~ケアンズ・エアーズロック・アデレード・シドニー 8日間~ ウェブトラベル 佐藤 様 1月30日から2月6日まで、オーストラリアへ新婚旅行に行っていたSです。 すぐに報告メールを出すつもりだったのですが、 いろいろあった旅行のことを事細かに書いていたら どんどん長くなってしまい、途中で挫折してしまいました…。 もう帰国してから1ヶ月経とうかというほど放置してしまい、 本当に申し訳ありません。 というわけで、なるべくダイジェスト版で報告いたします。 それでも長いですが…。 ○1月30日 佐藤さんから飛行機欠航の連絡を受けて(その間いろいろありましたが) 関空へと向かい、運よく別の便に乗れるようになったわたしたち。 手書きの航空券なんて初めて見ました…。 その後同じ飛行機に乗るはずだったSGさんご夫妻も 待合にいらっしゃって、お互い無事に乗れることを祝して記念撮影☆ SGさんご夫妻の航空券は手書きじゃなくてちゃんとしたものだったし、 席も二人席になったようで、実はうらやましかったです。 わたしたちは4人席の端2席だったので…。 ただ、それがあったからこそ、その後幸運に恵まれたのかな?と、 後から思いました。 ○1月31日 無事にケアンズに着いて、ホテルまでの送迎は日本語で対応していただけましたし、 (お迎えのリコンファームも空港に着いたときにやってもらえました♪)、 キュランダツアーもめちゃめちゃよかったです!! 往復とも鉄道でいいと思っていたわたしですが、 スカイレールは予想していたよりずっと楽しかったです♪ 乗り場に着くと、発券機のシステムがダウンしたか何かで スカイレールの切符も手書きだったんです。 ガイドさんが「こんなの初めてです、レアですよ~!!」って うれしそうに渡してくださったんですけど、 残念ながら航空券が手書きだったわたしたちにとってはあまり 衝撃でもなく…。 「はぁ…」としか返せませんでした(笑)。 熱帯雨林の植物たちはみんな生命力にあふれていて圧倒されましたし、 ガイドさんに教えていただいた、青い蝶を3羽見ると幸せになれる という伝説も、3羽は無理でしたけど1羽だけ見ることができて なんだか幸せな気持ちになれました♪ キュランダでは半日だったのであんまりゆっくりとは過ごせませんでしたが、 それでも目的のコアラ抱っこはできましたし (旦那がめっちゃ笑顔の写真になっていて、 撮ってくださった動物園の方々からも「Nice smile!」とか言われて笑えました) 暑さでだらけまくりのカンガルーたちも見られましたし、 ドイツ人が経営しているホットドックのお店で久しぶりに ドイツ語の会話ができて、 (わたしはドイツに留学していたことがあります。 って言ってませんでしたよね…ごめんなさい) とても楽しかったです! そして一番メインのキュランダ鉄道はわたしの期待以上にステキでした!!! 景色は最高だし、鉄道の雰囲気もレトロでよかったです。 ゆーっくり走る鉄道の揺れ具合がまた心地よく、途中で寝ちゃったりも しましたけど(笑)。 でも外を眺めているだけでも全然飽きなくて、 疲れがなければきっとずっと起きていたと思います! ○2月1日 エアーズロックへと向かいます。 途中で3日のカンガルー島ツアーのリコンファームをしました。 高度が下がるにつれて赤茶けた大地が見え始め、 ホントに砂漠の気候なんだなーと実感。 空港が小さくて、滑走路が神戸空港と同じく一本だけで、 勝手に懐かしく思ってました。 お迎えは日本語対応だから日本人の方かなーと思っていたら、 アラブ系のお顔の方が流暢に日本語を操っていらしたので びっくりしました。すごいですねぇ。 バスの中で、エアーズロックではみんな20分ごとに水分を取ります、 というような説明をされ、うわ、めっちゃ水買わなあかん~!!って思いました。 ホテルに着いて荷物を置いたら早速スーパーへ向かったのですが、 すぐ隣だったので楽チンでよかったです♪ それでもそのちょっとの距離の間に、体から水分が出て行くような 感覚がしたのでこれは相当だなーと思いました…。 水は600ml×6本が安かったのでそれを買いましたけど、下手したら もっと必要になったかもしれません。 水をゲットしてから、一番近くの展望台へと向かいました。 歩きながら、のどが渇く渇く…。 ひとまずウルルをバックに写真を撮って満足しました♪ 夕方からは「ラクダサンセットツアー」に参加です。 日本人の方が一人ついてくださって、ガイドさんの説明を訳しながら、 ご自身でご存知のことも教えてくださいながらのツアー参加となりました。 ポニーや馬にも乗ったことがない中での初めてのラクダ乗りでしたが、 マーフィー(わたしたちを乗せてくれたラクダです)が立ち上がるときの 衝撃は結構すごかったんですけど、歩くときは比較的安定していました。 まぁ時々草を求めて寄り道をしちゃったりするので、そのときはちょっと 激しく動いてましたけど。 わたしたちは列の最後尾で、そこには大体は気性の荒くない、 落ち着いた子を持ってくるそうです。 なのでマーフィーも安定感があったようです。 小学校の集団登校でも、副班長さんはしっかり者でないといけませんもんね。 ラクダツアーですが、日本人はわたしたちだけで、 あとはオーストラリアや諸外国からいらっしゃった方ばかりが 参加されていて、ガイドさんの説明を通訳していただくときには、 なんだか周りに申し訳ないなーって思ってしまいました。 自分たちのわからない言語で会話されると、何を話しているんだか わからないから嫌な気分になる人もいますし。 何より、彼らと一緒にツアーに参加している感が薄れてしまったのが少し残念です。 説明がよくわかるという利点はもちろんあるんですけどね。 旦那は日本語で説明してもらえたのがよかったみたいです。 ホテルに戻ってニュースを見ると、ケアンズにサイクロン「Yasi」が 近づいているとのこと…。 もう一日ずれていたら動けなくなっていたかも!?と安堵しつつ、 SGさんご夫妻が気にかかりました。 ○2月2日 ウルルサンライズツアーに参加しました。 朝は4時頃に起きたような…。 このとき、国立公園の入園券を日本人のガイドさんから買ったのですが、 クレジットカードは使えず、現金払いのみでした。 国立公園の入り口で買うのならカード払いもできるみたいですが、 ホテルにお迎えに来てくださるガイドさんにその場で払わないといけないので 現金でないとダメとのことでした。 わたしたちの手持ちがちょっとだけ足りず、レートは悪いけどホテルで 換金してもらうことになってしまいました。 (今後ツアーに参加される方には、あらかじめ現金を用意しておいた方が いいということをお伝えください!!) ところでこのツアー、わたしは勝手に、ウルルに登ってそこで朝日が昇るのを 眺めながら朝食をとるんだと思い込んでいました。 ちゃんと説明を読んでいればきっと、ウルルで朝食なんて絶対許されないって わかるんでしょうけど。 実際は、ウルルが朝日にきらめく様を眺めながら朝食をとり、 その後可能であればウルルに登りましょう、無理な場合は周辺散策をします、 というツアーでした。 ウルルって眺めているだけでも、包みこまれるような、 まさに「母なる大地」という言葉がぴったりの場所だなーと感じました。 アボリジニの方々が聖地と崇めるのもわかります。 そして、そんなところに登ろうという気持ちは、わからなくもないけれど、 やっぱりおこがましいような気がし始めていたところ、登山口には 「FORECAST RAIN」の表示…。 天気予報が雨のため、登れませんとのことでした。 全然雨降りそうにないんですけどね……。 複雑な気持ちを抱えながらも、「登ってはいけないよ」との 天の(?)お告げだろうと感じたわたしでした。 旦那は登りたかったみたいですが。 そのあたりは、男女で感じ方の違いとかもあるのかなーと少し思いました。 周辺散策ツアーは、登山をしていたら見ることができない部分を 見られたりして、わたしは満足しました。 やっぱり聖地なんだなーと。 というわけで、「壮大な大地」の一部にそっと触れてエアーズロックを 後にしました。 シドニーで乗り換えて、アデレードへと向かいます。 毎回時刻を合わせないといけないのが面倒でした…。 アデレード空港で出迎えてくれた運転手さんはとても優しそうで、 帰りのお迎えのリコンファームも快く受けてくれました。 ホテルは佐藤さんの案内にあったとおり、洗濯機などの付いた アパートメント型の部屋で、とても快適でした♪ あ、タオルなどもちゃんときれいなものが用意されていましたよ! そして早速洗濯しました。 うっかりして洗濯用ネットを持ってくるのを忘れてしまったので、 全部は洗えませんでしたけど…。 テレビはサイクロンYasiの話題で持ちきりでした。 ○2月3日 夜明け前からカンガルー島ツアーのバスを待ち、乗り込むと意外と人が多い…。 途中でさらに合流したので、バスの中は満席になりました。 カンガルー島ってそんなに人気なのね、と少しびっくりしながら、 バスの運転手さんの説明があまり聞き取れないので諦めてうたた寝していると、 フェリー乗り場に到着しました。 フェリーの中も結構いっぱいで、食べ物や飲み物なんかも売られていて、 なんだか楽しい雰囲気であふれていました。 思いっきり波に揺られている船内を移動しながら甲板に出ると、 お天気がいいのもあってかなりの人がいました。 晴れてよかったなーと思いつつ、気にかかるのはSGさんご夫妻…。 カンガルー島に到着すると、なんだかよくわからないままにツアーバスに 振り分けられて、 ワイルドな雰囲気のおっちゃんが運転するバスに乗り込みました。 まずはシールベイ。 アシカたちが思い思いに浜辺で寝そべっているのを眺めながら、 ガイドさんの説明を聞こうとしましたがあまり聞こえないし聞き取れない…。 諦めてアシカを眺めて写真を撮っていました。 ちなみにわたしのデジカメ、結婚式の後そのまま持ってきていた ということもあり、エアーズロックで充電が切れてしまいました。 しかも充電器は持ってきておらず…。 なので、かなり久しぶりに使い捨てカメラを使いました☆ その後、お昼ごはんへ。 テーブルが一緒になったドイツ人のおじさんやイタリア人っぽい男性と おしゃべりしながら、なんだかよくわからないものも食べました(笑)。 楽しかったですけど♪ それから、野鳥園のような場所へ移動し、係りの女性が連れてくる 鷲やふくろうやワライカワセミたちの芸を見つつ、わたしの心は 「いつカンガルーと出会えるのー!!」と思っていました。 その後も景色のよいところをいくつか回り、それぞれ楽しかったのですが、 カンガルーとは出会えず。 ようやく運転手さんが言いました。 「コアラ園へ向かいます。カンガルーやコアラがいます。 ただし、滞在時間は10分です。」…!?聞き間違いか!?と思い、 バスを降りるときに 「10分しかないって聞こえたんですけど…」と確認すると、 そのとおりだとのお返事。 最初の方はさんざんゆっくりしておいて、わたしの中では 一番メインだったはずのカンガルーとの触れ合いタイムが なぜそんなに短いの~~~~~!!!!! と理不尽に思いながらもカンガルーと写真を撮り、 コアラを木の間から探し、あっという間に時間が来てしまいました。 カンガルーにパンチを繰り出されるどころか、食べ物を奪われる時間も ありませんでした…。 そのままバスはフェリー乗り場へ。 夕飯はどうなるんだろうと思っていたわたしですが、 運転手さんが説明を始めました。 「フィッシュアンドチップスのお店とピザ屋があります。 ○時○分までにまた戻ってきてください。」 というわけで、とりあえずフィッシュアンドチップスのお店に向かいましたが、 クレジットカードが使えずピザ屋さんへ。 クレジットカードOKとのことで、Mサイズのピザをひとつ頼んで 旦那と半分こしました。 ピザ以外のものを食べたい方、フェリー内で何か食べたり飲んだりされたい方には、 現金を持っていくことをお薦めします。 それから帰りのフェリーに乗り込み、ホテルまでのバスに乗り換え、 ほとんど寝ながらも途中で旦那に起こされて見た アデレードの夜景に感動しつつ(佐藤さんのメモ書きのおかげです♪)、 無事帰ったのでした。 ○2月4日 迎えに来てくれた運転手さん(行きと同じ人)に、初めてチップを渡しました。 小銭がほとんど残っていなかったので、気持ち程度ですが。 というのも、他のホテルから乗ってきたご婦人方がチップをジャラジャラと 渡していたので、やっぱりわたしたちも渡さないとと思ったのです…。 少なくてごめんなさい。 最終目的地のシドニーへと向かいます。 これまで全日晴れだったわたしたちの旅、シドニーも晴れました。 思いっきり晴れていて、暑すぎました。 そして空港では、お迎えの人と会えませんでした…!! たまたま同じ会社のお兄ちゃんが声を掛けてくれて、 他の人たちと一緒に乗せてってくれたのでよかったのですが。 一時は自分たちでタクシーでも乗っていくしかないかと思いました。 ホテルに着くと、さすがはスイスホテル!ポーターさんがついて、 とても紳士的でした。部屋もきれいー!! それはともかくお土産を買うのにいい場所がないかとか、 いろんな情報をゲットしたいなーということで、 佐藤さんから送られてきた資料にあったホリディツアーラウンジへと 向かいました。 が、閉まる直前だったこともあってか、なんせお姉さん方の対応が めっちゃ冷たい…。もういいやって思ってしまいました。 スーパーも近くにあったし、水やとりあえずのお土産ティムタムを 大量購入して、あとは何とかなるなる!ということで、 その日の夕飯は奮発してすぐ近くのタワーのレストランでビュッフェを いただきました。 おなかいっぱい食べてホテルに戻ると、なぜかテーブルの上に たくさんの果物と冷やされたワインが!! ホテル内に電話を掛けてたどたどしい英語で 「ルームサービスなんて頼んでません!!」と説明したところ、 では引き取りに行きますとのお返事。 一息ついていると、電話が鳴りました。 えらいテンションの高い女性の声で、 「あなたたちはハネムーンなんでしょ!?それはパッケージに含まれているのよ!!」 とのこと。 「え、ホンマに!?ええのん!?」と、喜び半分、驚き半分。 佐藤さん、その節はびっくりの演出を、どうもありがとうございました!! かなりうれしかったです♪ ○2月5日 朝食はホテルのビュッフェ。 いろんな種類があって、かなり満腹になりました♪ 前日のサプライズのフルーツがほとんど食べられなかったので、 (おなかいっぱいで)それも食べていたらホントにおなかいっぱいになってしまいました。 シドニーに来たんだからオペラハウスを見たい、ということで、 向かうことに。 その前に…と、旦那が前日に電話帳とにらめっこして調べていたらしい、 彼の趣味である釣りの道具を売っているお店に向かうことに。 オーストラリアでは基本的にわたしがメインでお店の人との会話を担当して いたのですが、釣具店に入ったとたん、彼のテンションはMAXになって お店の人ともしゃべるしゃべる。 わたしのわからない専門用語(?)もバンバン使って、片言の英語で しゃべっていました。 …もっと早くにそのやる気を出してほしかった…。 その後、電車に乗ってオペラハウスへと向かいます。 前日まで大自然に囲まれていたわたしたち、シドニーの都会っぷりに ちょっとクラクラ…暑さにもクラクラでした。 オペラハウスへ向かう途中にも何軒かおみやげ物屋さんを覗いたりしつつ、 最後の写真を撮りつつ、オペラハウスを存分に楽しみました。 それからデューティーフリーショップを見たり、ケンドーンのお店を覗いたり、 普通のおみやげ物屋さんでもいろいろ買いました。 最終的にデューティーフリーショップから、 最寄のホテルまでの送迎バスを使って帰ってこられたので、かなり楽でした。 電車は往復切符を買っていたのでちょっともったいなかったですけど…。 サイクロンYasiは、もう勢力はなくなったみたいで、一安心。 翌日は何事もなく帰れるといいなぁ。 ○2月6日 オーストラリア最終日。あとはもう日本に帰るだけです。 朝食ビュッフェの時間より前に出発しなければならないので、 ボックスブレックファストをホテルからいただきました。 渡されたのは、ケーキの箱二つ。 食べる時間もないかもしれないので、お迎えバスを待つ間にホテルの椅子で ババっと食べることに。 そして、開けてびっくり玉手箱のボックスブレックファストは、 前日のビュッフェの内容からは想像もできないものでした。 ・ミニチョコクロワッサンひとつ ・りんご一個 ・ヨーグルト1つ(しかも4個セットのうちの1つ) ・りんごジュース一本 以上です。 せめて、ミニチョコクロワッサンをもう1つ2つは入れておいてほしかった…!! なんだか切ない1日の始まりでした。 空港に着くと、わたしたちがもらったのと同じようなケーキの箱が ゴミ箱からわんさかあふれていました。 きっとどこのホテルも同じような朝食を用意していたのでしょうね。 シドニーの空港でSGさんご夫妻と再会。 ケアンズに滞在してらっしゃったので、その後どうなったのか聞いてみると、 グリーン島へのツアーはキャンセルとなり、 部屋に引きこもってばかりでテレビを見たりガイドブックを 読むくらいしかやることがなかったとのこと。 しかも非常食を支給され、何ともレアな体験をされたそうです。 ってそのあたりは蜜に連絡を取っていらしたという佐藤さんの方が よくご存知かと思いますが。 めっちゃ気にしてくださって、SGさんも感謝してらっしゃいました! 個人で担当してくださるって、そのあたりもありがたいなーと思いました。 さて、わたしたちの便はシドニーから一度ケアンズで乗り換え、 それから関空に着くというものです。 ケアンズではサイクロンも弱まったとはいえ、 なんだか不安に思っていました。 案の定、 「ケアンズ上空の気流が乱れているため、 当機はしばらく旋回して様子を見ます」との放送が。 しばらく待たされ、かなり揺れましたが、何とか降り立つことができました。 ケアンズからは特に何事もなく、関空にたどり着いてSGさんご夫妻とも お別れし、こうしてわたしたちのドタバタ新婚旅行は幕を閉じました。 …やっぱり長くなってしまいました。ごめんなさい。 いろいろとありましたが、それもまたいい思い出です。 佐藤さんに担当していただいて、本当によかったなーと思いました。 また今後オーストラリアに行くことがあれば、どうぞよろしくお願いいたします! それでは、また!! S
(現在: 87 名)
イタリア
フランス
スペイン
S様/壮大な大地に触れてカンガルーのパンチをかわす旅
~ケアンズ・エアーズロック・アデレード・シドニー 8日間~
ウェブトラベル 佐藤 様
1月30日から2月6日まで、オーストラリアへ新婚旅行に行っていたSです。
すぐに報告メールを出すつもりだったのですが、
いろいろあった旅行のことを事細かに書いていたら
どんどん長くなってしまい、途中で挫折してしまいました…。
もう帰国してから1ヶ月経とうかというほど放置してしまい、
本当に申し訳ありません。
というわけで、なるべくダイジェスト版で報告いたします。
それでも長いですが…。
○1月30日
佐藤さんから飛行機欠航の連絡を受けて(その間いろいろありましたが)
関空へと向かい、運よく別の便に乗れるようになったわたしたち。
手書きの航空券なんて初めて見ました…。
その後同じ飛行機に乗るはずだったSGさんご夫妻も
待合にいらっしゃって、お互い無事に乗れることを祝して記念撮影☆
SGさんご夫妻の航空券は手書きじゃなくてちゃんとしたものだったし、
席も二人席になったようで、実はうらやましかったです。
わたしたちは4人席の端2席だったので…。
ただ、それがあったからこそ、その後幸運に恵まれたのかな?と、
後から思いました。
○1月31日
無事にケアンズに着いて、ホテルまでの送迎は日本語で対応していただけましたし、
(お迎えのリコンファームも空港に着いたときにやってもらえました♪)、
キュランダツアーもめちゃめちゃよかったです!!
往復とも鉄道でいいと思っていたわたしですが、
スカイレールは予想していたよりずっと楽しかったです♪
乗り場に着くと、発券機のシステムがダウンしたか何かで
スカイレールの切符も手書きだったんです。
ガイドさんが「こんなの初めてです、レアですよ~!!」って
うれしそうに渡してくださったんですけど、
残念ながら航空券が手書きだったわたしたちにとってはあまり
衝撃でもなく…。
「はぁ…」としか返せませんでした(笑)。
熱帯雨林の植物たちはみんな生命力にあふれていて圧倒されましたし、
ガイドさんに教えていただいた、青い蝶を3羽見ると幸せになれる
という伝説も、3羽は無理でしたけど1羽だけ見ることができて
なんだか幸せな気持ちになれました♪
キュランダでは半日だったのであんまりゆっくりとは過ごせませんでしたが、
それでも目的のコアラ抱っこはできましたし
(旦那がめっちゃ笑顔の写真になっていて、
撮ってくださった動物園の方々からも「Nice smile!」とか言われて笑えました)
暑さでだらけまくりのカンガルーたちも見られましたし、
ドイツ人が経営しているホットドックのお店で久しぶりに
ドイツ語の会話ができて、
(わたしはドイツに留学していたことがあります。
って言ってませんでしたよね…ごめんなさい)
とても楽しかったです!
そして一番メインのキュランダ鉄道はわたしの期待以上にステキでした!!!
景色は最高だし、鉄道の雰囲気もレトロでよかったです。
ゆーっくり走る鉄道の揺れ具合がまた心地よく、途中で寝ちゃったりも
しましたけど(笑)。
でも外を眺めているだけでも全然飽きなくて、
疲れがなければきっとずっと起きていたと思います!
○2月1日
エアーズロックへと向かいます。
途中で3日のカンガルー島ツアーのリコンファームをしました。
高度が下がるにつれて赤茶けた大地が見え始め、
ホントに砂漠の気候なんだなーと実感。
空港が小さくて、滑走路が神戸空港と同じく一本だけで、
勝手に懐かしく思ってました。
お迎えは日本語対応だから日本人の方かなーと思っていたら、
アラブ系のお顔の方が流暢に日本語を操っていらしたので
びっくりしました。すごいですねぇ。
バスの中で、エアーズロックではみんな20分ごとに水分を取ります、
というような説明をされ、うわ、めっちゃ水買わなあかん~!!って思いました。
ホテルに着いて荷物を置いたら早速スーパーへ向かったのですが、
すぐ隣だったので楽チンでよかったです♪
それでもそのちょっとの距離の間に、体から水分が出て行くような
感覚がしたのでこれは相当だなーと思いました…。
水は600ml×6本が安かったのでそれを買いましたけど、下手したら
もっと必要になったかもしれません。
水をゲットしてから、一番近くの展望台へと向かいました。
歩きながら、のどが渇く渇く…。
ひとまずウルルをバックに写真を撮って満足しました♪
夕方からは「ラクダサンセットツアー」に参加です。
日本人の方が一人ついてくださって、ガイドさんの説明を訳しながら、
ご自身でご存知のことも教えてくださいながらのツアー参加となりました。
ポニーや馬にも乗ったことがない中での初めてのラクダ乗りでしたが、
マーフィー(わたしたちを乗せてくれたラクダです)が立ち上がるときの
衝撃は結構すごかったんですけど、歩くときは比較的安定していました。
まぁ時々草を求めて寄り道をしちゃったりするので、そのときはちょっと
激しく動いてましたけど。
わたしたちは列の最後尾で、そこには大体は気性の荒くない、
落ち着いた子を持ってくるそうです。
なのでマーフィーも安定感があったようです。
小学校の集団登校でも、副班長さんはしっかり者でないといけませんもんね。
ラクダツアーですが、日本人はわたしたちだけで、
あとはオーストラリアや諸外国からいらっしゃった方ばかりが
参加されていて、ガイドさんの説明を通訳していただくときには、
なんだか周りに申し訳ないなーって思ってしまいました。
自分たちのわからない言語で会話されると、何を話しているんだか
わからないから嫌な気分になる人もいますし。
何より、彼らと一緒にツアーに参加している感が薄れてしまったのが少し残念です。
説明がよくわかるという利点はもちろんあるんですけどね。
旦那は日本語で説明してもらえたのがよかったみたいです。
ホテルに戻ってニュースを見ると、ケアンズにサイクロン「Yasi」が
近づいているとのこと…。
もう一日ずれていたら動けなくなっていたかも!?と安堵しつつ、
SGさんご夫妻が気にかかりました。
○2月2日
ウルルサンライズツアーに参加しました。
朝は4時頃に起きたような…。
このとき、国立公園の入園券を日本人のガイドさんから買ったのですが、
クレジットカードは使えず、現金払いのみでした。
国立公園の入り口で買うのならカード払いもできるみたいですが、
ホテルにお迎えに来てくださるガイドさんにその場で払わないといけないので
現金でないとダメとのことでした。
わたしたちの手持ちがちょっとだけ足りず、レートは悪いけどホテルで
換金してもらうことになってしまいました。
(今後ツアーに参加される方には、あらかじめ現金を用意しておいた方が
いいということをお伝えください!!)
ところでこのツアー、わたしは勝手に、ウルルに登ってそこで朝日が昇るのを
眺めながら朝食をとるんだと思い込んでいました。
ちゃんと説明を読んでいればきっと、ウルルで朝食なんて絶対許されないって
わかるんでしょうけど。
実際は、ウルルが朝日にきらめく様を眺めながら朝食をとり、
その後可能であればウルルに登りましょう、無理な場合は周辺散策をします、
というツアーでした。
ウルルって眺めているだけでも、包みこまれるような、
まさに「母なる大地」という言葉がぴったりの場所だなーと感じました。
アボリジニの方々が聖地と崇めるのもわかります。
そして、そんなところに登ろうという気持ちは、わからなくもないけれど、
やっぱりおこがましいような気がし始めていたところ、登山口には
「FORECAST RAIN」の表示…。
天気予報が雨のため、登れませんとのことでした。
全然雨降りそうにないんですけどね……。
複雑な気持ちを抱えながらも、「登ってはいけないよ」との
天の(?)お告げだろうと感じたわたしでした。
旦那は登りたかったみたいですが。
そのあたりは、男女で感じ方の違いとかもあるのかなーと少し思いました。
周辺散策ツアーは、登山をしていたら見ることができない部分を
見られたりして、わたしは満足しました。
やっぱり聖地なんだなーと。
というわけで、「壮大な大地」の一部にそっと触れてエアーズロックを
後にしました。
シドニーで乗り換えて、アデレードへと向かいます。
毎回時刻を合わせないといけないのが面倒でした…。
アデレード空港で出迎えてくれた運転手さんはとても優しそうで、
帰りのお迎えのリコンファームも快く受けてくれました。
ホテルは佐藤さんの案内にあったとおり、洗濯機などの付いた
アパートメント型の部屋で、とても快適でした♪
あ、タオルなどもちゃんときれいなものが用意されていましたよ!
そして早速洗濯しました。
うっかりして洗濯用ネットを持ってくるのを忘れてしまったので、
全部は洗えませんでしたけど…。
テレビはサイクロンYasiの話題で持ちきりでした。
○2月3日
夜明け前からカンガルー島ツアーのバスを待ち、乗り込むと意外と人が多い…。
途中でさらに合流したので、バスの中は満席になりました。
カンガルー島ってそんなに人気なのね、と少しびっくりしながら、
バスの運転手さんの説明があまり聞き取れないので諦めてうたた寝していると、
フェリー乗り場に到着しました。
フェリーの中も結構いっぱいで、食べ物や飲み物なんかも売られていて、
なんだか楽しい雰囲気であふれていました。
思いっきり波に揺られている船内を移動しながら甲板に出ると、
お天気がいいのもあってかなりの人がいました。
晴れてよかったなーと思いつつ、気にかかるのはSGさんご夫妻…。
カンガルー島に到着すると、なんだかよくわからないままにツアーバスに
振り分けられて、
ワイルドな雰囲気のおっちゃんが運転するバスに乗り込みました。
まずはシールベイ。
アシカたちが思い思いに浜辺で寝そべっているのを眺めながら、
ガイドさんの説明を聞こうとしましたがあまり聞こえないし聞き取れない…。
諦めてアシカを眺めて写真を撮っていました。
ちなみにわたしのデジカメ、結婚式の後そのまま持ってきていた
ということもあり、エアーズロックで充電が切れてしまいました。
しかも充電器は持ってきておらず…。
なので、かなり久しぶりに使い捨てカメラを使いました☆
その後、お昼ごはんへ。
テーブルが一緒になったドイツ人のおじさんやイタリア人っぽい男性と
おしゃべりしながら、なんだかよくわからないものも食べました(笑)。
楽しかったですけど♪
それから、野鳥園のような場所へ移動し、係りの女性が連れてくる
鷲やふくろうやワライカワセミたちの芸を見つつ、わたしの心は
「いつカンガルーと出会えるのー!!」と思っていました。
その後も景色のよいところをいくつか回り、それぞれ楽しかったのですが、
カンガルーとは出会えず。
ようやく運転手さんが言いました。
「コアラ園へ向かいます。カンガルーやコアラがいます。
ただし、滞在時間は10分です。」…!?聞き間違いか!?と思い、
バスを降りるときに
「10分しかないって聞こえたんですけど…」と確認すると、
そのとおりだとのお返事。
最初の方はさんざんゆっくりしておいて、わたしの中では
一番メインだったはずのカンガルーとの触れ合いタイムが
なぜそんなに短いの~~~~~!!!!!
と理不尽に思いながらもカンガルーと写真を撮り、
コアラを木の間から探し、あっという間に時間が来てしまいました。
カンガルーにパンチを繰り出されるどころか、食べ物を奪われる時間も
ありませんでした…。
そのままバスはフェリー乗り場へ。
夕飯はどうなるんだろうと思っていたわたしですが、
運転手さんが説明を始めました。
「フィッシュアンドチップスのお店とピザ屋があります。
○時○分までにまた戻ってきてください。」
というわけで、とりあえずフィッシュアンドチップスのお店に向かいましたが、
クレジットカードが使えずピザ屋さんへ。
クレジットカードOKとのことで、Mサイズのピザをひとつ頼んで
旦那と半分こしました。
ピザ以外のものを食べたい方、フェリー内で何か食べたり飲んだりされたい方には、
現金を持っていくことをお薦めします。
それから帰りのフェリーに乗り込み、ホテルまでのバスに乗り換え、
ほとんど寝ながらも途中で旦那に起こされて見た
アデレードの夜景に感動しつつ(佐藤さんのメモ書きのおかげです♪)、
無事帰ったのでした。
○2月4日
迎えに来てくれた運転手さん(行きと同じ人)に、初めてチップを渡しました。
小銭がほとんど残っていなかったので、気持ち程度ですが。
というのも、他のホテルから乗ってきたご婦人方がチップをジャラジャラと
渡していたので、やっぱりわたしたちも渡さないとと思ったのです…。
少なくてごめんなさい。
最終目的地のシドニーへと向かいます。
これまで全日晴れだったわたしたちの旅、シドニーも晴れました。
思いっきり晴れていて、暑すぎました。
そして空港では、お迎えの人と会えませんでした…!!
たまたま同じ会社のお兄ちゃんが声を掛けてくれて、
他の人たちと一緒に乗せてってくれたのでよかったのですが。
一時は自分たちでタクシーでも乗っていくしかないかと思いました。
ホテルに着くと、さすがはスイスホテル!ポーターさんがついて、
とても紳士的でした。部屋もきれいー!!
それはともかくお土産を買うのにいい場所がないかとか、
いろんな情報をゲットしたいなーということで、
佐藤さんから送られてきた資料にあったホリディツアーラウンジへと
向かいました。
が、閉まる直前だったこともあってか、なんせお姉さん方の対応が
めっちゃ冷たい…。もういいやって思ってしまいました。
スーパーも近くにあったし、水やとりあえずのお土産ティムタムを
大量購入して、あとは何とかなるなる!ということで、
その日の夕飯は奮発してすぐ近くのタワーのレストランでビュッフェを
いただきました。
おなかいっぱい食べてホテルに戻ると、なぜかテーブルの上に
たくさんの果物と冷やされたワインが!!
ホテル内に電話を掛けてたどたどしい英語で
「ルームサービスなんて頼んでません!!」と説明したところ、
では引き取りに行きますとのお返事。
一息ついていると、電話が鳴りました。
えらいテンションの高い女性の声で、
「あなたたちはハネムーンなんでしょ!?それはパッケージに含まれているのよ!!」
とのこと。
「え、ホンマに!?ええのん!?」と、喜び半分、驚き半分。
佐藤さん、その節はびっくりの演出を、どうもありがとうございました!!
かなりうれしかったです♪
○2月5日
朝食はホテルのビュッフェ。
いろんな種類があって、かなり満腹になりました♪
前日のサプライズのフルーツがほとんど食べられなかったので、
(おなかいっぱいで)それも食べていたらホントにおなかいっぱいになってしまいました。
シドニーに来たんだからオペラハウスを見たい、ということで、
向かうことに。
その前に…と、旦那が前日に電話帳とにらめっこして調べていたらしい、
彼の趣味である釣りの道具を売っているお店に向かうことに。
オーストラリアでは基本的にわたしがメインでお店の人との会話を担当して
いたのですが、釣具店に入ったとたん、彼のテンションはMAXになって
お店の人ともしゃべるしゃべる。
わたしのわからない専門用語(?)もバンバン使って、片言の英語で
しゃべっていました。
…もっと早くにそのやる気を出してほしかった…。
その後、電車に乗ってオペラハウスへと向かいます。
前日まで大自然に囲まれていたわたしたち、シドニーの都会っぷりに
ちょっとクラクラ…暑さにもクラクラでした。
オペラハウスへ向かう途中にも何軒かおみやげ物屋さんを覗いたりしつつ、
最後の写真を撮りつつ、オペラハウスを存分に楽しみました。
それからデューティーフリーショップを見たり、ケンドーンのお店を覗いたり、
普通のおみやげ物屋さんでもいろいろ買いました。
最終的にデューティーフリーショップから、
最寄のホテルまでの送迎バスを使って帰ってこられたので、かなり楽でした。
電車は往復切符を買っていたのでちょっともったいなかったですけど…。
サイクロンYasiは、もう勢力はなくなったみたいで、一安心。
翌日は何事もなく帰れるといいなぁ。
○2月6日
オーストラリア最終日。あとはもう日本に帰るだけです。
朝食ビュッフェの時間より前に出発しなければならないので、
ボックスブレックファストをホテルからいただきました。
渡されたのは、ケーキの箱二つ。
食べる時間もないかもしれないので、お迎えバスを待つ間にホテルの椅子で
ババっと食べることに。
そして、開けてびっくり玉手箱のボックスブレックファストは、
前日のビュッフェの内容からは想像もできないものでした。
・ミニチョコクロワッサンひとつ
・りんご一個
・ヨーグルト1つ(しかも4個セットのうちの1つ)
・りんごジュース一本
以上です。
せめて、ミニチョコクロワッサンをもう1つ2つは入れておいてほしかった…!!
なんだか切ない1日の始まりでした。
空港に着くと、わたしたちがもらったのと同じようなケーキの箱が
ゴミ箱からわんさかあふれていました。
きっとどこのホテルも同じような朝食を用意していたのでしょうね。
シドニーの空港でSGさんご夫妻と再会。
ケアンズに滞在してらっしゃったので、その後どうなったのか聞いてみると、
グリーン島へのツアーはキャンセルとなり、
部屋に引きこもってばかりでテレビを見たりガイドブックを
読むくらいしかやることがなかったとのこと。
しかも非常食を支給され、何ともレアな体験をされたそうです。
ってそのあたりは蜜に連絡を取っていらしたという佐藤さんの方が
よくご存知かと思いますが。
めっちゃ気にしてくださって、SGさんも感謝してらっしゃいました!
個人で担当してくださるって、そのあたりもありがたいなーと思いました。
さて、わたしたちの便はシドニーから一度ケアンズで乗り換え、
それから関空に着くというものです。
ケアンズではサイクロンも弱まったとはいえ、
なんだか不安に思っていました。
案の定、
「ケアンズ上空の気流が乱れているため、
当機はしばらく旋回して様子を見ます」との放送が。
しばらく待たされ、かなり揺れましたが、何とか降り立つことができました。
ケアンズからは特に何事もなく、関空にたどり着いてSGさんご夫妻とも
お別れし、こうしてわたしたちのドタバタ新婚旅行は幕を閉じました。
…やっぱり長くなってしまいました。ごめんなさい。
いろいろとありましたが、それもまたいい思い出です。
佐藤さんに担当していただいて、本当によかったなーと思いました。
また今後オーストラリアに行くことがあれば、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは、また!!
S