2024年は吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が 世界遺産に登録されて20周年。 そんな記念すべき年に、毎年7月7日に行われる金峯山寺の三大行事の一つ、 「蓮華会・蛙飛び」行事に今年も参加、地域の人たちと一緒に 太鼓台を担いできました。 この行事は、金峯山寺の御本尊、蔵王権現を侮辱して断崖絶壁に置き去りにされた男を、ある高僧がカエルの姿に変えて救出、その後、高僧の読経によって改心して人間の姿に戻ったという伝説に因んでいます。 太鼓台は修験道の総本山・金峯山寺の前を出発して、勝手神社まで太鼓台を担いで、折り返し。ロープウェーの吉野山駅前まで、太鼓台を運びます。吉野山駅前で山伏の一行と合流して、再び金峯山寺へ。 最後は金峯山寺の境内で太鼓台を揺らして、行事を祝います。 その日の夜は地域の人たちとBBQを楽しんで親交を深めました。 人口減少社会がますます進む中、地域の祭りや伝統行事の担い手や後継者不足が日本各地で顕在化してきています。 祭りや伝統行事を「観る」のではなく、地域の人たちと混じって、「参加する」。こうした旅のスタイルが広がっていくと、先人から受け継いだ祭りや伝統行事を次世代への継承にもつながるのではないでしょうか。 祭りや伝統行事を通じた地域の人たちとのコミュニケーションは非日常感も味わえます。そんな旅に出かけてみてはいかがですか。
世界遺産登録20周年・吉野山の伝統行事「蓮華会・蛙飛び行事」に参加して
2024年は吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が
世界遺産に登録されて20周年。
そんな記念すべき年に、毎年7月7日に行われる金峯山寺の三大行事の一つ、
「蓮華会・蛙飛び」行事に今年も参加、地域の人たちと一緒に
太鼓台を担いできました。
この行事は、金峯山寺の御本尊、蔵王権現を侮辱して断崖絶壁に置き去りにされた男を、ある高僧がカエルの姿に変えて救出、その後、高僧の読経によって改心して人間の姿に戻ったという伝説に因んでいます。
太鼓台は修験道の総本山・金峯山寺の前を出発して、勝手神社まで太鼓台を担いで、折り返し。ロープウェーの吉野山駅前まで、太鼓台を運びます。吉野山駅前で山伏の一行と合流して、再び金峯山寺へ。
最後は金峯山寺の境内で太鼓台を揺らして、行事を祝います。
その日の夜は地域の人たちとBBQを楽しんで親交を深めました。
人口減少社会がますます進む中、地域の祭りや伝統行事の担い手や後継者不足が日本各地で顕在化してきています。
祭りや伝統行事を「観る」のではなく、地域の人たちと混じって、「参加する」。こうした旅のスタイルが広がっていくと、先人から受け継いだ祭りや伝統行事を次世代への継承にもつながるのではないでしょうか。
祭りや伝統行事を通じた地域の人たちとのコミュニケーションは非日常感も味わえます。そんな旅に出かけてみてはいかがですか。