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H様ご夫妻/「母に会いに行く&スケッチ旅行&新婚旅行」モロッコ9日間
担当コンシェルジュ :
遠藤 英子
【2010年2月11日[Thu] ご出発】
H様ご夫妻/「母に会いに行く&スケッチ旅行&新婚旅行」モロッコ9日間
遠藤様
今回は、最初から最後まで、私と主人のわがままリクエストにすべてお応えいただき、
さらに無理のないプランを組んでくださり、ありがとうございました。
モロッコのアガディールに滞在する義母に会いついでの新婚旅行で、
カサブランカ→マラケシュ→アガディールをまわりました。
モロッコは北アフリカなので、砂漠地帯ではなく、
フランス・ヨーロッパ系観光客の多い素敵なリゾート地。
アラビア語はもちろん、フランス語もまったく話せない私たちでしたが、
主人と二人とても楽しく過ごせました。
まず驚いたのが、カサブランカ空港からマラケシュのホテルまでの風景が
緑の生い茂る牧草地で、野良ロバ、野良ウシ、野良ヒツジがたくさんいたことです。
たまにトンマなヒツジが車に轢かれるそうで、ここから異国感たっぷりでした。
マラケシュはハイスピードな乗用車が多く、交通ルールもなんのその、
皆ビュンビュンとばして走るので、道路を横断する時は、向こう側から来る現地の人と同時に
突っ走りました。
お砂糖をたくさん入れて飲むミントティーは、ミントが苦手な私もとてもおいしかったです。
日本人が日本茶を好むように、土地の風土に合った名物は、やはりおいしいものですね。
タジンもおいしくて、普段あまり肉を食べない主人も、もりもり食べていました。
有名なフナ市場は、狭い路地をポンコツバイクが走りぬけ、
おみやげ屋さんでは「ジャポネ(日本人)はとても良いお客さんだよ」と
明るく接してもらいました。
おそらく日本人観光客が教えたのでしょうが、
「うちのおみやげ買っていきなよ」と声をかけてきたお店の人が
「コニチハ」「アリガト」のカタコト日本語に加えて、
「ソンナノ関係ネエ」「ミヤサコデス!」と日本語ギャグを連発していました。
せっかくなので「もうかりまっか、ぼちぼちでんな」を教えてしまいました(笑)
フナ市場は広くて狭くて「いかにもモロッコ」な風情と活気にあふれており、とにかく現地の人々が笑顔全開でしたね。
物乞いの親子ですら「お金ちょうだいな」とニコニコしていたのは驚きでした。
どうやら「座っているだけで観光客からいくらかもらえたら、こんなに幸せなことは無い」という感覚のようで、さすが“泥棒も笑顔で去っていく国”と感じました。
そして、ここで今回最大の珍事件発生!
フナ市場のとあるカフェでトイレに入ったのですが、
個室から出ようとした瞬間、いきなり停電。
地下のトイレだったため、昼間にもかかわらず真っ暗闇。
おまけにカギが壊れていて、押しても引いてもドアがあかないのです。
思わずうろ覚えのフランス語で「オスクール(助けて)!!」と絶叫してしまいました。
すると、隣の個室にいたらしきヨーロッパ系おばさまが、外からドアをドンドン叩いて
何やら応えてくれましたが、私が内側からガチャガチャやっても出られないと知ったとたん、
なんと、ドアを蹴り破ってきたんです。
「ドカッ、バキッッ!バーン!!!」とマンガのような音とともにドアが開き、
私はあまりに驚いて、ジーンズのチャックを上げるのも忘れてしまいました。
個室の外はやや明るく、おばさまは地下から出るまで私の手を引いてくれましたが、ふりむくとドアノブが、見事に壊れたカギごと「ぶら~ん」となっていました。
おばさまは涼しい顔で「あたしたち悪くないわ、停電するのが悪いのよ♪」とジャスチャーで伝えてくれ、思わず私も「その通りよマダム、グッジョブ!ありがとう」と、大笑い。
海外旅行はアクシデントがつきもの、とよく言いますが、
この「ストロングおばさま闖入事件」は、旅一番の思い出となりました。
アガディールは、マラケシュよりさらに海沿いで、一層リゾートな雰囲気を味わえました。
この頃にはだいぶ慣れ、こちらからカタコトのフランス語で話しかけることもできるようになり、
楽しかったです。
モロッカン(モロッコ人)はとても人なつっこく、ほめてもらうのが大好きだとか。
公園でギターを弾く若者に「ティアンボン(かっこいいね)!」と声をかけたら、
「いいでしょ?イエーイ」という笑顔が返ってきて、こういうちょっとしたふれあいは、
人と人をつなげて、幸せにしてくれるんだとあらためて思えました。
生粋のモロッカンさんいわく
「神様は自分たちをちょうどいい肌の色にしてくれたのさ。
黒人はウェルダン、白人はレア、ボクらはミディアム。ね、ちょうどいいだろう?」
なんとも陽気でおちゃめで、そして誇り高いモロッコの人々は皆素敵です。
もし『モロッコに行ってみたいけど、どうしようかな』と迷ってらっしゃる方がいるなら、
私は、是非一度体感していただきたいと思っています。
さらにその時は、遠藤さんをご指名されれば、
きめ細やかで親切・丁寧なサポートをしていただけること間違いなし。
遠藤さんはじめ、ウェブトラベル様のサポートのおかげで、素晴らしい日々を過ごせました。
心より御礼申し上げます。
本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
A.H
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遠藤 英子
wrote:
★☆★☆★☆★☆★☆
A.H様
この度は、弊社をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
昨夏、モロッコへのご旅行を担当させていただいたお客様からのご紹介で
お問い合わせをいただき、今回のご旅行の目的をおうかがいした時には、
とても嬉しく、ぜひお役に立ちたい!と思ったことを、鮮明に覚えています。
タイトルどおり、お母様にお会いになり、海辺の町のスケッチをゆったり楽しみ、
かつ、せっかくなので活気に満ちたマラケシュの雰囲気も味わっていただくという、
既成ツアーには無い、オリジナリティー溢れるご旅程となったので、私も本当に、
プランニングの段階から、お二人とのご相談・やり取りが楽しかったです。
あらためて、心よりお礼を申し上げます。
お便りからも察せられるように、天真爛漫でチャーミング、
そして行動力抜群のA様ですが、お送りくださったお写真を拝見して、
またビックリ!
「お、お美しい・・・。」と、女性である私も、ホレボレしてしまいました。
何度も言いますが、K様(ご主人様)が、お羨ましい。。。(笑)
ところで、フナ広場のカフェでの珍事件(ご災難?)もそうですが、
その他にも、いくつかのハプニングやトラブルがあったにもかかわらず、
ユーモアを交え、前向きにご理解・ご対処くださったお二人のご姿勢は
お詫びと感謝の気持ちをお伝えするだけでなく、私も見習わなければ・・・と
思うほどのものでした。
なおかつ、思い出に残る、素晴らしいご旅行になったという
嬉しいお言葉までいただき、もったいない限りです。
ご出発間際まで、お仕事やご準備でお忙しいお二人でしたので、
実は少々心配だったのですが、大きく体調を崩されることなく
モロッコでのご滞在をお楽しみいただけて、本当に良かったです。
プランのアドバイスを頂戴したり、現地で温かく迎えてくださった
お母様のお心遣いにも、あらためてお礼を申し上げたいと思います。
どうかくれぐれも、よろしくお伝えくださいませ。
スペースの関係で、すべて掲載しきれなかったお写真の数々は、
私の「H様ご夫妻専用フォルダ・アルバム」に大切にしまって、
元気をいただくために、時折り拝見させていただきますね。
ぜひ、今後とも末永くお付き合いくださいますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。
担当コンシェルジュ:遠藤 英子
★☆★☆★☆★☆★☆
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H様ご夫妻/「母に会いに行く&スケッチ旅行&新婚旅行」モロッコ9日間
今回は、最初から最後まで、私と主人のわがままリクエストにすべてお応えいただき、
さらに無理のないプランを組んでくださり、ありがとうございました。
モロッコのアガディールに滞在する義母に会いついでの新婚旅行で、
カサブランカ→マラケシュ→アガディールをまわりました。
モロッコは北アフリカなので、砂漠地帯ではなく、
フランス・ヨーロッパ系観光客の多い素敵なリゾート地。
アラビア語はもちろん、フランス語もまったく話せない私たちでしたが、
主人と二人とても楽しく過ごせました。
まず驚いたのが、カサブランカ空港からマラケシュのホテルまでの風景が
緑の生い茂る牧草地で、野良ロバ、野良ウシ、野良ヒツジがたくさんいたことです。
たまにトンマなヒツジが車に轢かれるそうで、ここから異国感たっぷりでした。
マラケシュはハイスピードな乗用車が多く、交通ルールもなんのその、
皆ビュンビュンとばして走るので、道路を横断する時は、向こう側から来る現地の人と同時に
突っ走りました。
お砂糖をたくさん入れて飲むミントティーは、ミントが苦手な私もとてもおいしかったです。
日本人が日本茶を好むように、土地の風土に合った名物は、やはりおいしいものですね。
タジンもおいしくて、普段あまり肉を食べない主人も、もりもり食べていました。
有名なフナ市場は、狭い路地をポンコツバイクが走りぬけ、
おみやげ屋さんでは「ジャポネ(日本人)はとても良いお客さんだよ」と
明るく接してもらいました。
おそらく日本人観光客が教えたのでしょうが、
「うちのおみやげ買っていきなよ」と声をかけてきたお店の人が
「コニチハ」「アリガト」のカタコト日本語に加えて、
「ソンナノ関係ネエ」「ミヤサコデス!」と日本語ギャグを連発していました。
せっかくなので「もうかりまっか、ぼちぼちでんな」を教えてしまいました(笑)
フナ市場は広くて狭くて「いかにもモロッコ」な風情と活気にあふれており、とにかく現地の人々が笑顔全開でしたね。
物乞いの親子ですら「お金ちょうだいな」とニコニコしていたのは驚きでした。
どうやら「座っているだけで観光客からいくらかもらえたら、こんなに幸せなことは無い」という感覚のようで、さすが“泥棒も笑顔で去っていく国”と感じました。
そして、ここで今回最大の珍事件発生!
フナ市場のとあるカフェでトイレに入ったのですが、
個室から出ようとした瞬間、いきなり停電。
地下のトイレだったため、昼間にもかかわらず真っ暗闇。
おまけにカギが壊れていて、押しても引いてもドアがあかないのです。
思わずうろ覚えのフランス語で「オスクール(助けて)!!」と絶叫してしまいました。
すると、隣の個室にいたらしきヨーロッパ系おばさまが、外からドアをドンドン叩いて
何やら応えてくれましたが、私が内側からガチャガチャやっても出られないと知ったとたん、
なんと、ドアを蹴り破ってきたんです。
「ドカッ、バキッッ!バーン!!!」とマンガのような音とともにドアが開き、
私はあまりに驚いて、ジーンズのチャックを上げるのも忘れてしまいました。
個室の外はやや明るく、おばさまは地下から出るまで私の手を引いてくれましたが、ふりむくとドアノブが、見事に壊れたカギごと「ぶら~ん」となっていました。
おばさまは涼しい顔で「あたしたち悪くないわ、停電するのが悪いのよ♪」とジャスチャーで伝えてくれ、思わず私も「その通りよマダム、グッジョブ!ありがとう」と、大笑い。
海外旅行はアクシデントがつきもの、とよく言いますが、
この「ストロングおばさま闖入事件」は、旅一番の思い出となりました。
アガディールは、マラケシュよりさらに海沿いで、一層リゾートな雰囲気を味わえました。
この頃にはだいぶ慣れ、こちらからカタコトのフランス語で話しかけることもできるようになり、
楽しかったです。
モロッカン(モロッコ人)はとても人なつっこく、ほめてもらうのが大好きだとか。
公園でギターを弾く若者に「ティアンボン(かっこいいね)!」と声をかけたら、
「いいでしょ?イエーイ」という笑顔が返ってきて、こういうちょっとしたふれあいは、
人と人をつなげて、幸せにしてくれるんだとあらためて思えました。
生粋のモロッカンさんいわく
「神様は自分たちをちょうどいい肌の色にしてくれたのさ。
黒人はウェルダン、白人はレア、ボクらはミディアム。ね、ちょうどいいだろう?」
なんとも陽気でおちゃめで、そして誇り高いモロッコの人々は皆素敵です。
もし『モロッコに行ってみたいけど、どうしようかな』と迷ってらっしゃる方がいるなら、
私は、是非一度体感していただきたいと思っています。
さらにその時は、遠藤さんをご指名されれば、
きめ細やかで親切・丁寧なサポートをしていただけること間違いなし。
遠藤さんはじめ、ウェブトラベル様のサポートのおかげで、素晴らしい日々を過ごせました。
心より御礼申し上げます。
本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
A.H