エクアドルのピジャロ(Pillaro)で毎年1月1日~6日に開かれるディアブラーダは、 伝統的な悪魔のマスクのお祭りです。 頭から角が生えたような独特のマスクをつけたグループが、 音楽に合わせ、町を練り歩きます。 ディアブラーダの起源はスペイン植民地時代にさかのぼり、 スペイン文化と、南米の文化が融合して生まれました。 古い言い伝えによれば、植民地時代、キリスト教宣教師の教えを拒否した先住民の人々が、 悪魔になったともといわれています。 悪魔のマスクは手作りで、動物の角や歯が使われています。 衣装は鮮やかな赤や黒が基調です。 悪魔と一緒に、ガリシャと呼ばれる、マスクを身に着けて白い衣装で女装した男達と、楽団も同行します。 ディアブラーダの各グループは各地区のコミュニティーの人々で構成され、 祭りの間、10以上のグループが踊りを披露します。 ピジャロは、中部の都市アンバトから約10㎞のところにあり、 祭りの日には、多くの観光客が押し寄せます。 2009年には、エクアドルの無形文化遺産に宣言され、 年々人気が高まり、ここ10年ほどで有名になったそうです。 1月1日の昼前に到着したのですが、 ディアブラーダが通る道沿いは、もう見物人で埋め尽くされていました。 ディアブラーダがやってくると、見物人は悪魔と一緒にセルフィーしたり、 グループに飛び込み、悪魔と一緒に踊る人もいたりして、大騒ぎです。 後半に続きます。
ピジャロのディアブラーダ
エクアドルのピジャロ(Pillaro)で毎年1月1日~6日に開かれるディアブラーダは、
伝統的な悪魔のマスクのお祭りです。
頭から角が生えたような独特のマスクをつけたグループが、
音楽に合わせ、町を練り歩きます。
ディアブラーダの起源はスペイン植民地時代にさかのぼり、
スペイン文化と、南米の文化が融合して生まれました。
古い言い伝えによれば、植民地時代、キリスト教宣教師の教えを拒否した先住民の人々が、
悪魔になったともといわれています。
悪魔のマスクは手作りで、動物の角や歯が使われています。
衣装は鮮やかな赤や黒が基調です。
悪魔と一緒に、ガリシャと呼ばれる、マスクを身に着けて白い衣装で女装した男達と、楽団も同行します。
ディアブラーダの各グループは各地区のコミュニティーの人々で構成され、
祭りの間、10以上のグループが踊りを披露します。
ピジャロは、中部の都市アンバトから約10㎞のところにあり、
祭りの日には、多くの観光客が押し寄せます。
2009年には、エクアドルの無形文化遺産に宣言され、
年々人気が高まり、ここ10年ほどで有名になったそうです。
1月1日の昼前に到着したのですが、
ディアブラーダが通る道沿いは、もう見物人で埋め尽くされていました。
ディアブラーダがやってくると、見物人は悪魔と一緒にセルフィーしたり、
グループに飛び込み、悪魔と一緒に踊る人もいたりして、大騒ぎです。
後半に続きます。