和智 佳代子 wrote:
T 様このたびは弊社にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
二大名峰での悪天候は残念でしたが、
色々な乗り物や雪山を満喫していただけたご様子で、私も安心いたしました。
そして念願のベルニナ特急と今回の旅で唯一のイタリア領ティラーノ、
冬の風物詩であるベルンのクリスマスマーケットや
チューリッヒのシンギングクリスマスツリーも、ご堪能いただけて良かったです。
連泊をベースにしたとはいえ、結構びっしりと毎日の予定を入れてご出発いただいたので、
多少あわただしかったのではないかと思っていましたが、
数時間でも田舎の町々でのんびり過ごして一息つけたことで
緩急バランスよくご旅行いただけましたね。
充実した旅であったこと、お聞きできて何よりでした。
このたびは本当にありがとうございました。
またのご旅行の際にも、ぜひお問い合わせ下さいませ。
今後とも弊社をどうぞよろしくお願いいたします。
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～T 様の旅のルート～
ヨーロッパの中心部に位置するスイスは、
国土は小さいながらも様々な文化や自然を有する表情豊かな国です。
その魅力は多岐にわたりますが、なかでも特に
ユングフラウ、マッターホルン、モンブランの「アルプス三大名峰」と、
氷河特急、ベルニナ特急、ゴールデンパスラインの「三大特急」は、
スイスが世界に誇る、老若男女問わず人気の観光資源です。
T 様の当初のご希望は、マッターホルン観光の拠点となるツェルマットでの滞在と、
氷河特急・ベルニナ特急のご乗車でしたが、
残念ながらこの時期は氷河特急が走っておりません。
（氷河特急というのは、ツェルマット～サンモリッツ間を8時間かけて結ぶ
時速40kmの「世界で一番遅い特急」で、
毎年10月下旬から12月初旬までの間、路線工事のため運休になります。
ちなみに2008年は10/20～12/8が運休期間でした）
もちろんツェルマットじたいには行けるのですが、
氷河特急の運行区間が不通になってしまうので、
ツェルマットから、ベルニナ特急が発着するクールやサンモリッツまで出るのに
本来ならば氷河特急でまっすぐ横断できるところ、
チューリッヒまで北上したうえで南下するという、大幅な迂回が必要になります。
それでも、お二人にとってツェルマットとベルニナ特急の全線走破は
どうしても譲れないご希望であったのと、
またもう1つの名峰ユングフラウも捨てがたいということでしたので、
次のようなルートでご提案させていただきました。
1． 成田→チューリッヒ（列車乗り換え）→ベルン ベルン泊
2． 午前ベルン滞在 午後ベルン→インターラーケン インターラーケン泊
3． 終日ユングフラウヨッホ＆グリンデルワルトへ インターラーケン泊
4． 午前は湖畔の町ブリエンツへ 午後インターラーケン→ツェルマット ツェルマット泊
5． 終日ゴルナーグラート＆グレーシャーパラダイス（クラインマッターホルン）*へ
（*天候の都合によりロートホルンパラダイスに変更） ツェルマット泊
6． 午前ツェルマット→クール（迂回ルート） 午後クール滞在 クール泊
7． ベルニナ特急とティラーノ（イタリア領）＆サンモリッツ日帰りの旅 クール泊
8． 午前クール→チューリッヒ 午後は温泉地バーデンへ チューリッヒ泊
9． チューリッヒ→ 機中泊
10．→成田
ベルン1泊→インターラーケン2泊→ツェルマット2泊→クール2泊→チューリッヒ1泊です。
インターラーケンは、アイガー、メンヒ、ユングフラウといった名峰群や、
ヨーロッパ最高地点の駅ユングフラウヨッホなどを観光する際の起点となる町で、
グリンデルワルトはインターラーケンから登山鉄道で約30分、
小さな村ながら年間100万人以上の観光客が訪れるハイキングのメッカです。
ゴルナーグラート、グレーシャーパラダイス（クラインマッターホルン）、
ロートホルンパラダイスは、いずれもマッターホルンを一望のもとにできる、
アルプスの醍醐味たっぷりの展望台です。
ベルニナ特急は、北はクール・サンモリッツから南はイタリアのティラーノまで、
1800m以上の標高差がもたらす気候や風景の変化を一気に楽しめる路線です。
大迫力のアルプスや氷河、白い湖（ラーゴ・ビアンコ）、
そして世界でも類を見ないオープンループ橋（ブルージオの橋）など見所が満載です。
クール→ティラーノは約4時間、サンモリッツ→ティラーノは約2時間30分で、
日帰り往復が一般的なので、たいていの場合は
サンモリッツ（スイス屈指のリゾート地で氷河特急の終着点でもある）を拠点にしますが、
今回はベルニナ特急全線走破が旅の目的の1つでしたので、
クール滞在をベースにしてお作りしました。
日本のお客様はまだまだ通過してしまうことの多いクールですが、
実は5000年の歴史を持つスイス最古の町で、
山々と旧市街のコントラストが非常に美しく、おすすめです。
ちなみに、クール→ティラーノのベルニナ特急は、
クールからサンモリッツ手前のアルブラ峠あたりまで、氷河特急と同じルートを走ります。
つまり、氷河特急には乗れなくても、その運行区間を一部体験することができ、
しかもこの区間には、随一の名所と言われる高さ65mの「ランドヴァッサーの橋」があるので、
ベルニナ特急に乗車しながら氷河特急のハイライトまで楽しめるという、
まさに今回の旅にはもってこいのルートです。
（このあたり一帯の景観とベルニナ線は2008年7月に世界遺産に登録されました）
二大名峰とベルニナ特急以外にも、世界遺産都市ベルン、
インターラーケン近郊の湖畔の町ブリエンツ、
それにできればスイスの温泉も体験したいということでしたので、
最終日にチューリッヒからぶらりと行けるバーデンを入れました。
スイスには数多くの温泉がありますが、
その中でもバーデンはローマ時代から湯治場として知られた歴史の古い町で、
日帰り入浴専用の温泉センター「テルマルバーデン」は誰でも気軽に利用できます。
中世の街並みが残る旧市街も観光の目玉になっています。
それから、ちょうどクリスマスシーズンのご旅行ということもあって、
ベルンとチューリッヒの滞在日がクリスマスマーケットの開催時期と重なっていたので、
観光の合間に足を伸ばしていただければと思い、ご案内させていただきました。
この2都市のマーケットはスイスの中でも規模が大きくて華やかなのですが、
特にチューリッヒでは、期間中の1日2回（いずれも夕刻）、
聖歌隊がツリーの一部となって歌う「シンギングクリスマスツリー」の演奏があり、
美しい歌声が夜空に響き渡ってクリスマスムードをさらに盛り上げてくれますので、
バーデンから戻られた後、旅の最後にお立ち寄りいただくのをおすすめしました。
今回の都市間移動はすべて列車でしたので、
乗車券をそのつど購入するよりお得な鉄道パス（スイスパス）をお使いいただきました。
スイスパスの通用期間中は、スイス全土の国鉄とほとんどの私鉄、
ポストバス・湖船などが乗り降り自由*になり、
また、登山鉄道やロープウェイ、ケーブルカーといった適用対象外の乗り物についても、
パスを提示すれば、そのほとんどで割引が受けられます。
（*ベルニナ特急や氷河特急、その他予約が必要な列車・バス・船に関しては、
座席指定券が別途必要です）
スイスパスには1等・2等の設定がありますが、
今回は冬季限定のアップグレードキャンペーンにより
2等の料金で1等パスをご用意できました。
そのため、移動はすべて1等車両で、
最も楽しみにされていたベルニナ特急もゆったり満喫していただけました。
Ｔ様ご夫婦／二大名峰＆ベルニナ特急 冬のスイス１０日間
無事に帰国しました。その節は色々とありがとうございました。
とても満足＆楽しいハネムーンになりました！！
初めてのヨーロッパでしたが、治安も良く交通の移動もとても分かりやすくて、
個人旅行にして良かったと大納得です。
そして、ホテルのレベルも安いものを想像していましたが、
用意して下さったホテル大満足です！！
安心して外出もできましたし、快適に過ごすことができました。
天気にはあまり恵まれず、ユングフラウヨッホとゴルナーグラートでは猛吹雪で、
まわりの山々は全く見れませんでした。
それでも、展望台までの道のりを「寒い～！」とはしゃぎながら歩いたことや、
ユングフラウヨッホではプラトーテラスの旗の近くまで行ってみたり、
（ここでは結構山々が見えました！）
スフィンクス展望台にいた黒い鳥たちと記念撮影をしたりと、
貴重な体験をさせていただきました♪
ゴルナーグラートの施設は改装工事らしく12/12までお休みだったのですが、
貼り紙に気づかず中に入ってしまい、工事のお兄ちゃんたちに教えてもらいました（笑）。
憧れのマッターホルンは、到着日にホテルの窓から下半分が見えたのみでしたが、
しっかりこの目に焼きつけました（前日はいいお天気でよく見えたそうです・・・）。
グレーシャーパラダイスも悪天候のためロープウェイが運休になり、
途中のトロッケナーシュテークまでは運行しているとのことでしたが、
方角を変えてロートホルンパラダイスに行きました。
こちらも晴天とまではいかないお天気でしたが、ケーブルカー＆ゴンドラリフトを楽しみ、
ロートホルンのレストランの外で、COOPで購入したパンなどを食べ、
雪山の寒さと景色を満喫しました。
前半は山がなかなか見れませんでしたが、
クールやティラーノでは、街のまわりにそびえる山々が本当にきれいで感動しました。
そしてベルニナ特急ですが、圧巻です！！
湖や氷河は凍り境界線も分かりませんでしたが、景色が最高でした！！
どこまでも雪山でしたが、迫力満点で飽きることなく楽しめました。
そして1等車両で本当に良かったです。2等はかなり混雑していました。
ご質問いただいたティラーノでの滞在ですが、パスタとラザニアを食べました。
スイスフランかクレジットカードを使えるところを探して、
駅前のスナック屋さんのようなお店に入りました。
（お菓子や雑誌などを売っていて軽い食事もできるところでした）
これぞイタリア！という味は味わえなかったのですが、
現地の庶民的な雰囲気を感じることができました。
ベルニナ特急の車内でもらったパンフレットに載っているアイスクリーム屋さんを探して、
駅前の大通りを右に行きました。
お目当てのお店は見つからなかったのですが、おいしそうなケーキ屋さんがありました。
（スイスフランが使えず、近くにATMもあったのですが結局あきらめました）
川を越えるとクールに似た古い街並みがあり、山々の景色とともに楽しめました。
日曜とあって人も少なく（駅の入国審査も不在でした！）、静かな街を散歩できました。
クリスマスマーケットですが、ベルンでは半日を費やして満喫です。
ツリーの飾りも色々な種類の小さな実があったり、もみの木の枝やらを集めたお店や、
キャラメルを鍋で作っているお店もあって、とても楽しかったです。
（ちなみにベルンのクマ園は工事中でクマ不在でした）
チューリッヒではシンギングクリスマスツリーを見に行きました。
資料をいただいていましたが、あんなにかわいいものだとは知らず、
これもまた感激しました。子供たちの顔が忘れられません。
ブリエンツ探訪は、「旅のひとやすみ」のような時間でした。
街は閑散としていましたが、ハウプト通りから改革派教会までゆっくり散歩しました。
あまり目新しいものはありませんでしたが、パン屋さんをのぞいてみたり、
結構日本語の書かれた看板が多いのがおもしろかったです。
ブルンガッセという古い民家が並ぶ通りはそこそこ楽しく、
色々な家のクリスマスの装飾が見れました。
改革派教会の前で木彫学校の生徒が手を振ってくれたり、
スイスのごみ回収車の音にたまげたり、
登校中のマウンテンバイクに乗った生徒さんが手を振ってくれたりと、
都市ではできない経験ができました。
バーデンは・・・思い出すと笑ってしまいます。
駅前でテルマルバーデン行きのバスを見つけ、スイスパスで乗れました！
外のプールを見た時は、湯気がたちこめ温かいのだろうと思ってしまいましたが、
いざ入ると「ぬるい！」の一言でした。
温泉プールとは聞いていましたが、予想よりぬるく笑ってしまいました。
2時間制でしたが、時間があまるくらいです。
外のプールでは係員が来て、簡単なエクササイズタイムが一度ありました。
プールの中で足踏みをしたり体をひねったり。
しかし30分も続き、意外とハードでした（無料です）。
室内のプールは身長160cmの私でも深く感じる場所があり少し怖かったです。
寒がりつつも外のプールに浸かり、スイスの年配の方々を眺めながら楽しみました。
帰りもバスで駅まで行きました。
ガイドブックを見ると新緑のスイスに目を奪われますが、
クリスマスシーズンとあって、なかなかいい時期に旅行ができたと思っています。
どの街もどの場所も、印象的です。本当に思い出深い旅行になりました。
オーダーの際から色々とお世話になり、
またこちらの要望に応えてくれる姿勢に感銘を受けました。
楽しい思い出をありがとうございました。
これからもすてきな旅行を提供して下さいね。
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（T 様 アンケートより）
入金する前まではとても不安でしたが、
トラベルパートナーのスピーディ・親切・丁寧な対応で、
安心して旅行を迎えることができました。
ハネムーンということで、旅行のこだわりが色々ありましたが、
無理を言うでもなく柔軟に対応して下さったのが、何よりも嬉しく思いました。
出発前に届く書類一式の中に、クリスマスマーケットの資料も入れて下さり、
その心遣いには感動しております。
今回、一般の旅行会社でのデスクを通じてのやりとりよりも、
密にこちらの要望に応えてくれるオーダーメイドプランに魅力を感じました。
そして素敵なトラベルパートナーと出会えたことに感謝しております。
インターネット旅行会社は何件かあたりましたが、
回答は御社が一番早く、ふた月前で焦っているところを助かりました。
これからも安心できる旅行を提供して下さい。
ありがとうございました。