(奥様より) お礼が大変遅くなりましたが、このたびはたくさんのお心遣いありがとうございました。 おかげさまで良い新婚旅行ができました。 先ほど、サイトのほうのアンケートにも簡単ですが書き込ませていただきました。 こちらではせっかくなので、自分でも振り返りながら旅の記録と感想を。 1日目 出発がちょっと遅れましたが、心配してもしょうがないので、 機内では映画を観たりとのんびり過ごしました。 『英国王のスピーチ』の日本語吹き替えはひどかったです(笑)。 乗り継ぎはギリギリでしたが、次の便が待っていてくれて無事に乗れました。 (ゲートが離れていたので空港内を端から端までダッシュしました) ホテルに着いたら、 前日の大雨で部屋が漏水してしまったから別のホテルへ移動してほしいとのこと。 初日からバタバタだなーと思いつつ、 でも移動先が1ランク上の綺麗なホテルで、無料Wi-Fiもあったので満足でした。 2日目 朝からプラド美術館へ。 素敵な作品が多すぎて、どれを見逃しても後悔すると思い、全部鑑賞しました。 お昼も館内で食べ、計7時間くらいプラドを堪能しました。 そして、その足でティッセン・ボルネミッサ美術館へ。 こちらは多少早足になりましたが、見るべきものはきちんと見れました。 閉館ギリギリまでいて、夜は王宮を外から見学したり、バルに行ったり。 3日目 ソフィア王妃芸術センターを朝から楽しみました。 主要なところだけなら2時間くらいで見れるかなと思いきや、 隠れた見所が多くて、結局4時間くらいいました。 左の写真の絵はダリです。 右のメトロノームは、昨年日本でも展覧会があったマン・レイの作品です。 ソフィア王妃芸術センターは『ゲルニカ』が有名ですが、 その他の作品も盛りだくさんで見応えがありました。 そして、マドリッドから空路ローマへ。 4日目 早起きしてヴァチカン美術館半日観光の集合時間に間に合うように集合場所へ。 ヴァチカンは荘厳で、とても良かったです。 ツアーに申し込んでいたおかげで、あまり並ぶこともなく見所をしっかり見れました。 このツアーはオススメですね! そして、サンタンジェロ城を横目にサンタンジェロ橋のベルニーニ作品を見つつ、 ローマ市内を歩いて回りました。 ふらりと教会に入ったり、有名な広場の噴水を見たり。 食事は、通りがかってなんか良さそうだなっていうお店に入ったら、 だいたい美味しく食べられました。 あまり格を気にするようなところもなかったですね。 夕方にふと通りがかったスクデリエ・デル・クイリナーレ(※)というところでやっていた、 「Lorenzo Lotto展」が気になって入ったのですが、とても良かったです。 (※クイリナーレ広場にある厩舎を改築した美術館) 一日中歩いて疲れた後だったのですが、良い展示を見て元気をもらいました。 朝のツアーのガイドさんが「今日はミモザの日」だと言っていたのですが、 そのためか、ここに入場したらミモザの花のついたクッキーをもらえたりもしました。 常設はなく特別展のみっぽくて、ガイドブックにも載っていなかったのですが、 行った場所でたまたまやっていた特別展に行くのも、一期一会的な意味があって良いですね。 昔ベルリンに行った時にも、たまたま「ゴヤ展」をやっていて、 思わず立ち寄ってしまったことを思い出しました。 そういえば、その時に見た絵に今回プラド美術館で再会できたのも、感慨深かったです。 5日目 国立21世紀美術館(※)には地下鉄とトラムを乗り継いで無事にたどりつけました。 (※2010年にオープンしたイタリア初の国立現代美術館。通称MAXXI) 10時からと勘違いして行ったら11時からだったので、 ポポロ広場に戻って教会を見学したりしてから、MAXXIを堪能。 展示は入れ替えがあるため、 事前にチェックしていた作品はなかったのですが、 この日の展示も面白く、また建物も面白い設計になっていて楽しめました。 美術館併設の図書館にも入らせてもらって、 (たぶん観光客が入るようなところじゃないのですが) 本を見せてもらったりもしました。 写真はMAXXIのトイレです。 デザイン性が高すぎて、男女どっちがどっちか迷いました(笑)。 (手前が女性だったようですが、入ってしまう男性もいました) そしてまたポポロ広場に戻って、そこから歩いてローマ市内を観光。 サンタ・マリア・デッラ・コンチェツィオーネ、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリアなど、 行きたかった教会を回りました。 街中で見るベルニーニ作品も、どれも素晴らしかったです。 とてもローマが好きになりました。 6日目 朝、近所の教会などを少し散歩してから列車でフィレンツェへ。 翌日のゼネラルストライキの情報をいただいていたので、 列車の中で色々とフィレンツェでの日程を練ることができました。 ありがとうございました。 ホテルに着いて、荷物だけ預かってもらおうとしたらすぐにチェックインでき、 部屋へ通されたのもありがたかったです。 身軽になってフィレンツェ市内へ。 ボーボリ公園を散歩して(広くて丘陵があって、ちょっとしたハイキングでしたが)、 ピッティ宮のパラティーナ美術館へ。 ここではラファエロやティツィアーノ、ルーベンスなどを楽しみました。 7日目 ウフィツィ美術館は、ゼネストによる休館を本当に危惧していましたが、大丈夫でした。 その節は色々とご心配ありがとうございました。 朝、ネットで日本の震災のニュースを知り、それもショックだったのですが、 とりあえず旅を楽しむことしかできないので出かけました。 予約時間より早く入ることもでき、9時くらいからたっぷり名品を堪能しました。 ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、 クラナッハ、ブロンツィーノ、カラヴァッジョ、 どれも本物を見れて感動しまくりでした。 また、ぶらりと立ち寄ったバディア・フィオレンティーナ教会で見た、 フィリッポ・リッピの絵が素晴らしかったです。 そしてドゥオモに上り、フィレンツェを一望。 連日良い天気で、この日もとても気持ち良かったです。 その後は早めにホテルに戻り、ネットをチェックしていたのですが、 Ustreamで津波の映像を見て唖然としました。 帰国してからもまだ心が騒いでいます。 新潟と埼玉にいる私たちの家族はそれぞれ何事もなく無事で、すぐに連絡がついたので、 ネット環境のあるホテルにしておいて良かったなと本当に思いました。 8日目 ネットをチェックしてからのんびり出発。 サンマルコ美術館でフラ・アンジェリコの『受胎告知』を見た後、 アカデミア美術館に行って、ダビデ像が思ったより大きくて驚いたりしました。 それから、「ラ・スペコラ」(※)へ。 (※フィレンツェ大学付属の動物学博物館の通称。蝋でできた精巧な人体解剖模型で有名) 新婚旅行でここへ行く人はいないだろうなと思いつつ、 これもまた自分たちらしくて良いかなと思いました。 ちょっとグロいものもありましたが、興味深い展示で楽しめました。 でも意外とカップルが多かったです。 夜は、イタリアのニュースでも津波の映像がずっと流れていて、 それを見たり、ネットをしたりしていました。 9日目 列車でローマへ。ローマはあいにくの雨でした。 最後のホテルはとても良いホテルで、着いて早々にチェックインできたのも良かったです。 無料Wi-Fiも使えました。 荷物を置いて、さっそくボルゲーゼ美術館へ。 見学時間が2時間と慌ただしかったですが、内容はとても良かったです。 ベルニーニの彫刻が素晴らしかった・・・!! 10日目 ローマ市内をお買い物しつつ散歩して、 サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリアでお気に入りの『聖テレーザの法悦』をまた見て、 ホテルへ戻って送迎車で空港へ。 みんな高速道路を140kmで飛ばすんですね。あっという間に着きました。 早めにチェックインして、ご飯を食べて、お買い物して、 のんびり飛行機を待っていたら、出発予定時刻の15時近くになって1時間ディレイのお知らせ。 16時になってもゲートが開かないなーと思っていたら、出発が翌朝の10時半に変わっていて、 こんなことってあるんだなーと思わず笑ってしまいました。 空港の人もバタバタしていたのか、なかなかどうなっているのか分からないまま、 とりあえずホテルが用意されることになり待機。 免税で買った荷物は外に出せないからと空港に預け、 再度入国審査のところを通って、バスで用意されたホテルへ。 着いたのは18時過ぎくらいでした。 良いホテルの良い部屋だったので、まぁ延泊にあまり不満もなく、 職場に連絡して休暇を一日延ばせたので、用意された夕飯を食べて寝ました。 11日目 早起きして空港へ。今度は無事に飛んで、その翌朝には無事に帰国。 成田からの電車も京成線は動いていたので、まっすぐ帰ることができました。 こんな感じの旅でした。 すぐ本屋などで長居してしまう旦那に文句を言ってしまうこともありましたが、 行きたいところや見たいものが似通っているので、 おおむね仲良く、思い出に残る新婚旅行にすることができました。 希望どおりに日程を組むことができ、行きたい都市だけ集中して行くことができたのも、 ウェブトラベルにお願いしたからだと思っています。 色々なアドバイスなども旅行中の役に立ちました。 もろもろ、本当にありがとうございました。 そうそう、旦那のほうは初めての海外旅行でした。 初なのでツアーで回ったほうが良いのでは、と最初言っていたのですが、 希望にぴったり合うツアーがなく、色々調べるうちにウェブトラベルのサイトにたどりつき、 今回のような形が自分たちには合っているなと思ったので、 結局個人旅行になったという感じです。 私のほうは7度目くらいの海外旅行でしたが、 イタリアもスペインも初めてで、語学もさっぱりなので、ちょっと不安はありました。 とはいえ二人とも楽観的なので、まぁなんとかなるだろうと。 結果なんとかなって、楽しく過ごせて良かったなーと思っています。 イタリアはまだまだ見るべき作品がたくさんありますね。 ヨーロッパにも行きたいところはたくさんあります。 私は以前ルーヴル美術館に行ったのですが、友人と一緒だったので2~3時間しか滞在できず、 もう一度時間をかけてたっぷり見たいなとずっと思っています。 次に旅行できる機会はいつになるか分かりませんが、またぜひよろしくお願いいたします! 震災や原発のことなど、色々と心配な日々が続きますね。 時節柄ご自愛下さい。 (ご主人様より) 初海外旅行にしては初日からイレギュラーなことが起きたりで大変でしたが、 それもまた旅の醍醐味だと思い、とても楽しめました。 イタリアは昔から行きたかったのですが、なかなか機会に恵まれずにいました。 今回、見たい行きたいと思っていた場所はほとんど回れたので、大変満足しています。 そういえば、海外のPCでは日本語が表示できないという基本的なことを知りませんでしたので、 ホテルのPCで情報を入手する時には、自宅のPCにリモートで入り、 そこでブラウザを立ち上げるということをやっていました。 速度的には何の問題もなかったです。 インターネットの生放送も情報入手に役立ちました(Ustreamやニコニコ生放送など)。 なにせ海外のTVでは、日本は黙示録だ!という報道ばかりだったもので心配していたのですが、 自分の周りでは思ったより被害も少なく、胸をなで下ろしている次第です。 二人きりでの旅行だったので、道中、和智様から逐一いただける連絡には勇気づけられました。 本当にありがとうございました。 --------------------------------------------------------------------------------------- (O 様 アンケートより) 旅行の計画をする時も、準備をする時も、何かと仕事が忙しい時期だったので、 色々な相談や手配を全てメールで済ませられたのはありがたかったです。 ちょっとした疑問も気軽に聞けたし、とても丁寧なお返事をいただけました。 旅行中も、行きの飛行機が遅れた時は、事前にホテルに連絡を入れて下さっていたり、 滞在国でストライキがあり美術館が休館になるかも、などの情報も、 リアルタイムでご連絡下さって対応していただいたので、本当に心強かったです。 今回、ガイドブックにはどこにも載っていない イタリアの国立21世紀美術館に行きたい、という要望にも、 行き方や地図など細かく調べてもらって、無事にたどりつけました。 行きたかったところはほとんど見れたし、 アドバイスを参考に、自分たちらしい良い新婚旅行ができたと思います。 本当にありがとうございました。
(現在: 112 名)
イタリア
フランス
スペイン
O様ご夫婦/美術館めぐりの旅☆マドリッド&ローマ・フィレンツェ ヨーロッパ2カ国11日間
(奥様より)
お礼が大変遅くなりましたが、このたびはたくさんのお心遣いありがとうございました。
おかげさまで良い新婚旅行ができました。
先ほど、サイトのほうのアンケートにも簡単ですが書き込ませていただきました。
こちらではせっかくなので、自分でも振り返りながら旅の記録と感想を。
1日目
出発がちょっと遅れましたが、心配してもしょうがないので、
機内では映画を観たりとのんびり過ごしました。
『英国王のスピーチ』の日本語吹き替えはひどかったです(笑)。
乗り継ぎはギリギリでしたが、次の便が待っていてくれて無事に乗れました。
(ゲートが離れていたので空港内を端から端までダッシュしました)
ホテルに着いたら、
前日の大雨で部屋が漏水してしまったから別のホテルへ移動してほしいとのこと。
初日からバタバタだなーと思いつつ、
でも移動先が1ランク上の綺麗なホテルで、無料Wi-Fiもあったので満足でした。
2日目
朝からプラド美術館へ。
素敵な作品が多すぎて、どれを見逃しても後悔すると思い、全部鑑賞しました。
お昼も館内で食べ、計7時間くらいプラドを堪能しました。
そして、その足でティッセン・ボルネミッサ美術館へ。
こちらは多少早足になりましたが、見るべきものはきちんと見れました。
閉館ギリギリまでいて、夜は王宮を外から見学したり、バルに行ったり。
3日目
ソフィア王妃芸術センターを朝から楽しみました。
主要なところだけなら2時間くらいで見れるかなと思いきや、
隠れた見所が多くて、結局4時間くらいいました。
左の写真の絵はダリです。
右のメトロノームは、昨年日本でも展覧会があったマン・レイの作品です。
ソフィア王妃芸術センターは『ゲルニカ』が有名ですが、
その他の作品も盛りだくさんで見応えがありました。
そして、マドリッドから空路ローマへ。
4日目
早起きしてヴァチカン美術館半日観光の集合時間に間に合うように集合場所へ。
ヴァチカンは荘厳で、とても良かったです。
ツアーに申し込んでいたおかげで、あまり並ぶこともなく見所をしっかり見れました。
このツアーはオススメですね!
そして、サンタンジェロ城を横目にサンタンジェロ橋のベルニーニ作品を見つつ、
ローマ市内を歩いて回りました。
ふらりと教会に入ったり、有名な広場の噴水を見たり。
食事は、通りがかってなんか良さそうだなっていうお店に入ったら、
だいたい美味しく食べられました。
あまり格を気にするようなところもなかったですね。
夕方にふと通りがかったスクデリエ・デル・クイリナーレ(※)というところでやっていた、
「Lorenzo Lotto展」が気になって入ったのですが、とても良かったです。
(※クイリナーレ広場にある厩舎を改築した美術館)
一日中歩いて疲れた後だったのですが、良い展示を見て元気をもらいました。
朝のツアーのガイドさんが「今日はミモザの日」だと言っていたのですが、
そのためか、ここに入場したらミモザの花のついたクッキーをもらえたりもしました。
常設はなく特別展のみっぽくて、ガイドブックにも載っていなかったのですが、
行った場所でたまたまやっていた特別展に行くのも、一期一会的な意味があって良いですね。
昔ベルリンに行った時にも、たまたま「ゴヤ展」をやっていて、
思わず立ち寄ってしまったことを思い出しました。
そういえば、その時に見た絵に今回プラド美術館で再会できたのも、感慨深かったです。
5日目
国立21世紀美術館(※)には地下鉄とトラムを乗り継いで無事にたどりつけました。
(※2010年にオープンしたイタリア初の国立現代美術館。通称MAXXI)
10時からと勘違いして行ったら11時からだったので、
ポポロ広場に戻って教会を見学したりしてから、MAXXIを堪能。
展示は入れ替えがあるため、
事前にチェックしていた作品はなかったのですが、
この日の展示も面白く、また建物も面白い設計になっていて楽しめました。
美術館併設の図書館にも入らせてもらって、
(たぶん観光客が入るようなところじゃないのですが)
本を見せてもらったりもしました。
写真はMAXXIのトイレです。
デザイン性が高すぎて、男女どっちがどっちか迷いました(笑)。
(手前が女性だったようですが、入ってしまう男性もいました)
そしてまたポポロ広場に戻って、そこから歩いてローマ市内を観光。
サンタ・マリア・デッラ・コンチェツィオーネ、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリアなど、
行きたかった教会を回りました。
街中で見るベルニーニ作品も、どれも素晴らしかったです。
とてもローマが好きになりました。
6日目
朝、近所の教会などを少し散歩してから列車でフィレンツェへ。
翌日のゼネラルストライキの情報をいただいていたので、
列車の中で色々とフィレンツェでの日程を練ることができました。
ありがとうございました。
ホテルに着いて、荷物だけ預かってもらおうとしたらすぐにチェックインでき、
部屋へ通されたのもありがたかったです。
身軽になってフィレンツェ市内へ。
ボーボリ公園を散歩して(広くて丘陵があって、ちょっとしたハイキングでしたが)、
ピッティ宮のパラティーナ美術館へ。
ここではラファエロやティツィアーノ、ルーベンスなどを楽しみました。
7日目
ウフィツィ美術館は、ゼネストによる休館を本当に危惧していましたが、大丈夫でした。
その節は色々とご心配ありがとうございました。
朝、ネットで日本の震災のニュースを知り、それもショックだったのですが、
とりあえず旅を楽しむことしかできないので出かけました。
予約時間より早く入ることもでき、9時くらいからたっぷり名品を堪能しました。
ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、
クラナッハ、ブロンツィーノ、カラヴァッジョ、
どれも本物を見れて感動しまくりでした。
また、ぶらりと立ち寄ったバディア・フィオレンティーナ教会で見た、
フィリッポ・リッピの絵が素晴らしかったです。
そしてドゥオモに上り、フィレンツェを一望。
連日良い天気で、この日もとても気持ち良かったです。
その後は早めにホテルに戻り、ネットをチェックしていたのですが、
Ustreamで津波の映像を見て唖然としました。
帰国してからもまだ心が騒いでいます。
新潟と埼玉にいる私たちの家族はそれぞれ何事もなく無事で、すぐに連絡がついたので、
ネット環境のあるホテルにしておいて良かったなと本当に思いました。
8日目
ネットをチェックしてからのんびり出発。
サンマルコ美術館でフラ・アンジェリコの『受胎告知』を見た後、
アカデミア美術館に行って、ダビデ像が思ったより大きくて驚いたりしました。
それから、「ラ・スペコラ」(※)へ。
(※フィレンツェ大学付属の動物学博物館の通称。蝋でできた精巧な人体解剖模型で有名)
新婚旅行でここへ行く人はいないだろうなと思いつつ、
これもまた自分たちらしくて良いかなと思いました。
ちょっとグロいものもありましたが、興味深い展示で楽しめました。
でも意外とカップルが多かったです。
夜は、イタリアのニュースでも津波の映像がずっと流れていて、
それを見たり、ネットをしたりしていました。
9日目
列車でローマへ。ローマはあいにくの雨でした。
最後のホテルはとても良いホテルで、着いて早々にチェックインできたのも良かったです。
無料Wi-Fiも使えました。
荷物を置いて、さっそくボルゲーゼ美術館へ。
見学時間が2時間と慌ただしかったですが、内容はとても良かったです。
ベルニーニの彫刻が素晴らしかった・・・!!
10日目
ローマ市内をお買い物しつつ散歩して、
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリアでお気に入りの『聖テレーザの法悦』をまた見て、
ホテルへ戻って送迎車で空港へ。
みんな高速道路を140kmで飛ばすんですね。あっという間に着きました。
早めにチェックインして、ご飯を食べて、お買い物して、
のんびり飛行機を待っていたら、出発予定時刻の15時近くになって1時間ディレイのお知らせ。
16時になってもゲートが開かないなーと思っていたら、出発が翌朝の10時半に変わっていて、
こんなことってあるんだなーと思わず笑ってしまいました。
空港の人もバタバタしていたのか、なかなかどうなっているのか分からないまま、
とりあえずホテルが用意されることになり待機。
免税で買った荷物は外に出せないからと空港に預け、
再度入国審査のところを通って、バスで用意されたホテルへ。
着いたのは18時過ぎくらいでした。
良いホテルの良い部屋だったので、まぁ延泊にあまり不満もなく、
職場に連絡して休暇を一日延ばせたので、用意された夕飯を食べて寝ました。
11日目
早起きして空港へ。今度は無事に飛んで、その翌朝には無事に帰国。
成田からの電車も京成線は動いていたので、まっすぐ帰ることができました。
こんな感じの旅でした。
すぐ本屋などで長居してしまう旦那に文句を言ってしまうこともありましたが、
行きたいところや見たいものが似通っているので、
おおむね仲良く、思い出に残る新婚旅行にすることができました。
希望どおりに日程を組むことができ、行きたい都市だけ集中して行くことができたのも、
ウェブトラベルにお願いしたからだと思っています。
色々なアドバイスなども旅行中の役に立ちました。
もろもろ、本当にありがとうございました。
そうそう、旦那のほうは初めての海外旅行でした。
初なのでツアーで回ったほうが良いのでは、と最初言っていたのですが、
希望にぴったり合うツアーがなく、色々調べるうちにウェブトラベルのサイトにたどりつき、
今回のような形が自分たちには合っているなと思ったので、
結局個人旅行になったという感じです。
私のほうは7度目くらいの海外旅行でしたが、
イタリアもスペインも初めてで、語学もさっぱりなので、ちょっと不安はありました。
とはいえ二人とも楽観的なので、まぁなんとかなるだろうと。
結果なんとかなって、楽しく過ごせて良かったなーと思っています。
イタリアはまだまだ見るべき作品がたくさんありますね。
ヨーロッパにも行きたいところはたくさんあります。
私は以前ルーヴル美術館に行ったのですが、友人と一緒だったので2~3時間しか滞在できず、
もう一度時間をかけてたっぷり見たいなとずっと思っています。
次に旅行できる機会はいつになるか分かりませんが、またぜひよろしくお願いいたします!
震災や原発のことなど、色々と心配な日々が続きますね。
時節柄ご自愛下さい。
(ご主人様より)
初海外旅行にしては初日からイレギュラーなことが起きたりで大変でしたが、
それもまた旅の醍醐味だと思い、とても楽しめました。
イタリアは昔から行きたかったのですが、なかなか機会に恵まれずにいました。
今回、見たい行きたいと思っていた場所はほとんど回れたので、大変満足しています。
そういえば、海外のPCでは日本語が表示できないという基本的なことを知りませんでしたので、
ホテルのPCで情報を入手する時には、自宅のPCにリモートで入り、
そこでブラウザを立ち上げるということをやっていました。
速度的には何の問題もなかったです。
インターネットの生放送も情報入手に役立ちました(Ustreamやニコニコ生放送など)。
なにせ海外のTVでは、日本は黙示録だ!という報道ばかりだったもので心配していたのですが、
自分の周りでは思ったより被害も少なく、胸をなで下ろしている次第です。
二人きりでの旅行だったので、道中、和智様から逐一いただける連絡には勇気づけられました。
本当にありがとうございました。
---------------------------------------------------------------------------------------
(O 様 アンケートより)
旅行の計画をする時も、準備をする時も、何かと仕事が忙しい時期だったので、
色々な相談や手配を全てメールで済ませられたのはありがたかったです。
ちょっとした疑問も気軽に聞けたし、とても丁寧なお返事をいただけました。
旅行中も、行きの飛行機が遅れた時は、事前にホテルに連絡を入れて下さっていたり、
滞在国でストライキがあり美術館が休館になるかも、などの情報も、
リアルタイムでご連絡下さって対応していただいたので、本当に心強かったです。
今回、ガイドブックにはどこにも載っていない
イタリアの国立21世紀美術館に行きたい、という要望にも、
行き方や地図など細かく調べてもらって、無事にたどりつけました。
行きたかったところはほとんど見れたし、
アドバイスを参考に、自分たちらしい良い新婚旅行ができたと思います。
本当にありがとうございました。