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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 近藤 昭彦
【2007年9月7日[Fri] ご出発】 海外

T.K様/カナダ ナイアガラフォールズ・バンフ8日間

近藤様

帰国の報告が遅れまして、申し訳ありません。
休んでいる間の1週間分の仕事が山積みでして今週一週間、
馬車馬のように働いておりました。。。

さてさて、両親とのカナダ旅行ですが、正直疲れました・・・
きっと両親も疲れたと思います。なにしろ私は今回、添乗員兼運転手。
もともと英語を喋れるわけではない私ですので、いろいろ大変な事もございまして・・・(苦笑)

が!

やはり、カナダの大自然に圧倒されたと・・・その一言につきます。
ナイアガラの水量しかり、カナディアンロッキーの雄大さ、
初体験の父は最初、そんなにテンション上がってなかったのですが、
滝を間近で見、様々な滝や川を満喫するアトラクションに、段々声を上げて
「すごいなー。こりゃ、やっぱり生じゃないとわからんもんだなー」と・・・(*^_^*)

ただ、ナイアガラ3日目(ゴート島に行く日)が朝、土砂降りでして・・・
3人とも濡れ鼠になって、それでも歩いてレインボーブリッジに渡り、
アメリカに入国し、散策している間に曇ったままでしたが、ほとんど雨も止み、
なんとか観光できました。
ちなみにあまりの寒さに両親は近くの土産屋で厚手の洋服を買ったほど・・・(苦笑)

二日目から、父は「和食!和食!」と騒ぎ出し、私を困らせ、
予定外でしたが、日本食を食べに行きました。(早すぎます・・・)
そこでうどんを食べたら地元のカトキチの冷凍うどんでした(笑)

場所はバンフに変わりまして・・・
実はバンフでは母は一日寝込んでしまい、コロンビア大氷原には
私と父の二人だけで出かけたのですが、天気もこれほどよい天気は
あるだろうかというほどの快晴でして、道中、雄々しい山々を見て、
父は「おい、ここで写真が撮りたい!」と何度も止まり、写真撮影(笑)
写真では伝わわりきらないすごい風景を生身で感じ、この歳になって
見聞を広げられてよかったーとしきりに言っておりました。

母が前回、雪で見ることが出来なかったペイトレイクも、
体調の良くなった翌日訪れました。
長い坂道を、登ったその先にあった湖は、想像以上の青さで
しんどい思いをした甲斐があると、それはそれは嬉しそうにしておりました。

正直、母にペイトレイクを見せたい、ただそれだけに思い立ったカナダ旅行。
少々無理をしてでも連れて行った甲斐がありました(*^_^*)

バンフは着いた日と、翌日はとてもよいお天気だったのですが、
その晩に雨が降り、山は初雪となり、翌朝、見える風景が
一変しておりまして、一粒で二度美味しい?感じでして・・・

朝のうち、雨が残っておりましたが、出発して目的地に着く頃から
段々晴れてきまして(若干の雲はありましたが)ペイトレイク付近では、
遊歩道に雪が少し残り、それはそれは素敵な感じでしたよ。
クリスマスツリーになるような木に少しだけ雪が積もって太陽の熱で
少しずつ溶けて、その雫が太陽光で反射し、キラキラ・・・

サルファマウンテンも前回は雪で真っ白でしたが、今回はキレイな木々の緑、
遠くまで見渡せるよいお天気で、ここもまた母はとても喜んでいました。
さすがに母は長く続く階段は無理なので、私と父だけ、一番高い
ところまで登ってきました。
父は私にいろいろ注文し、「ここで、一枚!」「おい、ここでも撮ってくれーい」
と・・・まるで子供のようでした(苦笑)

森の中を乗馬はやっぱり気持ちよかったですね。
両親の馬はとても言う事を聞く馬を与えられていましたが
(なにしろ彼らは英語の説明がわからないので)私の馬、イーモアは6頭中、
一番暴れ馬だったようで、とにかくすぐに草を啄ばみ、違う道を歩こうとして
大変な思いをし(前回はそんな苦労しなかったのに)若干疲れました・・・(苦笑)

旅行そのものは、おおむね順調にスケジュール通りで問題なかったのですが
今回、ホテルの件については、若干残念な事が何件か・・・

まずナイアガラのホテルは、きれいにベッドメイクしている状態で
シーツをめくったら、明らかに鼻につっこんだ鼻血がついているティッシュがあったこと。
それについては、翌日のベッドメイキングの際にわかるように、
かなりはっきり文句を書いて、チップはなし!という事を伝えました。
床掃除も全然出来てなくて入ったばっかりなのに、普通に見える部分に
ごみがたくさんありました。
翌日はごめんなさいというメッセージとともに、まーまー掃除をしてくれて
おりましたけどね。
ちなみにサービスのコーヒーセットに砂糖とミルクがついてなくて。
ま、これは別についてなくてもいいやと思っていたのですが、
3泊して最後の一日だけ、砂糖とミルクがセットされていたりして、
「なんだよ、今まで忘れてたのかよ!」というツッコミをせざるをえませんでした(笑)
また、2日目は、間違って誰かが火災報知機を押したか、
感知されたかで警報が鳴り出したのですが、それに対しての対応が
非常に悪かったですね。
ま、そんなにいいホテルでもないし、日本とは違うので、そんなに
目くじら立てて怒るとかそういうことでもなかったのですが、
こっちは慣れない旅先で、誤報であれば、すぐに館内放送しなさいよ!と、
少々思ってしまいましたね。

また、バンフのホテルでは、全く持って、あってはいけない事がありました。
疲れて、横になっていると、キーカードを持った老夫婦が
なんと部屋に入ってきたのです・・・Σ (゜Д゜;)
確かに内側から鍵をかけてなかったのは、不覚でしたが、私たちが
泊まっている部屋を案内されて、(入ってきたその老夫婦は何も悪くありませんが)
同じコードに設定されたキーで部屋に入ってこられ、さすがに私も
うまく英語も話せないのに、フロントに文句の電話をしてしまいましたね。
部屋に来たスタッフに、事情を説明しましたが、あまり悪びれる風もなく、
日本語で表現すると「何かの手違いかな?もう大丈夫」的なことを
言っていましたが、日本だったらゴネるぞ!と・・・(苦笑) 
ゴネるほどのボキャのない私は、とりあえず、カギのコード設定を変えてくれ
とお願いして(変わったかどうかわからないが)内側からしっかりカギをしましたが・・・
また、その部屋は広く、風呂とトイレが二つあり、それについては
満足していたのですが、2日目に戻ってみると、片方しか掃除されておらず・・・
これまた電話をし、片方まだ掃除できてない!と・・・すぐ行きますと
返事をしたのに、結局その日、きれいにはしてもらえず・・・Σ (゜Д゜;)
ま、他にもきれいなタオルがあったので、それで事足りたんですが・・・

ホテルについては、少々嫌な思いをし、それだけが残念でしたね。
後は、いろんな人に親切にしてもらって、滞りなく旅を終えることが出来ました。

普段は友達と一緒に海外に行くので、みんなで相談しながら、
お互いにボロボロの英語をカバーしあってましたが、今回は60を越えた
両親にその英語力を頼ることは無理で、自分ひとりで何から何まで・・・
正直疲れ果てたのですが、やる気になれば、一人でもなんとかなるんだと
少々自信がつきましたね(*^_^*)

ベイトレイク

写真はペイトレイクで満足げな両親です(*^_^*)
着いたときは、まだ秋になりきってなかったバンフの街も帰る頃には
大通りの樹木も黄色に色づき、大変キレイでした!

今回はほんとに近藤さんには大変お世話になりました。
改めて御礼申し上げます。

追伸:
ホテルに文句を言う機会があれば、言っておいてくださいね(爆)

近藤 昭彦 wrote:

T.K.様

お帰りなさい、添乗員たいへんご苦労様でした。

T.K.様から最初にこの旅行のお話しをいただいた時、「とにかく両親が喜ぶ旅行を計画したい」とのお言葉、に私も感ずる所があり是非ご協力が出来たらと念じておりました。
T.K.様と計画を組み立てながら、ある程度旅程が完成した時点で、T.K.様手作りの「旅のしおり」をご両親にお渡ししながら、今回の旅行の発表を
お聞きになったの時の、ご両親の驚きと喜びは目にうかびました。
旅行後T.K.様からの報告のお便りを拝読し、ご両親が本当にこの旅行を楽しんでいただいた事をお聞きし、T.K.様の目論みも見事大成功、ご家族の絆がさらに強まった事と、とても嬉しく思いました。
また機会がございましたら次のご旅行もお手伝いさせていただけたらと思います。

追伸
ホテルの件たいへん失礼いたしました。先方にはキツク申しておきました。
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