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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 大成 真知子
【2006年7月8日[Sat] ご出発】 海外

Y 様/北欧列車の旅8日間

メールありがとうございました。

楽しい充実した旅を終え、無事に帰国しました。
いろいろとお世話になり、どうもありがとうございました。

予約していただいていたホテルは、みな駅の近くにあり、とても助かりました。
ストックホルムのNordic Seaは、インテリアなどが北欧デザインで工夫されていて、とても印象的でした。
フロントの方も、夜遅くに到着したにもかかわらず、熱心に観光案内をして下さいました。

ところで、何故ストックホルムに遅くなってから到着したかといいますと、X2000で思わぬアクシデントがありました。
コペンハーゲン中央駅から16:31に発車するはずの電車が時間を過ぎても到着しませんでした。
駅で確認したところ、列車がキャンセルされたということでした。
スウェーデンのマルメ中央駅まで行った方がよさそうだと感じ、急いで駆けつけ、なんとかストックホルム行きX2000の最終便に乗ることができ、ストックホルムには00:45に到着しました。
その時は、どうなることかと気が気ではありませんでしたが、今となっては、いい経験になったと思います。
というわけで、X2000で楽しみにしていた国境をつなぐ橋も、落ち着かない気持ちで渡り終えてしまいましたが、これは帰りの飛行機から眺めることができました。

コペンハーゲンでは、ニューハウンで船に乗り、人魚姫の像やクリスチャンハウンなどをゆっくり見てまわり、短時間でしたが、コペンハーゲンの街を満喫できました。
人魚姫の像の近くの、まるで五稜郭に似た公園を、朝から散歩してみましたが、ゆったりと散歩している人や、ジョギングしている人などと出会い、とても心が和みました。

ストックホルムはあいにく朝から雨でしたが、市庁舎からガムラスタンへ向かう途中の町並みは、とても広々としていて、水の都の雰囲気がありました。
ガムラスタンの王宮では、雨の中、衛兵の交代式を見るチャンスにも恵まれました。

ナルビクへの寝台車は、最初は予想以上に狭く感じましたが、車内はとても静かで、ぐっすり眠れてしまいました。
前日までの睡眠不足がたたって、ミッドナイトサンを楽しむことはできませんでしたが、ナルビクに近づくにつれてフィヨルドの景色が展開されていき、北欧の大自然を満喫できました。

ナルビクではファルゲネス山のロープウェーに乗り、山頂付近まで登ってみました。
天気にも恵まれ、そこからの眺望は絶景で、心に残る景色の一つとなりました。
意外に大きな街で、ここで1泊してみてもよかったかなと思いました。

オスロでは荷物の別送サービスに、意外に苦労しました。
サービスの会社が移転していたので、最終的にはホテルで連絡をとってもらい、無事にベルゲンのホテルまで届けてもらうことができました。
ムンク美術館を見学した後、船に乗り、ノルウェー民族博物館へ行きました。
1700年代の豪農の住居などが再現してあり、展示してある建物の中に(多分当時の衣装をまとっている)説明の方がおられ、いろいろと話を聞くことができました。
船着き場近くのレストランで、大きなサケや海鮮スープ(?)を食べましたが、とてもおいしかったです。

オスロからベルゲンの旅では、フィヨルドと湖でおおわれているノルウェーの国土を肌で感じました。
ミュルダールまでの列車では車窓からの景色が、高度が上がるにつれてどんどん変化していく様子がとてもおもしろかったです。
ソグネフィヨルドの船からの風景はずっと見ていても飽きがきませんでした。
ただ、予想以上に寒かったので、冬服と雨具の準備は万全にしていかないといけないと感じました。

ベルゲン到着後、お勧めのフロイエン山に登りました。明るいときの景色もよかったですが、日没後の夜景もすばらしいものでした。
カフェがあると本にでていたので行ってみたところ、とても豪華なレストランで、北欧最後の夜を締めくくるにふさわしいおいしい料理をいただきました。
朝早目に起きて散歩をしてみましたが、非常に愛着の湧く街で、もっと滞在してみたいと思いました。

ベルゲンからコペンハーゲンまでの飛行機からは、素晴らしいフィヨルドの眺めを見ることができ、空中遊覧をしているようでした。

今回が初めての自分たちだけの個人旅行だったので、どうなることかと少し不安でもありました。
欲張った鉄道旅行の計画に適切なアドバイスをいただき、とても良い旅行とすることができました。
インターネットのやりとりのみでこのような旅行が成功したのも大成さんのおかげと、大変感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
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