【徳島／うだつの町並みと大塚美術館】
脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展した町。現在は明治時代のものを中心として江戸中期～昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並んでおり、近世・近代の景観がそのまま残されています。町家の両端に本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ（卯建）」が多く見られ、このことから「うだつの町並み」と呼ばれ、親しまれています。
また近年、人気歌手が歌唱したことでさらに知名度があがった「大塚美術館」は、国内最大規模を誇る陶板名画美術館で、世界26カ国、190余の美術館が所蔵する古代から現代までの西洋名画1,000余点を、原寸大で陶板の上に忠実に再現しています。

【香川／さぬきのこんぴらさん】
古くから「海の神様」として親しまれている大物主神（おおものぬしのかみ）を祀った全国の金刀比羅神社の総本宮である金刀比羅宮。
御本宮まで785段、さらに奥社までは1,368段と長く伸びた石段の参道が有名です。また、重要文化財の建築物や美術品などを収めた御社も点在。周辺は旧金毘羅大芝居（金丸座）や高灯籠などの文化財が点在しており、レトロな情緒溢れる町並みの散策をお楽しみください。

【愛媛／砥部焼（とべやき）】
国の伝統工芸品に指定されている「砥部焼」。「砥部焼伝統産業会館」では、砥部焼の歴史的資料や貴重な焼き物、優れた現代作品が展示されています。また、絵付け体験、酒蔵見学など、愛媛の伝統文化にふれることができます。

【愛媛／道後温泉】
「日本書記」にも登場する日本最古といわれる温泉「道後温泉」。宿泊しなくても、日帰り温泉の利用が可能な施設も多く、「道後温泉本館」は、道後の近代建築の中にあり、その風格と歴史の重さで埋没することなく今でも美しい姿を誇っています。
松山市内から道後温泉駅までは、伊予鉄道 松山駅前線で25分（土・日・祝日のご利用の場合、レトロな坊ちゃん列車のご利用可）で行けますので、観光に便利な松山市中心部に宿泊して、気軽に道後温泉を楽しむことができます。