日本各地には、長年受け継がれてきた、世界に誇れるすばらしい伝統文化が数多く存在します。
今こそ、あらためて日本の魅力を見つめ直す時。
今度の旅の目的は、そんな日本の誇りでもある伝統文化に触れ、その地ならではの体験をしてみませんか。
伝え続けられる伝統
大切に代々継承されてきた「伝統芸能」
庶民の娯楽として大流行した歌舞伎をはじめ、雅楽・日本舞踊・能楽・人形浄瑠璃などに代表される伝統芸能。
書道、茶道、華道なども大切な日本文化で、落語も日本の話芸の代表格ですね。
日本の財産でもある伝統芸能にこの機会に触れてみませんか。
★ユネスコ無形文化遺産特別展「体感!日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」が開催中です。
2022年1月7日(金)~3月13日(日) 東京国立博物館(上野)
多様性のある伝統
各地で伝わる、世界に誇るべき「伝統行事」
お正月・お花見・ひな祭り・七夕など、季節ごとに伝わり、日常の中に溶け込んでいる日本の伝統的な行事もあれば、「豊穣への感謝や祈り」が由来となり神々をお祀り(おまつり)する神聖な行事として伝わる各地のお祭りも日本の誇りです。
地域によって、行われるイベントや象徴がまったく異なる日本の祭りですが、「神輿」の存在は共通しています。
そんなお祭りから日本を感じてみませんか。
守り続けられる伝統
日本の“ものづくり”の原点ともいえる「伝統工芸」
長年受け継がれてきた技法で、主に天然の原材料を用い、職人の手仕事により伝わる「伝統的工芸品」。
高い技術を誇り、その背景には日本の文化も感じられます。
漆器や有田焼・美濃焼で代表される陶器、切子などガラス製品、織物、染物、和紙などがあります。
各地では、伝統工芸を少し体験できる施設も増えつつあります。
自分で体験するからこそ分かる伝統工芸の繊細さ。
観光の合間に日本を感じる体験を取り込んだ旅はいかがでしょう。