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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 原 一男
【2008年1月28日[Mon] ご出発】 海外

磐田製茶業組合 鈴木様/中国4日間

先日はお世話になりました。 磐田製茶業組合の鈴木です。

鉄観音の産地“茶都” 安渓へ

今回も原さんにお願いして、旅人たちは中国福建省の鉄観音の産地“安渓”へ,,,
「きっと鉄観音のイメージが変わると思いますよ。」
「信じられない高値のお茶が取引されていますよ。」
という言葉に惹かれて、期待に胸を躍らせて行ってきました。

“茶都”なんて大袈裟な、どうせ田舎の小さな集落だろうと思っていたんですが、
アモイからバスを飛ばして1時間半、山を越えトンネルを抜け現れた安渓の町並み。
予想に反して、大きなしっかりとした町でした。 

翌日はお茶三昧の一日、朝から念願の茶市場「茶都」へ、、、、

ちょうど旧正月前なので、お茶を売っている農家の数も1/3ほどでした。
ま~、全盛期を知らないから、何とも言えないが一通りお茶を見てから、
気に入ったお茶を2角(3円)払って、お湯をもらい試飲してみる。
大分イメージと違うな!と更に他も試飲。結局3種類ほど飲んで1/2斤(250g)づつ3種類お買い上げ。

一応、私達はお茶作りのプロです。それぞれに格安で茶器などを購入でき大満足で茶都を後にしました。

そして、更に西坪の茶畑に向かいました。途中、旅人の突然のわがままなリクエストで、
ガイドさんに交渉してもらい、農家の家の製茶機械を見せてもらう事にも成功。

山の急斜面に一面植えられたどこまでも続く広大な鉄観音茶畑の景色に感動し、
この感動は、生で見なければきっと分からないだろうと強く感じた。

今、日本のお茶農家は価格低迷に苦戦していますが、安渓の農家のプライドと情熱を直に感じて
元気をもらえた気がします。

一つ残念だったのは、4日間雨と曇りで太陽を見ることが出来なかった事。
でも50年ぶりの大寒波が来ていたのに、アモイで雪にならなかったのだけでも、救いだったのだろうか、、。

でも、それにしても寒かった。

私のブログに旅行記を載せましたので是非訪れてみてください。


原 一男 wrote:

鈴木さん

どうもお世話になりました。

ホント話にならない位寒かったですね。
バスの暖房は「故障」ではなく、最初から付いていないのだと思われます。
温暖な地方ですから、例年の冬なら暖房を入れるまでは冷えないのでは
ないでしょうか。
それにまだ日本のようにどこにいても冷暖房完備が行き届いていませんから
着る物で調節するのが中国流なんですよね。

とはいえ寒い思いをさせてしまい申し訳なく思っています。

帰国後に聞いたところ、安渓の茶農家では年収3000~4000万円(日本円)という
家も珍しくないらしく、かなり裕福な生活をしているようですよ。

日本にも茶都のように、自由に生産者が直接販売できる取引所があると
良いですね。

お茶に関しては、まだまだ面白い視察場所が沢山あります。
また次回もよろしくお願いします。
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