航空関連情報を提供する英国のOAGは、 先日、2019年の世界の航空会社の定時運航率ランキングを発表しました。 南米関係の航空会社を見ていきたいと思います。 まず、全航空会社のランキングでは、 中南米のコパ航空(2位)とラタム航空(5位)がベスト5入りし、 日本のANA(7位)、JAL(15位)よりも上位になりました。 ちなみに日系ではスカイマークの3位が最高です。 ●2019年 定時運航率ランキング 全航空会社(OAG調査) 順位 / 航空会社 / 定時運航率 1 / Garuda Indonesia / 95.01% 2 / Copa Airlines / 92.01% 3 / Skymark Airlines / 90.12% 4 / Hawaiian Airlines / 87.40% 5 / LATAM Airlines Group / 86.41% 6 / Aeroflot / 86.30% 7 / All Nippon Airways / 85.92% 8 / Jetstar Asia / 85.48% 9 / Singapore Airlines / 85.32% 10 / Thai AirAsia / 84.49% 15 / Japan Airlines / 83.44% 2位のコパ航空は、前年の1位から1つ順位を下げました。 パナマが拠点で、南北アメリカの中心という地理的メリットを活かし、 北中南米の各地を結んでいます。 5位のラタム航空は、前年の7位から2つ順位を上げました。 チリのラン航空とブラジルのタム航空が合併して生まれた会社で、 南米最大級のネットワークです。 特にペルーやチリでは強く、 イースター島へ行くときには必ずお世話になる会社です。 ラタム航空は、特に規模の大きい20社を比較した、メガエアライン部門でも、 ANA,JALを抑えて1位になり、健闘が光ります。 次にラテンアメリカ地域のランキングを見てみます。 ●2019年 定時運航率ランキング ラテンアメリカ(OAG調査) 1 / Copa Airlines(パナマ) / 92.01% 2 / LATAM Airlines Group(チリ) / 86.41% 3 / Sky Airline(チリ) / 83.42% 4 / Azul Airlines(ブラジル) / 80.40% 5 / Aerolineas Argentinas(アルゼンチン) / 79.26% 6 / Aeromexico(メキシコ) / 78.95% 7 / GOL Linhas Aereas(ブラジル) / 78.04% 8 / Avianca(コロンビア) / 76.63% 9 / Volaris(メキシコ) / 75.61% 10 / Caribbean Airlines(トリニダード・トバゴ) / 74.95% 上位の3社は、日本の大手2社とほぼ同等の定時運航率です。 5位アルゼンチン航空はいろんな評判もあるようですが、 10本のうち約8本は定時運航という結果です。 なお、OAGのランキングでは、 定時から15分以内の到着を定時運航としています。 もちろん、定時運航率はあくまで確率ですから、 悪天候などでどうしても遅れることもありますが、 こういう数字を頭の片隅にでも置いておくと、 初めての航空会社でも、安心して乗れるかもしれません。 出典 Punctuality League 2020 Report - OAG.com
南米で時間に正確な航空会社
航空関連情報を提供する英国のOAGは、
先日、2019年の世界の航空会社の定時運航率ランキングを発表しました。
南米関係の航空会社を見ていきたいと思います。
まず、全航空会社のランキングでは、
中南米のコパ航空(2位)とラタム航空(5位)がベスト5入りし、
日本のANA(7位)、JAL(15位)よりも上位になりました。
ちなみに日系ではスカイマークの3位が最高です。
●2019年 定時運航率ランキング 全航空会社(OAG調査)
順位 / 航空会社 / 定時運航率
1 / Garuda Indonesia / 95.01%
2 / Copa Airlines / 92.01%
3 / Skymark Airlines / 90.12%
4 / Hawaiian Airlines / 87.40%
5 / LATAM Airlines Group / 86.41%
6 / Aeroflot / 86.30%
7 / All Nippon Airways / 85.92%
8 / Jetstar Asia / 85.48%
9 / Singapore Airlines / 85.32%
10 / Thai AirAsia / 84.49%
15 / Japan Airlines / 83.44%
2位のコパ航空は、前年の1位から1つ順位を下げました。
パナマが拠点で、南北アメリカの中心という地理的メリットを活かし、
北中南米の各地を結んでいます。
5位のラタム航空は、前年の7位から2つ順位を上げました。
チリのラン航空とブラジルのタム航空が合併して生まれた会社で、
南米最大級のネットワークです。
特にペルーやチリでは強く、
イースター島へ行くときには必ずお世話になる会社です。
ラタム航空は、特に規模の大きい20社を比較した、メガエアライン部門でも、
ANA,JALを抑えて1位になり、健闘が光ります。
次にラテンアメリカ地域のランキングを見てみます。
●2019年 定時運航率ランキング ラテンアメリカ(OAG調査)
1 / Copa Airlines(パナマ) / 92.01%
2 / LATAM Airlines Group(チリ) / 86.41%
3 / Sky Airline(チリ) / 83.42%
4 / Azul Airlines(ブラジル) / 80.40%
5 / Aerolineas Argentinas(アルゼンチン) / 79.26%
6 / Aeromexico(メキシコ) / 78.95%
7 / GOL Linhas Aereas(ブラジル) / 78.04%
8 / Avianca(コロンビア) / 76.63%
9 / Volaris(メキシコ) / 75.61%
10 / Caribbean Airlines(トリニダード・トバゴ) / 74.95%
上位の3社は、日本の大手2社とほぼ同等の定時運航率です。
5位アルゼンチン航空はいろんな評判もあるようですが、
10本のうち約8本は定時運航という結果です。
なお、OAGのランキングでは、
定時から15分以内の到着を定時運航としています。
もちろん、定時運航率はあくまで確率ですから、
悪天候などでどうしても遅れることもありますが、
こういう数字を頭の片隅にでも置いておくと、
初めての航空会社でも、安心して乗れるかもしれません。
出典
Punctuality League 2020 Report - OAG.com