今回の旅では念願のMoustiers-Sainte-Marie訪問を果たしました。
ここは高地プロバンスに位置する静かな村で、
フランス語ふうに言うと、une village de hors du temps (時を越えた村)。
前から行きたいと思いながら、アクセスが悪いために何度も断念してきたところです。
本当に静かな村でした。緑豊かな丘とサンドベージュの家々、
かと思うと突然そそり立つ褐色の岩山、その中腹に祀られた
十字軍ゆかりのチャペル。
景観的にはすごくドラマチックです。二泊三日で滞在したのですが、
日本人観光客には一人も会いませんでした。プロバンスの観光地では
これは初めての経験でした。お勧めいただいたホテル Le Clos des Iris は
森の中にたたずむとてもかわいいホテルで、日本の女の子が見たら
「キャー、すてき!」と狂喜乱舞するだろうと思います。
ロケーションのよさに加えて、けっして深入りしないサービスや、
それでいて何かお願いすると一生懸命対応してくれる姿勢に、
おもてなしのクオリティの高さを感じました。ここならリピートしたいな、
と素直に思えるレベルです。いいホテルを見つけていただき、ありがとうございました。
Aix-en-Provenceからの往路はフランス人のガイドさんを頼んだので、
Moustiersに至るまで、一面のラベンダー畑やローカルなマルシェ、
サンクロワ湖、ヴェルドン渓谷などを一通り案内してもらいました。
途中、名物のメロン(melon de Cavallion)を買って道端のカフェに入り、
「ここで切って食べていいですか」「いいですよ、ナイフをお持ちしましょうか」と
いったやりとりをしたのも、後から笑える思い出になりました。
H様/フランス8日間
まず南フランスへの行き方としてマルセイユINを提案していただいたことに感謝。
今までニースINしか頭になかったぼくには、まさに目からウロコのご提案でした。
これでフランス旅行のオプションがひとつ増えました。
今回の旅では念願のMoustiers-Sainte-Marie訪問を果たしました。
ここは高地プロバンスに位置する静かな村で、
フランス語ふうに言うと、une village de hors du temps (時を越えた村)。
前から行きたいと思いながら、アクセスが悪いために何度も断念してきたところです。
本当に静かな村でした。緑豊かな丘とサンドベージュの家々、
かと思うと突然そそり立つ褐色の岩山、その中腹に祀られた
十字軍ゆかりのチャペル。
景観的にはすごくドラマチックです。二泊三日で滞在したのですが、
日本人観光客には一人も会いませんでした。プロバンスの観光地では
これは初めての経験でした。お勧めいただいたホテル Le Clos des Iris は
森の中にたたずむとてもかわいいホテルで、日本の女の子が見たら
「キャー、すてき!」と狂喜乱舞するだろうと思います。
ロケーションのよさに加えて、けっして深入りしないサービスや、
それでいて何かお願いすると一生懸命対応してくれる姿勢に、
おもてなしのクオリティの高さを感じました。ここならリピートしたいな、
と素直に思えるレベルです。いいホテルを見つけていただき、ありがとうございました。
Aix-en-Provenceからの往路はフランス人のガイドさんを頼んだので、
Moustiersに至るまで、一面のラベンダー畑やローカルなマルシェ、
サンクロワ湖、ヴェルドン渓谷などを一通り案内してもらいました。
途中、名物のメロン(melon de Cavallion)を買って道端のカフェに入り、
「ここで切って食べていいですか」「いいですよ、ナイフをお持ちしましょうか」と
いったやりとりをしたのも、後から笑える思い出になりました。
帰路(MoustiersからAixへ)は最初から自力で踏破しようと思っていました。
出発前はバスや列車の正確な情報がなかなか入手できなかったのですが、
まあ、何とかなるだろうと。で、結果的にはバスの乗り継ぎで何とかなったのですが、
日程が一日ずれていたらバスも列車も週末運休になっていたとのこと。
運休だったらきっとパニクっただろうな、と思う反面、
それはそれで面白かったのかも、と少し残念な気もします。
Aixでは噴水広場(Rotonde)が窓から見えるホテルに一泊、翌日TGVでパリへ。
パリでは革命記念日(7月14日)の花火大会を間近に見たり、FIFAワールドカップの決勝で
文字どおりパリがどよめくのを肌で感じる得難い経験をしました。
フランスの優勝が決まったあと街に出てみると、フランス国旗を体にまとい、
頬にもトリコロールを描いた人たちでまさにお祭り騒ぎ。Mes felicitations(おめでとう)! と
ハイタッチのつもりで手を挙げると、Vive la France(フランス万歳)! アリガトウ! と
手をギュッとつかまれ、中にはハグしたりキスしたりしてくる女性も。日仏関係を
損ないたくなかったので、あえて避けることはしませんでしたが(笑)、
これもなかなかできない経験でした。
16区トロカデロ広場近くにとっていただいたホテルもよかったです。
部屋の広さが日本のビジネスホテル並みだったのはパリだから仕方ないとして、
レセプションの対応がすばらしかったです。旅程最終日は空港への送りの車が
午前6:40にホテルに来るスケジュールになっていたのですが、ホテルでは
ぼくのために6:00から簡単な朝食を用意してくれました(本来、朝食は6:30から)。
コーヒーとクロワッサン、ヨーグルトにりんご、といった内容でしたが、これには感激しました。
りんごをかじりながらホテルの狭い中庭から見上げたパリ早朝の青空が忘れられません。
わずか8日間の旅でしたが、二週間も三週間もフランスにいた気がします。
フランス、やっぱりいい国だな。
来年もまた行きたくなりました。
浦野さん、そのときはまたよろしくお願いします!
~アンケートより~
去年はスペインのAlpujarra、
今年はフランスのMoustiers-Sainte-Marieと秘境への旅が続きます。
浦野さんのご手配のおかげでいつも無事かつ快適なでき、感謝しています。
正直、何もトラブルが起こらないところが不満といえば不満なので、次回は何かトラップを仕掛けておいてください(笑)
AixからMpoustiersへの道中から
Moustiers-Sainte-Marie
パリ16区トロカデロ広場周辺