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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 山岸 玲子
【2007年12月8日[Sat] ご出発】 海外

O様/イタリア8日間

山岸様

ご無沙汰しております。
旅行から戻り、また仕事にバタバタと追われる日々でお礼のメールが遅くなってしまい、
申し訳ありません。
初めてで、しかも駆け足のイタリア旅行でしたが、本当に充実した日々が送れました。
私達の場合は結局、現地ツアーは利用せずでしたので、自分達の足にかかってましたし、
リサーチ等に手間がいりましたが、その分、他にない自分達だけの心に残る
素晴らしいイタリアが体験できました。
出発前にはいろいろ心配していましたが、女2人旅なので十分に危機意識を持って
行動した結果、大きなトラブルもなく楽しめました。
それも山岸様が私共のわがままなリクエストや細かな質問にも対応していただいたお陰です。
ありがとうございました。

ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノ それぞれ趣の違ったイタリアが感じられ、
何処も魅力的でした。
いくつかの珍事件?!もありました。さすが?イタリアと思うような事もありましたが、
それも旅の楽しみの1つ。
さほど神経質にならず気楽にしていたのが良かったのかもしれませんね。
今でも旅を振り返り、「あれはなかったよね~」と妹と談笑・・。いえ、爆笑しています。
今回、予算・時間が限られていましたがイタリアの主要なところを網羅でき、
イタリア初体験にしては十分だと思っています。
ユーロスターでの移動も2等車でしたが全く問題なく快適でした。
ピサへの旅行も切符購入とも問題なく済みました。
(列車確認を地元人らしきある男の人にしたところ、これはピサに行かないよ!と言われ、
駅職員をつかまえて聞き直したところ、その列車で合っていました。 どうして男の人が
そんな返事をしたかは未だに??です。)

ホテルに関しても3つ星であの程度なら何ら支障ありませんでした。
私達の場合、「シャワーをあびて寝ることが出来ればいい」という考えでしたので・・・。
でも予想外にもフィレンツェ・ベネチアはバスタブがありましたし、全ホテルの部屋の
広さは適度でした。スタッフの方々の対応もまず問題なかったです。

ただ、フィレンツェのホテルは構造が複雑で部屋に辿り着くのに少し迷ってしまいます。
あと、ミラノのホテルは女同士では若干、抵抗があるかもしれません。
たまたまだとは思いますが、客層がいまいちです。
シャワー・トイレが位置的に使い辛くあまり綺麗ではありません。
(シャワーブースとして仕切りがないのでシャワーを使うと勿論、トイレ・洗面はびしょ濡れ
部屋の外に漏水しそうになるのでドアの下側にタオルを込めて使用していました。) 

ベネチアのホテルはとても綺麗で女性受けする雰囲気のお部屋でした。
エレベーターがなく重たいスーツケースを持って階段を昇降しないといけないという
試練がありますが・・・(笑)

朝食はどのホテルも多少の差はあるもののパン、チーズ、卵料理、ヨーグルト、シリアル、
フルーツ、ジュースと定番ながらイタリアの朝食にしては十分な品揃えでしたよ。
チーズはキューブタイプの物でしたがクリーミーで美味しく何個も食べてしまうほどでしたし
コーヒー類はオーダーしてから作ってくれるので、とくにカプチーノはとても、とても
美味しかったですよ。コーヒー好きの私達にとっては何よりの癒しでした。

イタリアの食べ物は美味しくてボリュームがあり大満足です。
ピザやパスタは勿論ですが、トマトの美味しさにはビックリしました。
あんなにも美味しいトマトがいつも食べられるなんて羨ましいです。
市場やスーパーマーケットに行きお土産だけでなく、いろいろ買ってホテルで食べ比べたりも
しました。 
フィレンツェではトリッパの屋台もあり、地元の人に交じり立ったままトリッパサンドを
頬張りました。美味しかったです。地元の人も美味しいかい?って気さくに話しかけて貰えたり
といい雰囲気でした。

市場では閉店10分前に駆け込んだ私達に嫌な顔もせず、私達の面倒なリクエストに快く
対応していただきました。30分以上は閉店時間がオーバーしていたと思います。
既に市場内の電気はほぼ消されていたし、帰りは裏口から出していただきました。
それでもいくつか試食もさせてくれて美味しい食材が買えました。
今もそれらを味わってはイタリアを思い出している次第です。

市場では食材だけでなく、革製品だけの市場もあり素敵な商品が沢山ありました。
私達もお気に入りをみつけて記念に購入してきました。
デザインもよく、日本ではもっとお値段が張るようなものもお手頃価格になっていましたが、
勿論、更に値段交渉してお安くGetできました。

それぞれの街に関しての感想は沢山ありすぎて語り尽くせない程ですが、
12月中頃だったこともありあちらこちらでクリスマスの雰囲気いっぱいで日が暮れてくると
町並みがとても素敵でした。ライトアップなどもいい感じでした。
(残念ながら、昼間はあちこち改修工事をしていて、写真を撮ってもいまいち・・っていう
観光場所が結構ありましたけど。)
でも1番はフィレンツェのドゥオモから観た景色です。
夕暮れでピンク色に染まっていく様は絶景でした。
日が暮れてからも街がライトなどで浮かび上がって、これもまた美しい景色でした。
息を切らして登った苦しさなんて吹っ飛ぶ程の美しさですね。
今でも目を閉じるとその光景が蘇ってきます。

ローマも素晴らしく、あまりにも芸術品がありすぎて1つ1つにじっくり時間が掛けられません
でしたがいつかまた時間を掛けて巡ってみたいと思います。
バチカン博物館はサンピエトロ寺院を含め是非、もう1度訪れたいところです。
(1度では足りませんね。2度3度と・・。)

ミラノはやっぱり「最後の晩餐」です。 
観覧された方はご存じだと思いますが、一点透視図法を身をもって体感でき、一種例えようのない
独特の雰囲気、感覚に陥ります。さすがと言わざるを得ない程の存在感です。
15分間だけしか観覧できないのが残念です。
きつい行程の中、ミラノを外そうかと考えたこともありましたが組み込んでおいて良かったです。
最後の晩餐を観覧するためだけにミラノを訪れるのも全く損はないと思いました。
それ以上のものを与えてくれると思います。
これからイタリア旅行を計画されている方で未だ観たことがない方は
是非、最後の晩餐見学を組み込んでは? お勧めです!

あとミラノではメトロ(地下鉄)以外に、トラムに乗ってみました。
メトロはローマでも利用していたので問題ありませんでしたが、トラムは分かりづらかったです。
地元の人に聞いたにも関わらず違う番号や反対方向に乗ってしまっていたり・・・。
挙げ句の果てに路上駐車の車が進路妨害をしてしまっていて立ち往生。
車の持ち主が分からずその場に30分程停車したまま。
後ろからは次々と別のトラムが来て糞詰まり状態。トラムの運転手や乗客、通行人までもが
集まって寄ってたかってその邪魔になっている車を動かそうと 押したり持ち上げてみたりと
悪戦苦闘したのですが結局移動できず・・・。
最終的にこれらのトラムは車庫に戻るから別のトラムを捕まえてくれ、と乗客は寒空の中、
降ろされたのでした。ホテルの近くを通っている番号を教えて貰おうと聞いてみたのだけど
運転手さん達は英語が分からず、私達もイタリア語分からずで会話成立しなくて・・・
そんな自分達が滑稽で途中でみんなで笑うしかありませんでした。
親切な運転手さんが乗るべくトラムの昇降場に誘導してくださりホッと安心したのも束の間、
無線が入ったあと、なんとそのトラムも車庫に戻ることなったから降りて下さいと運転手さん
に言われ、再び外に放りだされました。 
さっきイタリア語が分からないながらも大体の道筋は聞いてあったので、仕方なく15分ほど
歩いてホテルに戻りました。
イタリア語は分かりませんが、数字だけでもイタリア語を覚えていたことで相手の言いたい
ことが少しでも分かって助かりました。(笑)

まぁ、こういった笑える事件もありましたが、深刻な問題はなく旅行できて良かったです。
ストも回避され予定通り帰国できましたし・・・。

思いつくままに感想を述べさせていただきましたので乱文で申し訳ありません。

それでは山岸様、くれぐれもお体に気をつけてお仕事頑張って下さい。
今回のイタリア旅行をサポートしていただきありがとうございました。
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