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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 山崎 千尋
【2013年12月26日[Thu] ご出発】 海外

H様ご夫妻の新婚旅行8日間 (ローマ&南イタリア)

杉田様

帰国後、年始の挨拶でバタバタしていました。改めてご報告とお礼のメールを書いています。ホームページに使っていただければ幸いです。

この度は、私たち二人のために行き届いた新婚旅行をご手配下さり、本当にありがとうございました。ビデオも写真もたくさん撮って、本当に一生の思い出になる旅行だったと感じております。

ローマでの3日間は、とにかくたくさん歩きました。27日と28日の午前中に組んで頂いた日本語ガイドつきバスツアーと午後の自由観光のバランスがとても良かったです。サンピエトロ大聖堂とヴァチカン博物館、コロッセオとフォロ・ロマーノといった主要な観光地をガイドつきで見ることができ、午後はヴェネチア広場やトレビの泉からカラカラ浴場まで幅広く散策できました。周遊ツアーでは絶対に味わえないゆったりした時間だったと思います。ひとつの都市をなるべくじっくり見たいという希望を叶えて頂き、ありがとうございました。

29日の朝、ローマを少しぶらついてからテルミニ駅に向かいました。駅では電車を探している間に案内を買って出てくれた現地の男性がいましたが、断ってもしつこく誘導しようとするあたりいかにもあとでお金を要求されそうだったので無視しました。また、ホームに向かう直前には、妻が手のひらに小銭をジャラジャラいわせながらお金をせびって回っていた男性に絡まれ、キッパリ断ったところ立ち去り際に背中に唾をかけられてしまいました。ローマ、テルミニ駅は、この旅行を通して一番怖さを感じた場所でした。

ユーロスターでナポリに到着し、駅からホテルまでの風景には治安の悪さを感じましたが、ホテルからトレド通りを通って海岸までは観光客も多く、にぎやかな雰囲気を楽しみました。特に、マルゲリータ発祥の店、ブランディでピザを食べられたことは良い思い出になりました。

ナポリに一泊したあと、アマルフィ、ポジターノを回ってソレントに向かいました。アマルフィとポジターノにはそれぞれ一時間ほどの滞在でしたが、憧れの南イタリアの町並みを存分に楽しみました。夕方になると段々とライトアップが始まりましたが、ソレントに向けて出発しなければならず、あまりゆっくり見ることはできませんでした。ですが、ドライバーのジェンナーロさんが、車に乗ってからもしきりに窓の外を見て「きれい」を連発する私たちを見て、少し進んだところで道端の展望台のようなところに車を停め、サプライズだと言って海岸沿いの町並みを見せてくれたことは本当にありがたかったです。

その後、車はソレントに到着しましたが、ここで年末のイベントのため予期せぬ交通規制にぶつかり、ホテルになかなか辿り着けないというハプニングに見舞われました。何度か経路を変更してようやく到着したホテルでは、ホテルの従業員とドライバーのジェンナーロさんとのやり取りが何やら只ならない雰囲気。よくよく聞いてみると、今晩の部屋はあるが明日は部屋がない。連泊できる同じ系列のホテルがあるからそっちに回ってほしい、とのこと。不安がる私たちのためにジェンナーロさんが交渉してくれましたが、結局移動することに。しかも目指すホテルは交通規制のど真ん中にあり、車がつけられないため、最後の百メートルほどはホテルを探しながらスーツケースをひいて雨の中を歩くという何とも心細い展開に…。ですが、ちょっとしたトラブルも旅には付き物。ジェンナーロさんからの報告を受けた現地の担当者からもすぐに連絡があり、ほっと一安心しました。この件は旅の途中に連絡して杉田様にもご心配をおかけしましたが、タッソ広場に近くなったことで気軽に荷物を置きに帰ったりできましたし、オーナーさんもとても良い方で、旅行の締め括りとして、かえって思い出深いホテルになりました。中でもテラスから見た年越しの花火は圧巻の迫力で、遠く対岸のナポリの花火も見えましたが、途中からは近くの花火の煙ですっかり霞んでしまうほどでした。また、ソレントのお店はどこもしっかり営業しており、お土産の買い物は特に支障なくできました。また、大晦日の食事は予約なく入ったレストランではさすがに断られましたが、そこから別の空いているレストランまでエスコートして貰うことができました。

全体を通して、イタリア、特にソレントの人たちは日本人には好意的で、貴重品の管理さえ隙なくしていれば、固くならずにフレンドライクに接していくのが楽しむコツなのかなと思いました。

計画の段階から、杉田様には本当にお世話になりました。重ねて感謝申し上げます。

山崎 千尋 wrote:

Hご夫妻様

改めてのご丁寧なご報告、大変ありがとうございます!

H様からは、ソレントにてホテルご予約でのハプニングがあったことより、
ご旅行中に何度かやりとりさせていただいてましたので、
少しご旅行中のご様子を垣間見れておりましたが、
ローマのご滞在は楽しめたのかな?
ナポリやアマルフィ海岸はどうだったのだろう?
などと思っておりましたので、詳しいご報告大変感謝でございます!

まずローマでは、怖い出来事に遭遇されていらっしゃったのですね、、
このことで、イタリアでのご滞在にご不安にもお感じになられたと存じました。。

確かにテルミニ駅は大きな駅ですから、
様々な人々が行きかうだけに、よくない人も多く存在して、
特に旅行客をターゲットに、そのような振る舞いを行う者もいますよね、、。

ただそのような状況でも、
毅然とした態度で対応頂けたことがとてもよかったのかと存じました。
それがあって、何事もなかったのは本当によかったです!

嫌な思いをされてしまったことと思いますが、
このようなご情報をありがとうございました。
実際にあったこのような事例は、大変役立つ情報でございます。
今後、ご旅行されるお客様にも促していきたいと存じました。

ちょっと怖い思いもされたローマですが、
ただ観光の方は、ツアーと自由観光のお時間をうまくご利用いただいて、
充実したご観光をいただけたご様子で、大変嬉しく存じました。

逆にローマよりも治安が不安なナポリの方では、
問題なく楽しんでいただけたようで幸いでございました。

ナポリではブランディへいらっしゃっていただいたのですね!
ナポリへ行ったからには、本場の有名&おいしいピッツェリアにはぜひ立ち寄って
味わっていただきたく存じましたので、
おいしいもの好きの私からしましたら、これはまた嬉しいご報告でございました。
ナポリの街の雰囲気も楽しんでいただけたようで、なによりでした。

アマルフィ海岸ではナポリからソレントへ向かう途中に、
アマルフィとポジターノへお立ち寄りいただきましたが、
短いお時間の散策も、存分にその街並みと景色を満喫いただけたたご様子も、
とても嬉しく存じました。

そして、サプライズで展望台でのライトアップをご覧いただけたとのこと!
ポジターノの展望台だったかと思いますが、
このようなドライバーさんの心意気は嬉しいことでございますよね。
この出来事をお伺いして、
「ナポリのドライバーさん、お客様によい対応をしてくれているのだなあ」
と、私自身もとても嬉しい気持ちになりました。

もちろん、ドライバーにもよってくると思いますが、
ビジネスライクではなくて、お客様を喜ばせようという気持ちも伝わってくるのが、
なんだかあたたかいですよね。

そしてこの後はソレントでのホテルのハプニングに流れていきますが、
このハプニングでは、やはりH様の冷静な対応に大変感謝でございました。

これはホテルのオーバーブッキングによるものでございましたが、
まさか年末にオーバーブッキングとは、、と、
現地からご報告を受けた時には、私も大変驚いたくらいですので、
H様はそれ以上にご不安に思われたことと存じます。。

ですが、このようなハプニングも「吉」に変えていただきましたのは、
やはりH様の落ちついたご対応があったからこそと思っております。

変更されたホテルへの移動はまた、
ご負担をかけてしまうこととなってしまいましたが
(ソレント市内は交通規制となっていたのですね、年末年始はやはり何があるかわかりませんね)
ご予定のホテルよりも街の中心部になり、ご滞在を楽しんでいただけたのは幸いでございました。

ご変更したホテルは、
これまでご宿泊いただいたお客様からの評判もよいところでしたので、
その点は安心しておりました。
そしてなにより、ホテルにはテラスがございましたので、
ここで年越しの花火をご覧いただけるのでは?!と思っておりましたが、
まさに、そのように楽しんでいただけたご様子で!

年末年始のお食事は要注意ではございましたが、
無事に年末のお食事もおとりいただけたこともお伺いできまして、
こちらも、ほっとさせていただきました。

このようにハプニングもあった中、ご旅行をお楽しみいただけましたのは、
やはり一番はH様のお人柄によるものでございますね。
フレンドリーに接していくこと、、これは本当にご旅行を楽しむポイントと思いました!

そしてこちらの方こそ、夏時期のご旅行計画時期からご帰国までのこの半年間、
お付き合いをいただきまして、大変ありがとうございました。
一生の思い出に残るご旅行になったというお言葉、
本当にうれしく存じます!

もしご機会ございました際には、
今度はぜひ、夏の南イタリアへもいらっしゃってくださいませ!
時期が違いますと、またガラッと雰囲気もかわりますからね。

改めまして、この度はウェブトラベルをご利用いただきまして、
誠にありがとうございました。
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