吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山と呼ばれていて、聖域として広く知られていました。修験道を開いた役行者が7世紀後半に千日修行によって、金剛蔵王大権現を感得され、そのお姿を山桜に刻んで山上ケ岳と山麓の吉野山に祭祀されました。これが寺の始まりとされています。 国宝に指定されている蔵王堂は高さ約34mでスケール抜群。東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築です。桧皮葺で建物の周りに藻腰を付けた入母屋造。3体の蔵王権現像が祀られていて、中像は7mを超える巨像。春の桜、秋の紅葉の時期には特別公開が行われて、その雄姿を見学することができます。 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つです。
修験道の総本山・金峯山寺
吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山と呼ばれていて、聖域として広く知られていました。修験道を開いた役行者が7世紀後半に千日修行によって、金剛蔵王大権現を感得され、そのお姿を山桜に刻んで山上ケ岳と山麓の吉野山に祭祀されました。これが寺の始まりとされています。
国宝に指定されている蔵王堂は高さ約34mでスケール抜群。東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築です。桧皮葺で建物の周りに藻腰を付けた入母屋造。3体の蔵王権現像が祀られていて、中像は7mを超える巨像。春の桜、秋の紅葉の時期には特別公開が行われて、その雄姿を見学することができます。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つです。