未知の世界が広がる星空は、見上げるだけでも癒されるものです。北極星を探す際に、その道しるべとなる北斗七星やカシオペア座は都市部でも見つけることができるかもしれませんが、観賞に適した場所を訪れることによって、無数に降りそそぐような星空に出合うことがかないます。星空観賞に適した条件とは、①空気がきれいなこと　②明かりが無いこと　③標高の高い山や開けた場所 などがありますが、これらの条件をクリアした選りすぐりの場所をご紹介します。
冬の方が空気が澄んでいて、星も綺麗に見えるといわれますが、実は、天の川を見るには、明るく太く見える夏がチャンス。
日本を移動することにより、見つけられる星座も変わるのは醍醐味の1つで、南半球に行かないと見られないと思われがちな南十字星も、石垣島まで行くと見ることができるのです。

天文台の天体望遠鏡で惑星観測を楽しんだり、明かりのない静かな山で星降る夜を楽しんだり、圧巻の星空との出合いは忘れがたい時間となることでしょう。
お泊りは、温泉・天文台・リゾートホテルなど様々ですが、キャンプ場めぐりで楽しみたいというご希望にも可能な限りお応えいたします。また、プランのこの部分だけ行ってみたい、ここで滞在したいというご相談もお待ちしております。
内蔵された時計やGPS機能を使って、眺めている星を映し出してくれる「星空」アプリとともに、手ごろな双眼鏡が一台あるだけで、星空観賞の楽しみも倍増します。
各地の星空スポットを巡る「日本一周」プランで、きらめく星空に心なごむ旅へと出かけてみませんか？

神津島は日本で2番目に「星空保護区」に認定されたダークスカイアイランド。夜になると、条件が合えば天然のプラネタリウムとなります。
星空保護区とは、国際ダークスカイ協会（IDA）によって、光害のない暗く美しい夜空を保護するために設立された認定制度で、世界の美しい星空を有する約150カ所の地域が既に認定されており、日本では2018年3月に西表石垣国立公園が、2020年12月に神津島がダークスカイ・パークに認定されました。

2006年に環境省が「日本一星空がきれいに見える場所」に認定したことで注目を浴びた、長野県南部の阿智村。ロープウェイで約15分、標高1,400ｍ地点での星空観賞をお楽しみいただけます。明かりが消えると、手が届きそうな無数の星々が輝き出し、満天の星空を体験できます。

西はりま天文台は「泊まれる天文台」。知る人ぞ知る、公開望遠鏡として世界最大を誇る口径2メートルの『なゆた望遠鏡』で、土星の美しいリング、木星の縞模様と大赤斑、火星の極冠や朝霧、天王星や海王星、冥王星も見ることができます。

雄大なくじゅう連山を眺めつつのドライブで辿り着くのは、こちらも「泊まれる天文台」である南阿蘇ルナ天文台。阿蘇くじゅう国立公園の中にあり、星空の解説を聞きながら、九州最大の天体望遠鏡で天体観測ができます。

石垣島天文台は、南十字星をはじめとする、本土では見られないたくさんの星々に出合え、日本で一番多くの星が見られる場所でもあります。（南十字星の見頃は1月～6月くらいまで）

7月にはラベンダーシーズンを迎える星空ファンの聖地でもある北海道・富良野近郊の丘陵地帯には高い樹木がなく、天体観測や星空撮影の妨げになる街の灯り（光害）が少ないというのも好条件です。

岩手県・雫石銀河ロープウェーは、標高730ｍの山頂から大パノラマが広がり、闇夜に広がる満天の星を楽しめる絶景天体スポット。温泉で心も体もほっこりして、帰途につきます。

＜こだわる人の旅＞
いつかは･･･と憧れていた「日本一周の旅へ」
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