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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 山岸 玲子
【2009年11月10日[Tue] ご出発】 海外

S様/イタリア9日間

山岸様

今日の昼頃、無事、自宅に帰ってまいりました。
旅のタイトルのとおり、「おなかいっぱい、のんびり楽しむイタリアの旅」になりました。
低予算な上、短い滞在のスケジュールを組んでいただき、ありがとうございました。
ポイントを押さえてそれぞれの都市を楽しむことができ、もっとイタリアに居たい、
またイタリアに行きたいと思っています。
天気にも恵まれ、ローマでは快晴、フィレンツェでもヴェネチアでも傘の出番は
ありませんでした。


11日
ローマのホテルでは朝はチェックインができず、荷物を預けて、
ローマの街に繰り出しました。
スペイン広場、トレヴィの泉などを見ましたが、スペイン広場で旦那が客引きの男に
日本語で話しかけられ、少し対応してしまったら、すぐに手首にミサンガを巻いてきて、
5ャ といわれました。
私にも巻こうとするので要らないと強く言ったら、すぐに引き下がりました。
この旅での嫌な思いはこの時くらいでした。
14時のチェックインでホテルに戻りましたが、そのあと私が、市内観光の集合時間を
間違えてしまい、ホテルから集合場所まで全力疾走!という事態が起きましたが、
なんとか出発に間に合いました。
市内観光ツアーは12,3人くらいの規模でしたが、日本人は私たちだけでしたので、
ガイドさんの説明もじっくり聞くことができました。
初日はローマの街の規模がつかめず、かなりの距離を歩き回ってしまい、
へとへとになってしまいました。
夕食はお薦めしていただいたCarloMentaにて、前菜の盛り合わせ、パスタとピザを
いただきました。
ホテルはシャワーのみで、排水が悪く、5分も浴びると、シャワーブースが
いっぱいになってしまいました。
それ以外は、清潔感があり、地下鉄の駅からも近く、良かったと思います。


12日
チェックアウト後、まずはテルミニ駅からバス移動をしようとしましたが、
バスのチケットを売っているスタンドを見つけるのに時間がかかってしまいました。
バス停のそばにあるインフォメーションには、「チケットは売ってません」の
張り紙ばかりあって、迷いました。
そのあとは、ナヴォーナ広場、カンポディフィオーリの朝市に行くため、
バスにのりました。
朝市の規模は大きくありませんでしたが、生活雑貨からお土産になりそうな
イタリア名物の食材も売っていて、楽しむことができました。
そのあとはバスを乗りこなし、観光を楽しみました。
ヴィットリアーノからのローマの眺めは、素晴らしかったです。


フィレンツェでは夕食はお薦めしていただいたパンデモニオに行きました。
日本の方が働いていて、いろいろと気をつかっていただきました。
私はアーティチョークのフライ、旦那は魚介のズッパがとても気に入りました。
帰り際にはアグリツーリズモから戻ってくる日曜日、おすすめのランチのお店を伺う
ことができました。

ホテルは規模は小さいのですが、古い建物で雰囲気があり、駅からも近く、
バスタブもありました!


13日
フィレンツェの市内観光も日本人6人と小規模でいろいろと伺うことができました。
そのあとは、中央市場で買い物、昼食をとり、ジェラートを食べ、街を散策しました。
私がホテルにポーチを忘れたのですが、荷物を取りに戻ったときにきいたら、
見つけておいてくれました。

ローカル線の移動は、正直、緊張しました。
途中から駅名の車内放送が無くなり、駅舎の駅名も見つけられなかったり、
出発時間は合っていたのに、あてにしていた到着時間がだんだんとずれこみました。
乗っていた方が教えてくれました。

ディコマーノの駅では、すぐにスタッフが私たちを見つけてくれました。
アグリツーリズモはとても良かったです。
まるで自宅にいるようにくつろぐことができました。
前半はちょっと忙しかったのですが、ここでゆったりと過ごす事ができ、
後半を楽しむ余裕ができました。

パスタとソーセージとワインの食事もおいしかったです。


14日
イタリア滞在中、もっとも贅沢な朝ご飯がアグリツーリズモでした。
生ハム、チーズ、メロン、イチジク、チーズトースト、手作りのケーキ、コーヒー、
ジュース、ヨーグルトと朝から食べ過ぎてしまいました。

そのあと、ディコマーノの朝市に連れて行ってもらい、街を見て回りました。
連れて行ってくれたスタッフが、イタリア語まじりの英語で、街の良さ、
古い建物の良さを熱く語ってくれました。
黄色く紅葉した山々、ぶどう畑、絵に描いたような景色がとても美しかったです。
部屋に戻って、日曜日のフィレンツェでのレストランの予約をしようと電話を
借りようとしたら、マダムが代わりに電話をしてくれました。
夕飯の料理教室は、カルボナーラとミートボールの煮込みを一緒に作りましたが、
オリーブオイルの多さにわたしはちょっと胃もたれしてしまいました。
旅行の疲れもあったかと思いますが。


15日
贅沢な朝食のあと、フィレンツェに戻りました。
偶然、レプッブリカ広場でオリーブオイルやパスタなどオーガニック(?)食材の朝市が
あったので、楽しみました。
そのあと、紹介してもらったOMEROというレストランに行きました。丘の上にあり、
ここからの景色はとても素敵でした。
ペンネとチキンが有名だとアグリのマダムが教えてくれたので、それをお願いしました。
雰囲気も良く、味付けもちょうど良く、おいしかったです。

ヴェネチアへの移動後、夕食はお勧めしていただいたアッラ・マドンナにいきました。
クモガニの前菜、オリーブオイルとレモンがきいて、おいしかったです。


16日
ヴェネチアの町並みは、物語に迷い込んだようでとても素敵でした。
住むには、きっと不便なこともたくさんあるのでしょうけど。

市内観光は、これまた私たちだけで、じっくり話を伺うことができました。
そのあとはゆっくり食事と買い物を楽しみました。


17日
朝7時過ぎにチェックアウトして、ロビーで迎えを待っていたら、フロントの方が
まだ準備中だったにも関わらず、朝食をとれるようにしてくれました。

そのあとは迎えの方が、空港で荷物の手続きまでしてくれたので、搭乗までの時間も
余裕がありました。


長々とすみません。しかも食べ物の話ばかり!
今回はいろんなところで人の親切に助けられた旅行でした。
言葉もままならない私たちに、丁寧に対応してくれました。
個人旅行とツアーのいいとこ取りをしたような、満足のいく旅行でした。
つぎはもっと言葉を覚えて、歴史を勉強して、臨みたいと思います。

本当にありがとうございました。

山岸 玲子 wrote:

S様、ご感想ありがとうございます。
全体的には大きな問題もなく、ご旅行を楽しまれたようで、私もうれしく思います。

ローマのバスのチケットは、地下鉄のチケットと共通で、テルミニ駅構内や町中の新聞・雑誌などを売るスタンドで購入できます。また、市内をご自身で周るには、路線が分かりにくいバスより、地下鉄の方がよかったかもしれません(ナヴォーナ広場、カンポディフィオーリは、近くに地下鉄の駅がないので、バスでいいと思いますが)。コロッセオ、スペイン広場、バチカンなど、主要観光名所には地下鉄の駅があります。事前にお知らせしておけばよかったですね。申し訳ございません。

アグリツーリズモでの滞在も、ゆったりとお楽しみいただけたようですね。ただ、2日目の「カルボナーラとミートボールの煮込み」は、在イタリア11年の私にとっても、ちょっと重いメニューかなとは思いますが・・・・。

多くのアグリツーリズモは、イタリア人やドイツ人などのヨーロッパやアメリカ人観光客対象に、週単位での宿泊が普通で、数泊の宿泊は受け付けないところが多いです。また、料理教室もなく、キッチン付の部屋で宿泊客が自炊するのが普通です。その中で数少ない、日本人向けに2泊からOK、料理教室も付いたのが、ご案内したアグリツーリズモです。

イタリアの田舎、特にトスカーナの田舎は、その景色の素晴らしさだけでなく、オリーブオイル、ワインの産地としても世界的に有名です。ローマ、フィレンツェといった、有名観光都市だけでなく、そのようなトスカーナの田舎の魅力をS様にご案内することができ、私も大変うれしく思います。

>今回はいろんなところで人の親切に助けられた旅行でした。
>言葉もままならない私たちに、丁寧に対応してくれました。

イタリアには、英語が話せなくても、困っている外国人観光客がいれば助けようとする、昔の日本の「人情」みたいなものが残っていますよね。

私も10年以上前にイタリアに初めて訪れた際、同じような体験をしました。それがイタリアにハマった理由のひとつでもあります。

イタリアには、今回訪問された町以外にも、訪れるべき魅力な町がたくさんあります。

また、次回イタリア旅行をご計画されることがあれば、ぜひご連絡下さい。
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