるうちに「まぁ、騙されるのも旅の醍醐味!」
と、様々な体験を楽しめる余裕が出てきました。

こういう異文化コミュニケーションを期待してたんです!!

4日目からは、いよいよ砂漠ツアー

ガイド兼ドライバーのAさんはとても親切で、運転もとても優しく、
道中、会話も弾みました。

しかし、ツアー初日は絶対、車酔いするだろうと思っていたので、
二人とも酔い止めの薬を飲んでたんです。
それが失敗でした。

その薬には眠気を誘う効果があり、途中から二人とも爆睡。
アイト・ベン・ハッドゥを見て、また爆睡。
オアシスに行ってお茶した後も爆睡、と、その日の車窓はあまり記憶にありません・・・。

次の日からは、薬は飲まずに存分に車窓を楽しみました。

いや~、そして砂漠は圧巻でした。
期待通り、いや、期待を超えるすばらしさで、果てしない地球を実感できました。

ラクダ引きのおじさんはとても気さくで、妻のことをとても気に入ったようで、
15分の予定だったラクダ散歩も、おそらく1時間程やってもらい、本当に満足。

そうそう、流れ星もたくさん見たんですよ。

その次に行ったフェズでは、ちょうど犠牲祭にあたり、
普段とは違うフェズの街が見られました。(とは言っても初めてのフェズですが・・・)

お店はほとんどクローズで、街のいたる所でヒツジの生首が焼かれ、皮が干され、
包丁を持った人がうろうろ・・・・・。
これが普段のフェズ!! だったら怖いですよね。

この日ガイドしてくださった、日本語ぺらぺらのHさんはとても素敵な方で、
今回の旅行No.1のカリスマ・ガイドさんでした。

犠牲祭でタクシーが超高額な上、つかまえにくいからと、
ご自分の車を出してくださったり、新婚旅行だからと金額交渉を助けてくださったり、
ほんと~~に良くして頂きました。

にもかかわらず、タクシー代を払わなかったことに後で気づき、
この旅で、たったひとつの心残りとなりました。
ほんとに、ごめんなさいです。


そうそう、今回の旅行の楽しみのひとつが「食事」でした。

事前に、モロッコ料理は飽きると言われていたのですが、
なんのなんの、全くそんなことはありませんでした!

最初から最後まで、すべて堪能しました。

何が溶けているのか分からないけど、めちゃくちゃ美味しいハリラ。
小皿ひとつひとつの味付けが違う、ボリューム満点でお得なモロッカンサラダ。
タジンも、チキン、ビーフ、ラムと、ありとあらゆる食材に挑戦しましたが、
どれを食べても、本当においしかったです。

なかでも、最後の犠牲祭の夜に食べたラムは最高でした。
おそらく、超・新鮮だったのでしょう(笑)

そして、モロッコからパリに飛び、2日間パリで美食三昧の予定だったんですが、、、
どうやら、モロッコで調子に乗りすぎたようです。

ヒツジの祟り、もとい、食中毒です。

まず妻がダウンし、パリ1日目は、午前中ルーブル美術館に行った後、
ほとんど寝ていて、その夜に、今度は私がダウン。

2日目は無理を押して、なんとかエッフェル塔や凱旋門をまわりました。

肝心の食事はほとんど摂る事ができず、どうしても何か食べてみたい!と
最後にクレープを無理やり、小さくなって弱った胃に詰め込んだのみです・・・。
そして、悲しい事にそのクレープ(チーズとハムと生クリーム(!)入りで
上に目玉焼きがのっている)がまた絶品でした。

せっかく紹介していただいたレストランにも、行くことができませんでした。(悔)

帰りの飛行機に乗る頃には、だいぶ良くなっており、というか、
日本に着いた頃には完治していました・・・。

最後の最後に、ご心配をおかけしました。


この旅行中、出会った方々、素敵なリアド、ホテル、
そして満足のいく行程、すべてが最高でした。

本当にありがとうございました。

また遠くに行く際は、是非利用させていただきます!


シュクラーン!


N.T&A.T

遠藤 英子 wrote:

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T様

あらためて、お帰りなさいませ!

まず、お二人には、心からのお礼を・・・。
アクシデントやトラブルにもかかわらず、ご旅行をお楽しみいただき、
お心のこもったお便りと、お写真をお送りいただきましたこと、
真摯に受け止めると同時に、本当に嬉しく、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます!

最初はリアドのオーバーブック、最後はご体調を崩されてしまわれて、
せっかくのご新婚旅行が、残念な思い出になってしまっていたら・・・と
不安だったのですが、リアドの件も前向きにご対処・ご了承いただき、
お便りを拝読すると、充実したご旅行であったことがうかがえて、
本当にホッと安心いたしました。

ところで、砂漠ツアーのドライバー・ガイドAさんは、
実は私もモロッコで、運転してもらったことがあるドライバーさんです。

フェズのガイドHさんも、よく知っているのですよ。
最初に会った時には、あまりにも日本語が上手なので、
もしかして、日系の方?と思ったくらいで・・・。(笑)
心遣いも出来るガイドさんなので、Hさんが担当の場合は、
いつも安心して、お客様をお任せできるのです。

今回は、やはり犠牲祭と重なってしまったようですが、
自身の車を出してくれるあたりは、さすが・・・と驚きました。
私からも、現地手配会社を通して、T様ご夫妻のお気持ちとお言葉を
お伝えさせていただきますね。

私自身は、モロッコに限らず、イスラムの「犠牲祭」に
居合わせたことが無く(残念なのですが)、なかなか味わえない
雰囲気をお感じになることができて、実は少しうらやましく思って
いるのです。

砂漠では、お天気に恵まれ、流れ星もたくさんご覧になれて、
本当に良かったですね♪
ラクダのお散歩も、そんなに長時間のサービス!(笑)
(お尻は大丈夫でしたか?)

お食事も、モロッコでは堪能なさったご様子。
まれに「口に合わない」とお感じなる方もいらっしゃるのですが、
各種のタジンやサラダ、ハリーラもお楽しみいただけて良かったです。

それにしても、パリでは返す返す、残念でしたね。。。
でも、パリはきっとまた、いらっしゃるチャンスがあるはず!

それから個人的には、スペインとの国境「アキテーヌ地方」、
いわゆる「フレンチ・バスク」が、景色や街並みだけでなく、
美食という意味でもとってもオススメなので、ぜひワインで有名な
ボルドーと組み合わせて、訪れていただきたいと思います。

この度は弊社をご利用いただき、誠にありがとうございました。
T様ご夫妻からの、またのお声がけを心よりお待ちしております。

2回目以降のお客様は、全エリアに対応させていただいておりますので、
お気軽に「今度は、ここへ行きたいのだけれど・・・」とお便りいただけると
嬉しいです。

ご旅行前(ご出発前夜も、遅くまでお仕事なさってましたものね)も
お戻りになってからも、とてもお忙しいご様子ですが、年の瀬も迫り、
ぐっと寒くなってまいりましたので、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。

担当コンシェルジュ:遠藤 英子

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