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日本の伝統文化を体験する旅

今だからこそ、あらためて注目したい世界に誇れる日本の伝統文化の魅力に触れる旅。伝統文化を体験することにより、世界でたった一つとなる作品は、旅をより印象深くしてくれるに違いありません。その地ならではの観光スポットや名湯も盛り込んだ周遊旅はいかがでしょう。
トラベルコンシェルジュ 藤本 英里

青森から宮城まで。伝統文化に触れ、歴史ある秘湯も楽しむ旅

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【十和田・奥入瀬渓流で気づく雄大な景色】
日本で三番目に深い湖の十和田湖は、青森・秋田の県境に位置しています。火山活動により形成されたカルデラ湖で、大地をえぐった噴火のエネルギーのすさまじさと、形成にかかった年月の長さを感じることができます。周りの山々を映し出す、時が止まったかのような静かな湖面、滝や清流を成しながら流れが続く奥入瀬渓流、訪れる人々を魅了する景色は、季節によって異なります。


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【歴史を感じる鋳造の鉄器 南部鉄器】
旧南部藩主の城下町、盛岡市を中心とした地域で生産される南部鉄器ですが、その起源は1659年の江戸時代初期まで遡ります。もともとは、茶の湯釜から始まりましたが、今では様々な工芸品が作られています。手軽に鉄分補給もできるという、丈夫で長く使える南部鉄器の調理器具。昔ながらの伝統的技術・技法を受け継いでおり、世界でも注目される逸品です。
            

(写真:記事2-3)

【東北山間部に生まれた 宮城の伝統こけし】
宮城県に伝わる「鳴子(なるこ)」「作並(さくなみ)」「遠刈田(とおがった)」「弥治郎(やじろう)」「肘折(ひじおり)」の五つの伝統こけし。継承されるうちに、それぞれの地域で特徴的な形や顔、胴模様が表れるようになってきたのだそうです。どれを見ても色鮮やかで美しく、個性があり、好みが分かれるのも、こけし観賞の楽しさといえますね。


(写真:記事2-4)

【日本一の産地で知られる 天童将棋駒】
インドを発祥の地として、西洋に渡りチェスになり、中国から日本に渡った将棋。天童将棋駒の起こりは、1831年に織田藩が天童に城を移し、家臣に「将棋駒」作りを内職として奨励したのが始まり。将棋駒独特の五角形の形はもちろん、将棋文字までも統一されたのは江戸時代ですが、現在まで大きな変化はなく受け継がれているのです。今や山形県天童市が全国の約9割の将棋駒のシェアを占めています。

<モデルプラン日程表と参考料金はこちら>
https://www.webtravel.jp/japan/model/plan_166.html


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