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南米大自然

有名スポットももちろん素晴らしいのですが、まだあまり観光地化が進んでいない小さな町や村を訪れ、大自然とそこに暮らす人々の暮らしを垣間見るのも、南米旅行の楽しみです。
トラベルコンシェルジュ 深山哲夫

ハーブ

実はここ1週間ほど、軽い夏風邪をひいています。
昼間は暑いのでエアコンを使っているのですが、
夜は結構涼しく、その温度差が原因かもしれません。
それほどひどくはないのですが、のどと鼻に来る風邪で、
のどがイガイガして咳が出るのが困ります。

そういえば、のどによいお茶があったのを思い出して、試してみました。
ブロンキオ・テというお茶で、
パラグアイのお茶メーカー「テ・グアラニ」の製品です。
こちらではスーパーで普通に買えます。
ちなみにブロンキオはスペイン語で気管支、テはお茶です。
直訳すると「気管支茶」という感じでしょうか。

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パッケージの説明には、伝統的に気管支によいとされるハーブを
ミックスしたとあり、咳、風邪、痰などによいと書かれています。

ティーバックではなく、細かい茶葉が大袋に入っています。
付属の説明書によると、まずブロンキオ・テ大さじ半分を
よく沸かした熱湯500ccに入れ、10分待ちます。
この間、お茶の湯気を吸いこむとなお、効果があるとのこと。
その後、お茶を濾して、ハチミツを加えて飲みます。
これを大人は1日4~5回くらい行うとよいとのこと。

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さっそくやってみました。
お茶の湯気を吸い込むと、独特の香りが鼻にすうっと通り、気持ち良いです。
しばらく置いてから、濾してハチミツを入れて飲みます。
ハチミツなしでも飲めなくもないですが、かなり苦いので、
マイルドにするためのハチミツなのでしょう。
体も中から温まり、ぽかぽかした感じになります。

これを今朝から何度か繰り返しているのですが、
心なしか、喉と鼻が楽になったような気がします。

パラグアイはハーブが盛んで、
市場や道端で、よくハーブを売っています。
いろいろな種類があり、何に効くハーブが欲しいというと、
それに適したものを出してくれます。
また医師の処方箋でも、薬に加えて、
「〇〇のお茶を毎日飲むように」などと指示されることもあります。
それだけ、ハーブが暮らしに根付いているということなのでしょう。

ハーブと休養で、夏風邪を退治したいと思います。


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