アルゼンチンのパタゴニアにあるペリトモレノ氷河は、 寒さが和らぐ夏(12~2月頃)が、観光シーズンです。 気になるのは、次の氷河の大崩落はいつあるのかです。 ペリトモレノ氷河は何年かおきに、大きな崩落を繰り返しています。 氷河は常に成長しています。 ペリトモレノ氷河はアルヘンティーノ湖に面していますが、 この湖は幅が狭いです。 氷河が成長して迫り出してくると、 湖を横切って対岸まで達し、湖をせき止めてしまいます。 いわば、天然の氷のダムが湖を二分してしまうわけです。 やがて、このダムの両側で水位差ができると、水圧で氷に穴が開いてトンネル状になり、 穴が大きくなって最後には崩れます。 これが氷河の大崩落です。 このサイクルは数年おきに繰り返されており、 前回は2018年3月、その前は2016年3月でした。 ちなみにその前は2012年3月に起こっています。 直近の3回はたまたま、いずれも3月だったのですが、 冬の7月に起こったこともあります。 前々回、2016年3月の大崩落を動画でご覧ください。 前回2018年の大崩落は深夜に起こり、 国立公園の開園時間外で無人だったため、 誰も目撃者がいませんでした。 かつては、大崩落は4~5年おきくらいと言われていたのですが、 気候変動の影響なのか、 最近はサイクルが短くなっている感もあります。 一度は生で見てみたい大崩落。 2016年、2018年と来ていますので、 単純に考えると次は今年2020年か?とも思えますが、 こればかりは自然現象ですので、いつ起こるかは誰にもわかりません。 大崩落は運次第だとしても、小さな氷の塊(といっても大きい)が落ちる 小さな崩落は、毎日起こっています。 これを見るのも意外と難しく、ふと目をそらした瞬間に落ちたりするのですが、 現地にお越しの際は、ぜひ目を凝らして、よく観察してみてください。
ペリトモレノ氷河の次の大崩落は?
アルゼンチンのパタゴニアにあるペリトモレノ氷河は、
寒さが和らぐ夏(12~2月頃)が、観光シーズンです。
気になるのは、次の氷河の大崩落はいつあるのかです。
ペリトモレノ氷河は何年かおきに、大きな崩落を繰り返しています。
氷河は常に成長しています。
ペリトモレノ氷河はアルヘンティーノ湖に面していますが、
この湖は幅が狭いです。
氷河が成長して迫り出してくると、
湖を横切って対岸まで達し、湖をせき止めてしまいます。
いわば、天然の氷のダムが湖を二分してしまうわけです。
やがて、このダムの両側で水位差ができると、水圧で氷に穴が開いてトンネル状になり、
穴が大きくなって最後には崩れます。
これが氷河の大崩落です。
このサイクルは数年おきに繰り返されており、
前回は2018年3月、その前は2016年3月でした。
ちなみにその前は2012年3月に起こっています。
直近の3回はたまたま、いずれも3月だったのですが、
冬の7月に起こったこともあります。
前々回、2016年3月の大崩落を動画でご覧ください。
前回2018年の大崩落は深夜に起こり、
国立公園の開園時間外で無人だったため、
誰も目撃者がいませんでした。
かつては、大崩落は4~5年おきくらいと言われていたのですが、
気候変動の影響なのか、
最近はサイクルが短くなっている感もあります。
一度は生で見てみたい大崩落。
2016年、2018年と来ていますので、
単純に考えると次は今年2020年か?とも思えますが、
こればかりは自然現象ですので、いつ起こるかは誰にもわかりません。
大崩落は運次第だとしても、小さな氷の塊(といっても大きい)が落ちる
小さな崩落は、毎日起こっています。
これを見るのも意外と難しく、ふと目をそらした瞬間に落ちたりするのですが、
現地にお越しの際は、ぜひ目を凝らして、よく観察してみてください。