9～15世紀にかけて、現在のカンボジア・シェムリアップを中心に、タイ・ラオス・ベトナムで大きな勢力を誇った王国、クメール王朝。
クメール人たちの豊かな文化、思想の名残ともいえる数々の遺跡が、今もなお残り人々を惹きつけています。
クメール人たちの豊かな文化、思想の名残ともいえる数々の遺跡が、今もなお残り人々を惹きつけています。
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アンコールワットは、12世紀、スールヤヴァルマン2世が建立したヒンドゥー教寺院。
東西1,500m、南北1,300m、中央塔の高さ65m、3重の回廊と5基の塔祠で構成される、巨大な寺院です。
内部には2千体に及ぶ女神デヴァターの彫刻が飾られ、同じデザインのものは一つとしてありません。
第3回廊には小乗仏教の仏像が祀られ、今なお多くの人々の信仰を集める、カンボジアを代表する遺跡です。
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プレアヴィヒアは、別名｢天空の寺院｣とも呼ばれ、タイとカンボジアの国境、ダンレク山脈山頂の断崖に建てられてたヒンドゥー教寺院。
2008年世界遺産に登録されました（現在は国境封鎖されておりカンボジア側からしか見学できません）。
ヒンドゥー教神話を描いた見事なレリーフ｢乳海撹拌｣や、遺跡を抜けた先の断崖絶壁から見渡すカンボジアの広大な草原パノラマは圧巻です。
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ワット・プーは、ラオス南部チャンパサック県にある、11世紀クメール人の手によって築かれた｢山の寺｣という意味を持つヒンドゥー教寺院です。
その歴史はアンコールワットより古く、アンコール遺跡のルーツとも言えるヒンドゥー教の宇宙観が、寺院建築や装飾に表現されています。
2001年世界遺産に登録された今も、仏教寺院としてラオスの人々の信仰を集め、変わらず昔ながらの時間が流れています。
カンボジアは1960年代後半ベトナム戦争に巻き込まれ約30年以上に及ぶ戦争状態が続き、「内戦」・「地雷」といったマイナスのイメージでしたが、近年では日本企業のカンボジア進出もあり順調な経済成長を遂げています。それにともない今まで地雷で行くことが難しかった遺跡観光も行ける範囲が広がり、知られざる遺跡をご紹介します。
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現在 20 名
