杉田様 帰国後、年始の挨拶でバタバタしていました。改めてご報告とお礼のメールを書いています。ホームページに使っていただければ幸いです。 この度は、私たち二人のために行き届いた新婚旅行をご手配下さり、本当にありがとうございました。ビデオも写真もたくさん撮って、本当に一生の思い出になる旅行だったと感じております。 ローマでの3日間は、とにかくたくさん歩きました。27日と28日の午前中に組んで頂いた日本語ガイドつきバスツアーと午後の自由観光のバランスがとても良かったです。サンピエトロ大聖堂とヴァチカン博物館、コロッセオとフォロ・ロマーノといった主要な観光地をガイドつきで見ることができ、午後はヴェネチア広場やトレビの泉からカラカラ浴場まで幅広く散策できました。周遊ツアーでは絶対に味わえないゆったりした時間だったと思います。ひとつの都市をなるべくじっくり見たいという希望を叶えて頂き、ありがとうございました。 29日の朝、ローマを少しぶらついてからテルミニ駅に向かいました。駅では電車を探している間に案内を買って出てくれた現地の男性がいましたが、断ってもしつこく誘導しようとするあたりいかにもあとでお金を要求されそうだったので無視しました。また、ホームに向かう直前には、妻が手のひらに小銭をジャラジャラいわせながらお金をせびって回っていた男性に絡まれ、キッパリ断ったところ立ち去り際に背中に唾をかけられてしまいました。ローマ、テルミニ駅は、この旅行を通して一番怖さを感じた場所でした。 ユーロスターでナポリに到着し、駅からホテルまでの風景には治安の悪さを感じましたが、ホテルからトレド通りを通って海岸までは観光客も多く、にぎやかな雰囲気を楽しみました。特に、マルゲリータ発祥の店、ブランディでピザを食べられたことは良い思い出になりました。 ナポリに一泊したあと、アマルフィ、ポジターノを回ってソレントに向かいました。アマルフィとポジターノにはそれぞれ一時間ほどの滞在でしたが、憧れの南イタリアの町並みを存分に楽しみました。夕方になると段々とライトアップが始まりましたが、ソレントに向けて出発しなければならず、あまりゆっくり見ることはできませんでした。ですが、ドライバーのジェンナーロさんが、車に乗ってからもしきりに窓の外を見て「きれい」を連発する私たちを見て、少し進んだところで道端の展望台のようなところに車を停め、サプライズだと言って海岸沿いの町並みを見せてくれたことは本当にありがたかったです。 その後、車はソレントに到着しましたが、ここで年末のイベントのため予期せぬ交通規制にぶつかり、ホテルになかなか辿り着けないというハプニングに見舞われました。何度か経路を変更してようやく到着したホテルでは、ホテルの従業員とドライバーのジェンナーロさんとのやり取りが何やら只ならない雰囲気。よくよく聞いてみると、今晩の部屋はあるが明日は部屋がない。連泊できる同じ系列のホテルがあるからそっちに回ってほしい、とのこと。不安がる私たちのためにジェンナーロさんが交渉してくれましたが、結局移動することに。しかも目指すホテルは交通規制のど真ん中にあり、車がつけられないため、最後の百メートルほどはホテルを探しながらスーツケースをひいて雨の中を歩くという何とも心細い展開に…。ですが、ちょっとしたトラブルも旅には付き物。ジェンナーロさんからの報告を受けた現地の担当者からもすぐに連絡があり、ほっと一安心しました。この件は旅の途中に連絡して杉田様にもご心配をおかけしましたが、タッソ広場に近くなったことで気軽に荷物を置きに帰ったりできましたし、オーナーさんもとても良い方で、旅行の締め括りとして、かえって思い出深いホテルになりました。中でもテラスから見た年越しの花火は圧巻の迫力で、遠く対岸のナポリの花火も見えましたが、途中からは近くの花火の煙ですっかり霞んでしまうほどでした。また、ソレントのお店はどこもしっかり営業しており、お土産の買い物は特に支障なくできました。また、大晦日の食事は予約なく入ったレストランではさすがに断られましたが、そこから別の空いているレストランまでエスコートして貰うことができました。 全体を通して、イタリア、特にソレントの人たちは日本人には好意的で、貴重品の管理さえ隙なくしていれば、固くならずにフレンドライクに接していくのが楽しむコツなのかなと思いました。 計画の段階から、杉田様には本当にお世話になりました。重ねて感謝申し上げます。
(現在: 112 名)
イタリア
フランス
スペイン
H様ご夫妻の新婚旅行8日間 (ローマ&南イタリア)
杉田様
帰国後、年始の挨拶でバタバタしていました。改めてご報告とお礼のメールを書いています。ホームページに使っていただければ幸いです。
この度は、私たち二人のために行き届いた新婚旅行をご手配下さり、本当にありがとうございました。ビデオも写真もたくさん撮って、本当に一生の思い出になる旅行だったと感じております。
ローマでの3日間は、とにかくたくさん歩きました。27日と28日の午前中に組んで頂いた日本語ガイドつきバスツアーと午後の自由観光のバランスがとても良かったです。サンピエトロ大聖堂とヴァチカン博物館、コロッセオとフォロ・ロマーノといった主要な観光地をガイドつきで見ることができ、午後はヴェネチア広場やトレビの泉からカラカラ浴場まで幅広く散策できました。周遊ツアーでは絶対に味わえないゆったりした時間だったと思います。ひとつの都市をなるべくじっくり見たいという希望を叶えて頂き、ありがとうございました。
29日の朝、ローマを少しぶらついてからテルミニ駅に向かいました。駅では電車を探している間に案内を買って出てくれた現地の男性がいましたが、断ってもしつこく誘導しようとするあたりいかにもあとでお金を要求されそうだったので無視しました。また、ホームに向かう直前には、妻が手のひらに小銭をジャラジャラいわせながらお金をせびって回っていた男性に絡まれ、キッパリ断ったところ立ち去り際に背中に唾をかけられてしまいました。ローマ、テルミニ駅は、この旅行を通して一番怖さを感じた場所でした。
ユーロスターでナポリに到着し、駅からホテルまでの風景には治安の悪さを感じましたが、ホテルからトレド通りを通って海岸までは観光客も多く、にぎやかな雰囲気を楽しみました。特に、マルゲリータ発祥の店、ブランディでピザを食べられたことは良い思い出になりました。
ナポリに一泊したあと、アマルフィ、ポジターノを回ってソレントに向かいました。アマルフィとポジターノにはそれぞれ一時間ほどの滞在でしたが、憧れの南イタリアの町並みを存分に楽しみました。夕方になると段々とライトアップが始まりましたが、ソレントに向けて出発しなければならず、あまりゆっくり見ることはできませんでした。ですが、ドライバーのジェンナーロさんが、車に乗ってからもしきりに窓の外を見て「きれい」を連発する私たちを見て、少し進んだところで道端の展望台のようなところに車を停め、サプライズだと言って海岸沿いの町並みを見せてくれたことは本当にありがたかったです。
その後、車はソレントに到着しましたが、ここで年末のイベントのため予期せぬ交通規制にぶつかり、ホテルになかなか辿り着けないというハプニングに見舞われました。何度か経路を変更してようやく到着したホテルでは、ホテルの従業員とドライバーのジェンナーロさんとのやり取りが何やら只ならない雰囲気。よくよく聞いてみると、今晩の部屋はあるが明日は部屋がない。連泊できる同じ系列のホテルがあるからそっちに回ってほしい、とのこと。不安がる私たちのためにジェンナーロさんが交渉してくれましたが、結局移動することに。しかも目指すホテルは交通規制のど真ん中にあり、車がつけられないため、最後の百メートルほどはホテルを探しながらスーツケースをひいて雨の中を歩くという何とも心細い展開に…。ですが、ちょっとしたトラブルも旅には付き物。ジェンナーロさんからの報告を受けた現地の担当者からもすぐに連絡があり、ほっと一安心しました。この件は旅の途中に連絡して杉田様にもご心配をおかけしましたが、タッソ広場に近くなったことで気軽に荷物を置きに帰ったりできましたし、オーナーさんもとても良い方で、旅行の締め括りとして、かえって思い出深いホテルになりました。中でもテラスから見た年越しの花火は圧巻の迫力で、遠く対岸のナポリの花火も見えましたが、途中からは近くの花火の煙ですっかり霞んでしまうほどでした。また、ソレントのお店はどこもしっかり営業しており、お土産の買い物は特に支障なくできました。また、大晦日の食事は予約なく入ったレストランではさすがに断られましたが、そこから別の空いているレストランまでエスコートして貰うことができました。
全体を通して、イタリア、特にソレントの人たちは日本人には好意的で、貴重品の管理さえ隙なくしていれば、固くならずにフレンドライクに接していくのが楽しむコツなのかなと思いました。
計画の段階から、杉田様には本当にお世話になりました。重ねて感謝申し上げます。