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楠見様ご夫妻/アメリカ国立公園めぐり
担当コンシェルジュ : 近藤 昭彦
【2018年8月29日[Wed] ご出発】
楠見様ご夫妻/アメリカ国立公園めぐり
国立公園めぐりを終えて
スイス、南米に続いて3回目の貴社手配の旅行をしました。いつもながら満足の行く旅になりました。羽田発着でしたので楽でした。
羽田のTIATラウンジは初めて使いましたが、すいていて快適でした。時間帯により社員食堂のようになるさくらラウンジとは違ってゆっくりできました。
デルタ航空の機材(777-200)とサービスはほぼ予想通りで、日系と同じレベルとは言えませんでした。
個人用のテレビは航路情報が使えず、映画は、字幕も吹き替えもないので、全く見ませんでした。三角形の頭の形のシートは、フルフラットになるとはいえ、近年のJALやANAのシートに比べると狭く、寝返りをするのに苦労する状態でした。ノースウエスト時代に比べれば改善していると言えますが。
今回の旅では、あちこちにKIOSK端末が設置され、事前にこちらの希望をインプットできるという環境が整っているのに驚きと喜びを感じました。英語の読み書きはともかくヒアリングが苦手な私にとってはありがたい存在でした。
ロスアンゼルスの入国審査については混む時間帯ということである程度覚悟していましたが、このKIOSK端末(日本語も選択できました)のおかげでスムーズにすみました。係官との会話は、ホテルの名前を聞かれただけでした。このKIOSK端末は、交通機関だけでなく、ホテルの朝食会場や、街中のマクドナルドにもあって、こちらの希望通りの注文をするのにとても助かりました。
入国は無事すんだものの、となりのターミナルの国内線のセキュリティチェックはかなり厳しく、家内はシャツの金属製の刺繍がひっかかって何回も身体検査を受けました。
ソルトレイクシティーまでのフライトは快適でしたし、ハーツの貸し出しはやや時間がかかりましたがスムーズでした。さすがに長旅のあとの300㎞の運転はやや疲れました。アイダホフォールズの宿では、時差の影響もあって寝坊をしてしまい、朝食がぎりぎりになりました。ただし時間を決めた予定はなかったので特に問題にはなりませんでした。その後は運転にも現地時間にも慣れ、快適に運転できました。今回の旅ではいくつかの州をまたいで移動しましたが、MSTとPSTの州があり、夏時間採用と不採用の州もあって、特に飛行機に乗るときの時差には気を使いました。
イエローストーンは二人とも初めてでしたが、期待通りの景色でした。バッファローやエルクなどの野生動物にも頻繁に会うことができました。みどころをいくつか歩いて回りましたが、キャニオンカントリーが印象深いです。黄色の大地と多くの滝と虹は感動的でした。ガイザーも見事でした。オプショナルツアーの間欠泉巡りは、イギリスからの夫婦、フロリダからの夫婦と3組6人でまわりました。同世代でそれなりに会話もしましたが、温泉そのものは日本の別府地獄めぐりに比べて、そう変わったものではないという感じでした。
今回近藤さんからお勧めいただいた、クランドティトンとセドナは、素晴らしい場所でした。どちらも2時間程度のトレッキングをして、景色を堪能しました。忘れられない思い出になりました。家内も喜んでいました。
ジャクソンホール空港のレンタカー返却は早朝のため係員がいなくて、周りの人がキーを封筒に入れて箱に入れていたのでそれに倣いました。ただこのキードロップボックスは小さくて、借りたナビを返す方法がなく迷いました。名前を書いてデスクの上に置いてきましたが、今日まで連絡がないところをみると返却できたのでしょう。
サンフランシスコ空港での乗り継ぎ時間に、プライオリティパスで入れるラウンジを探して行ってみたら普通のレストランでした。ここで朝食を摂りましたが請求はされませんでした。ただ、ウエイトレスが、「このアローワンスにはチップが入っていない」と大きな声で言っていたので、キャッシュで$5置いてきました。
ソルトレークシティではクルマが用意されていて(スバルレガシーでした)手続きも済んでいて、受け取るまでに多少時間はかかりましたが、出口でのチェックはありませんでした。フェニックスとサンフランシスコでは指定されたゾーンから好きなクルマを選べという方式でした。どちらもトヨタカムリを選びました。オートクルーズもついていて、楽な運転ができました。ナビはどこもカウンターで受け取ることができました。
セドナでは、夕日が照らす景色をみながらトレッキングをしたため、ホテルに入るころには暗くなってしまいました。道案内の看板が不親切で、たどりつくのに少々時間がかかってしまいました。ここでも(アイダホフォールズでもそうでしたが)チェックインして部屋に入ってみるとONE BEDの部屋でした。TWO BEDの部屋に変えてもらいましたが、別棟でとても離れていて、歩いてはいけない距離でした。再度夜の運転をすることになってしまいました。
セドナからグランドキャニオンへの道は変化が少なく、運転は楽でしたが、同乗者は飽きていたようです。
今回 インターステートをかなり走りました。I-15では日本のパーキングエリアのような休憩施設がいくつかあり、助かりました。トイレと厳重に施錠された自動販売機があるだけですが、店に入らずに休めるので気が楽でした。後半のI-5でも見ましたが数は少ないようでした。いきなり看板が出てくるので、日本のPAのように何マイルか前から提示されるとより便利かと思いました。
私はグランドキャニオンは2回目ですが、家内は初めてで迫力に圧倒されていました。今回は時間があったのであちこち歩きまわりました。谷底へのトレッキングルートも少し下ってみました。雄大な景色ではありますが、やや単調という印象です。ヤバパイロッジは快適でした。
ラスベガスへの旅程は、今回最長でしたのでやや緊張しました。途中、セリグマンのルート66遺跡や、フーバーダムによりながらゆっくり走りました。それでもまだ日が高いうちにラスベガスに到着しました。フーターズホテルのチェックインでリゾートフィーの請求をされましたが、バウチャーを見せて拒否しました。それは通ったのですが、代わりに100ドルのデポジットを要求されました。チェックアウト時に念のため確認しました。いまのところ請求は来ていません。今回いくつか泊まったホテルの中で、ここは冷蔵庫も電子レンジもコーヒーメーカーも水もないという、最もサービスレベルの低いところでした。
時間に余裕があったので、ストリップを少し歩きましたが、ギャンブルはしませんでした。翌日のフライトが早かったので、早寝早起きをしました。
サンフランシスコからヨセミテは若いころ一度走ったことがあるので、あまり調べずに走り出したのですが、中心部を出るあたりで信号のある街中の道になっていまい、多少うろうろしました。
ヨセミテは今回の旅のハイライトでした。宿はいうなればアメリカの「上高地帝国ホテル」であり、宿泊客はアメリカの上流階級という感じで、よそ者の我々を快く迎えてくれました。従業員も洗練されていました。2日目はバスでグレイシャーポイントまであがり、フォーマイルトレッキングをゆっくり歩いて、徐々に変わりゆく景色を堪能しました。3日目も1時間ほどのトレッキングができました。残念ながら滝は見えない季節でしたが、今度は雪解けのころに行きたいと思いました。家内はもう数日居たいと言っていました。
今回、迷子防止のため、GPSを3種類準備しました。一つは借用したガーミンのカーナビ、一つはハーツのネバーロスト。もう一つがi-phoneに外付けGPS受信機(Bad Elf社)をつけたものです。結果として、i-phoneが最も正確でした。ローミングはせず、wifiもない環境で、maps.meというソフトを使ったのですが、トレッキング中の小さな分かれ道まで正確に表示てくれました。グランドキャニオンで、日の出を見るために真っ暗な中を30分歩いたのですが、現在位置が正確にわかるので迷うことはありませんでした。誤差は1メートル以下でしょう。ガーミンは車載してのルート案内が正確でした。ネバーロストは近距離のガイドだけで全体俯瞰がうまくできないので、後半は使いませんでした。
ヨセミテからの帰りは山道の120号線を避け、マーセド経由ですべて自動車専用道を選びました。事前に準備したので迷わずホテルまで運転できました。最終日前日は、ホテルのバスと電車(BART)を使ってサンフランシスコの町へ出て、ケーブルカーやフィッシャーマンズワーフの観光をしました。日本人街の宇治茶アイスクリームが美味でした。
最終日も早起きでしたが、事故を起こさないように慎重に運転して返却しました。帰りのフライトは順調でした。
ホテルへの条件連絡について一部不徹底なところもありましたが現場でリカバリーできましたし、手配いただいたフライト、宿とクルマはすべて用意されていて、(これは前回も確認済みなので全く心配はしていませんでした)団体行動が好きではない我々にとって快適な旅ができました。感謝しています。
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羽田のTIATラウンジは初めて使いましたが、すいていて快適でした。時間帯により社員食堂のようになるさくらラウンジとは違ってゆっくりできました。
デルタ航空の機材(777-200)とサービスはほぼ予想通りで、日系と同じレベルとは言えませんでした。
個人用のテレビは航路情報が使えず、映画は、字幕も吹き替えもないので、全く見ませんでした。三角形の頭の形のシートは、フルフラットになるとはいえ、近年のJALやANAのシートに比べると狭く、寝返りをするのに苦労する状態でした。ノースウエスト時代に比べれば改善していると言えますが。
今回の旅では、あちこちにKIOSK端末が設置され、事前にこちらの希望をインプットできるという環境が整っているのに驚きと喜びを感じました。英語の読み書きはともかくヒアリングが苦手な私にとってはありがたい存在でした。
ロスアンゼルスの入国審査については混む時間帯ということである程度覚悟していましたが、このKIOSK端末(日本語も選択できました)のおかげでスムーズにすみました。係官との会話は、ホテルの名前を聞かれただけでした。このKIOSK端末は、交通機関だけでなく、ホテルの朝食会場や、街中のマクドナルドにもあって、こちらの希望通りの注文をするのにとても助かりました。
入国は無事すんだものの、となりのターミナルの国内線のセキュリティチェックはかなり厳しく、家内はシャツの金属製の刺繍がひっかかって何回も身体検査を受けました。
ソルトレイクシティーまでのフライトは快適でしたし、ハーツの貸し出しはやや時間がかかりましたがスムーズでした。さすがに長旅のあとの300㎞の運転はやや疲れました。アイダホフォールズの宿では、時差の影響もあって寝坊をしてしまい、朝食がぎりぎりになりました。ただし時間を決めた予定はなかったので特に問題にはなりませんでした。その後は運転にも現地時間にも慣れ、快適に運転できました。今回の旅ではいくつかの州をまたいで移動しましたが、MSTとPSTの州があり、夏時間採用と不採用の州もあって、特に飛行機に乗るときの時差には気を使いました。
イエローストーンは二人とも初めてでしたが、期待通りの景色でした。バッファローやエルクなどの野生動物にも頻繁に会うことができました。みどころをいくつか歩いて回りましたが、キャニオンカントリーが印象深いです。黄色の大地と多くの滝と虹は感動的でした。ガイザーも見事でした。オプショナルツアーの間欠泉巡りは、イギリスからの夫婦、フロリダからの夫婦と3組6人でまわりました。同世代でそれなりに会話もしましたが、温泉そのものは日本の別府地獄めぐりに比べて、そう変わったものではないという感じでした。
今回近藤さんからお勧めいただいた、クランドティトンとセドナは、素晴らしい場所でした。どちらも2時間程度のトレッキングをして、景色を堪能しました。忘れられない思い出になりました。家内も喜んでいました。
ジャクソンホール空港のレンタカー返却は早朝のため係員がいなくて、周りの人がキーを封筒に入れて箱に入れていたのでそれに倣いました。ただこのキードロップボックスは小さくて、借りたナビを返す方法がなく迷いました。名前を書いてデスクの上に置いてきましたが、今日まで連絡がないところをみると返却できたのでしょう。
サンフランシスコ空港での乗り継ぎ時間に、プライオリティパスで入れるラウンジを探して行ってみたら普通のレストランでした。ここで朝食を摂りましたが請求はされませんでした。ただ、ウエイトレスが、「このアローワンスにはチップが入っていない」と大きな声で言っていたので、キャッシュで$5置いてきました。
ソルトレークシティではクルマが用意されていて(スバルレガシーでした)手続きも済んでいて、受け取るまでに多少時間はかかりましたが、出口でのチェックはありませんでした。フェニックスとサンフランシスコでは指定されたゾーンから好きなクルマを選べという方式でした。どちらもトヨタカムリを選びました。オートクルーズもついていて、楽な運転ができました。ナビはどこもカウンターで受け取ることができました。
セドナでは、夕日が照らす景色をみながらトレッキングをしたため、ホテルに入るころには暗くなってしまいました。道案内の看板が不親切で、たどりつくのに少々時間がかかってしまいました。ここでも(アイダホフォールズでもそうでしたが)チェックインして部屋に入ってみるとONE BEDの部屋でした。TWO BEDの部屋に変えてもらいましたが、別棟でとても離れていて、歩いてはいけない距離でした。再度夜の運転をすることになってしまいました。
セドナからグランドキャニオンへの道は変化が少なく、運転は楽でしたが、同乗者は飽きていたようです。
今回 インターステートをかなり走りました。I-15では日本のパーキングエリアのような休憩施設がいくつかあり、助かりました。トイレと厳重に施錠された自動販売機があるだけですが、店に入らずに休めるので気が楽でした。後半のI-5でも見ましたが数は少ないようでした。いきなり看板が出てくるので、日本のPAのように何マイルか前から提示されるとより便利かと思いました。
私はグランドキャニオンは2回目ですが、家内は初めてで迫力に圧倒されていました。今回は時間があったのであちこち歩きまわりました。谷底へのトレッキングルートも少し下ってみました。雄大な景色ではありますが、やや単調という印象です。ヤバパイロッジは快適でした。
ラスベガスへの旅程は、今回最長でしたのでやや緊張しました。途中、セリグマンのルート66遺跡や、フーバーダムによりながらゆっくり走りました。それでもまだ日が高いうちにラスベガスに到着しました。フーターズホテルのチェックインでリゾートフィーの請求をされましたが、バウチャーを見せて拒否しました。それは通ったのですが、代わりに100ドルのデポジットを要求されました。チェックアウト時に念のため確認しました。いまのところ請求は来ていません。今回いくつか泊まったホテルの中で、ここは冷蔵庫も電子レンジもコーヒーメーカーも水もないという、最もサービスレベルの低いところでした。
時間に余裕があったので、ストリップを少し歩きましたが、ギャンブルはしませんでした。翌日のフライトが早かったので、早寝早起きをしました。
サンフランシスコからヨセミテは若いころ一度走ったことがあるので、あまり調べずに走り出したのですが、中心部を出るあたりで信号のある街中の道になっていまい、多少うろうろしました。
今回、迷子防止のため、GPSを3種類準備しました。一つは借用したガーミンのカーナビ、一つはハーツのネバーロスト。もう一つがi-phoneに外付けGPS受信機(Bad Elf社)をつけたものです。結果として、i-phoneが最も正確でした。ローミングはせず、wifiもない環境で、maps.meというソフトを使ったのですが、トレッキング中の小さな分かれ道まで正確に表示てくれました。グランドキャニオンで、日の出を見るために真っ暗な中を30分歩いたのですが、現在位置が正確にわかるので迷うことはありませんでした。誤差は1メートル以下でしょう。ガーミンは車載してのルート案内が正確でした。ネバーロストは近距離のガイドだけで全体俯瞰がうまくできないので、後半は使いませんでした。
ヨセミテからの帰りは山道の120号線を避け、マーセド経由ですべて自動車専用道を選びました。事前に準備したので迷わずホテルまで運転できました。最終日前日は、ホテルのバスと電車(BART)を使ってサンフランシスコの町へ出て、ケーブルカーやフィッシャーマンズワーフの観光をしました。日本人街の宇治茶アイスクリームが美味でした。
最終日も早起きでしたが、事故を起こさないように慎重に運転して返却しました。帰りのフライトは順調でした。
ホテルへの条件連絡について一部不徹底なところもありましたが現場でリカバリーできましたし、手配いただいたフライト、宿とクルマはすべて用意されていて、(これは前回も確認済みなので全く心配はしていませんでした)団体行動が好きではない我々にとって快適な旅ができました。感謝しています。