2月24日はパラグアイ女性の日(Día de la Mujer Paraguaya)でした。 1867年のこの日、当時争われていた三国戦争の戦費調達のため、 女性有志が国に貴金属等を寄付する集会を開いたことに由来するとされています。 (寄付の形をとりつつ、実際には事実上の強制だったともいわれていますが) 三国戦争は、その当時に近代化を推し進めていたパラグアイが、 ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの3カ国を敵に回して戦った戦争です。 しかしパラグアイは大敗して成人男性の大半が戦死し、 首都も占領されるという悲惨な結果となりました。 残ったのは子供と老人と女性で、男性に対して女性が異常に多い状態になり、 「パラグアイで男が道を歩くと、女性が木から降ってくる」と言われたと 伝わっています。 そんなパラグアイの戦後を支えたのは強いパラグアイ女性で、 それを称えて「パラグアイ女性の日」が制定されています。 パラグアイ女性は2万グアラニー紙幣にもなっています。 この紙幣デザインは特定の女性ではなく、パラグアイ女性一般を表しています。 今でもパラグアイ女性は働き者として知られ、 最近、成長が著しい製造業でも、女性は重要な労働力となっています。 男性よりも、よく働くといわれているくらいで、同じ男性としては肩身が狭いです。 いつの時代でも、いざとなれば女性が強いですね。
パラグアイ女性の日
2月24日はパラグアイ女性の日(Día de la Mujer Paraguaya)でした。
1867年のこの日、当時争われていた三国戦争の戦費調達のため、
女性有志が国に貴金属等を寄付する集会を開いたことに由来するとされています。
(寄付の形をとりつつ、実際には事実上の強制だったともいわれていますが)
三国戦争は、その当時に近代化を推し進めていたパラグアイが、
ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの3カ国を敵に回して戦った戦争です。
しかしパラグアイは大敗して成人男性の大半が戦死し、
首都も占領されるという悲惨な結果となりました。
残ったのは子供と老人と女性で、男性に対して女性が異常に多い状態になり、
「パラグアイで男が道を歩くと、女性が木から降ってくる」と言われたと
伝わっています。
そんなパラグアイの戦後を支えたのは強いパラグアイ女性で、
それを称えて「パラグアイ女性の日」が制定されています。
パラグアイ女性は2万グアラニー紙幣にもなっています。
この紙幣デザインは特定の女性ではなく、パラグアイ女性一般を表しています。
今でもパラグアイ女性は働き者として知られ、
最近、成長が著しい製造業でも、女性は重要な労働力となっています。
男性よりも、よく働くといわれているくらいで、同じ男性としては肩身が狭いです。
いつの時代でも、いざとなれば女性が強いですね。