【大洲街道】
大洲街道は松山城下と大洲城下を結ぶ街道。経路は松山から松前、郡中、山中、内子、新屋を経て大洲城下に至るが、途中に犬寄峠、千部峠、泉ヶ峠を含でいる。また大洲～内子間は遍路道と大洲～郡中間は金毘羅街道とそれぞれ重なっている。
街道呼称については、時代により、地域により大洲道、八幡浜街道、宇和島街道、松山街道とも呼ばれている。

【宇和島】
愛媛県の南部に位置する南予地方の中心都市。仙台・伊達政宗の長男が初代藩主となり、宇和島城を中心に栄えた城下町の風情が今に残る、歴史と文化の町。真珠や真鯛、ハマチといった海産物の養殖が盛んに行われており、また愛媛県の中でも特にみかんの生産量が多い地域です。自慢の海産物や柑橘を使ったグルメが楽しめます。

【ロケ地】
風光明媚な瀬戸内海沿いにレトロな駅舎が残る愛媛県の鉄道駅は、映画やドラマのロケ地としてもよく利用されています。1991年のドラマ『東京ラブストーリー』のロケ地となった「梅津寺駅」は松山から伊予鉄道に乗り約20分。またお隣の「高浜駅」は、映画『真夏の方程式』のロケ地です。そして、松山と宇和島を結ぶ予讃線の途中駅「下灘駅」は、昭和から平成にかけて何度もロケ地となっています。映画やドラマを見ていなくても、旅情あふれる駅は、絶好のフォトスポットとしておすすめです。