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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 谷口 洋子
【2007年11月24日[Sat] ご出発】 海外

K.K様/イタリア3都市周遊旅行9日間

谷口様

イタリアの感想を簡単にまとめましたので、お送りいたします。

イタリアは日本とは全く文化が違いましたね。
まず、英語が全く通じない!
英語で話しかけても理解してくれないし、返ってくるのはイタリア語。
ほとんどのレストランでもイタリア語のメニューしかないし、美術館の展示物
の解説もイタリア語、フランス語、スペイン語などのEU諸国の言葉でしか
書かれていません。なのでほとんどゼスチャーでやりとりしていました。
イタリア語は「こんにちは、こんばんは、ありがとう」ぐらいしか勉強して
いかなかったんです。。(^_^; 言葉が通じないってのはホント辛いですね~。

でも美術品や建築物、教会の装飾品などは本当に素晴らしく、
見ていて鳥肌が立ちました。それほどまでに凄かったです。
特にミケランジェロとレオナルド・ダ・ビンチの二人は超天才です。
ミケランジェロの彫刻、ダ・ビンチの絵は見応えがあり、これ以上に
上手い人はいないんじゃないかと思いました。
イタリアの教会は内装が凄くて、一面金ピカなんて当たり前!
無宗教の私でもなんか神聖な気分になって、改宗しようかなんて
考えたりして(笑)。

11月のイタリアは一番雨が多い季節のため人気が無いらしく、
どこも空いていて、どこの美術館も待ち時間無しで入れました。
予約を取っていただいた2つの美術館も待ちは無しでしたよ。
唯一並んだのはヴァチカン博物館だけかな。

私は雨男のため、旅行中は雨を覚悟していたのですが、ローマで傘の
いらない天気雨が20分くらい降っただけで、それ以外は毎日快晴でした。
イタリアはちょうど紅葉していて景色が素晴らしく、本当に綺麗でした。
そうそう、街の中は意外と汚い!
至る所に落書きがされているし、道路はタバコの吸い殻やゴミがひどくて
ビックリしました。浮浪者も多いですしね。

今回はローマ→フィレンツェ→ベネツィアと回りましたが、
イタリアは都市によって全く雰囲気が違いました。ローマは古代遺跡の街、
フィレンツェは芸術の街、ベネツィアは水の街といった感じかな。
住んでる人々も食べ物も景色も全然違うので、いくつも顔があるって感じ。

谷口さんのアドバイスのおかげで、写真を思う存分撮ることができました。
途中、小型のデジカメを無くすというハプニングはありましたが、
大型のフィルムカメラではバッチリ撮ってきました。
重いけど三脚を持って行ってよかった~。

お勧めのレストランもいくつか行きましたよ。
結構日本人観光客が多いお店で、安心できました。
中には日本語のメニューが置いてあるお店もありましたしね。
イタリア語のメニューしかないお店では、何が出てくるか本当に分から
なくて、豆のスープを頼んだつもりだったのに、出てきたのはシュリンプ
のボイル・・・全然違うよ~!って感じ。 そういうお店ではガイドブックに
載っている写真を見せて、似ているのを注文するようになりました。
それでもハズレるときが多かったですけどね。(^_^;
イタリアは釜焼きのピザとカプチーノ、Tボーンステーキが美味しかったかな。

今回は色々とアドバイスをいただき、おかげさまで楽しく旅行することが
できました。 本当にありがとうございました。
また、次に行く機会がありましたら、またよろしくお願いいたします。
それでは、お元気で。

CIAO!

谷口 洋子 wrote:

この度はご旅行記をお寄せ下さり誠に
ありがとうございました。

豊かな感性で様々な角度からイタリアの魅力を
ご堪能いただけたご様子、とてもも嬉しく拝読
させていただきました。

荘厳なカトリック教会へ一歩踏み込み日常から
切り離された空間へ身を委ねると、信者ではない
にもかかわらず私も何かしら神聖な気持ちに
なります。
ルネッサンス期以降、彗星の如く出現した天才
たちの作品の中には遠近法が如実に表現されて
いますし、宗教画もイコンとは異なり人間として
聖人達が描かれていたり作品の題材もバラエティ
に富み本当に見ごたえがありますよね。
また今回は南から順に北上され、古代~中世、
ルネッサンス、近代への歴史芸術散歩の旅で
いらっしゃいましたので、美術テクニックや
街の繁栄した時代(ローマ帝国からナポレオン
時代まで)をまさにイタリアの歴史とともに
辿られたといっても良いですね。

そして旅の醍醐味のひとつでもありますね。
イタリアの味覚を各地でご堪能なさったようで
本当に良かったです!

この度は誠にありがとうございました。
ご旅行中、一度もご連絡がないのはご無事な
証拠、と安心しつつ伴走させていただきました。加藤様もどうぞお元気にお過ごし下さい。
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