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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 矢吹 朋子
【2010年8月29日[Sun] ご出発】 海外

重田様/男子ご飯全開ツアー

おかげさまで、楽しい旅行ができました。ありがとうございました。
結婚式のシーズンだったみたいで、行く町々でそれをのぞくのもちょっと面白かったです。
長文で恐縮ですが、旅程を思い返しながら、お礼とご参考を兼ねてつれづれに感想を書きます。

■直行便にこしたことはありませんが、KLMはサービスもよく、食事もおいしく
 良かったです。スキポール空港もショップやBARなど充実しているので、楽しめ
 ました。虹もでてたし。
■romaのホテルは、道から入ったところなので、注意が必要です。
 全行程を通して、ViaMichelin(ミシュランロードガイドHP)とgoogle Map
 (ポイントになるところは街の写真を見ておいた)でバッチリ調べておいたので、
 とてもスムーズでした。
  GPSは、英語表記、日本語音声を選択でき、事前に資料をいただいていたので、
 簡単に使えました。機能・性能は日本のもののほうが良いですが、不慣れな街中
 では、活躍してくれました。never Lostという名前ですが、たまに、LOSTして
 いましたが(笑)。HERTZは、返却先の場所が登録されているので、便利と思い
 ました。
  車は、fiatの500(チンクエチェント)という、トヨタのヴィッツより小さな
 ものを借りました。新車&性能の良い車で、同じ価格で貸してくれてラッキー
 でした。ソレントのホテルに入る道、旧市街の街中や駐車場、ソレントから
 アマルフィーへ向かう道など、結構幅がないので、小さな車でよかったでした。
 レンタカーは基本ギア車、オートマは事前予約のようです。細い道や坂道発進など、
 私は慣れているのでOKでしたが、慣れてないとちょっと大変かなと思いました。
  高速は、料金所でTELEPASSに入らない。給油は「ベンズィーナ」と「ピエーノ」だけ
 覚えておけばOK。
  モダンなデザインの落ち着いたレストランで朝食をとり、とてもいい気分で旅行を
 開始することができました。
■beneventoからandoriaへ向かいましたが、途中の見渡す限り遠くの方まで畑の風景は
 絶景でした。castel del monteへは、高速をおりてちょっとすると標識が出てました。
 建物、景色とも良かったです。
■ここから先の田舎道は、行き先の標識がたくさん(市街地の中にも)あるので、便利
 でした。
■アルべロべッロのホテルの方は親切で、パーキングのことや、マルティナ・ブランカでの
 駐車場所などアドバイスくれました。ロコロトンドとオストゥーニの地図は手持ちがなかった
 のですが、インターネットで調べて出力してくれました。部屋もオフィスの近くの良い場所
 でラッキーでした。結構観光客が部屋の前の道にくるくらい。ナイフ、フォーク、スプーン
 が置いてあればもっと良よかったです。
  larugo martellottaに駐車できると案内をいただきましたが、お店の前などは時間制限
 があるので、端のほうにあるパーキングスペースを利用するのが正解です。青山にある
 イタリア観光協会の事務所に行って、アルベロベッロ、ソレント、ポジターノ、アマルフィー
 の地図をもらっていたので、パーキングが分かって便利でした。
  ご紹介いただいたレストランに行ったのですが、予約がいっぱいかなになで入れませんで
 した。とても残念。
  ガソリンスタンドと併設されているスーパーで、カプレーゼとパンなどを買って食べました
 安くてとってもおいしかったです。この地方は、ワインとチーズが安くて美味しいですね!
 うちの奥さんは、このカプレーゼが一番美味しかったといってます。3ユーロ強でガッツり。
  アラトロよりトゥルッロ・ドーロのほうが庶民的で気に入りました。ハウスワイン1リットル
 5ユーロの美味しさにびっくりしました。夜ちょっと高いところからみる夜景がとてもきれい。
■castellana grotteは大迫力で行ってよかったです。ロコロトンド、マルティナ・フランカ、
 オストゥーニにも行きました。私は、オストゥーニが一番気に入りました。静かで白くてきれいで
 海も見えました。ロコロトンドも白くくねった路地に花が置いてありきれい。マルティナ・
 フランカは、公園からロコロトンドが見えてきれい。ショップも多く朝夕肌寒かったので、
 長袖の服を買いました。大きなメルカートも出ていて見物できました。食べ物屋さんに並んで
 いるものすべて美味しそうで、買えずに残念。たまりませんでした。
■マテーラのサッシは、一転、古ぼけたグレーの街でこんなところが残っているのかと、見せるための
 工夫も場所も多く、歩き甲斐がありました。街中で車を駐車しようと降りたとたん、チケットは
 あっちで売ってるとか、チケット買おうとしてたら30分何ユーロだとか、歩き出したらサッシは
 あっち、チェントロはあっちとか、おじさんたちが声をかけてくれました。とても親切な街だなと
 思いました。ここも夜景がとても幻想的できれいです。ホテルも品があってよかったです。運が
 よければホテルの近くの無料の駐車スペースに駐車できます。いくつか駐車スペースがあります。
  da marioというリストランテに行きましたが、今回一番でした。ハウスワイン、ガス入り水
 マテーラ風前菜(フォカッチャ、オリーブ、モッツァレラ、チーズもう一種、生ハム、サラミ)、
 トマトソースのニョッキ、オレキエッテオーブン焼き、セミフレッド、カプチーノ2、大満足で
 44ユーロ。日本でも美味しいイタリアンが普通に食べられるようになりましたが、高いですね。
 とくにワインは高すぎ。
■ソレントのホテルは、いただいたホテルのバウチャーの地図にかれていたところと全然違いますので、
 修正したほうが良いと思います。(私は前述の通りgoogle mapで調べていったので問題ありませんでした)
 高台にあり、ベスビオ山と海の見える部屋にしてくれてラッキーでした。庭が広く、くつろげる
 ホテルでしたが、バス通りからホテルへ向かう道がとても狭いです、小さな車で結構ギリギリ。
 あと、街まで歩いて15分とホテルにも書いてありましたが、下りで街の端まで20分はかかり
 ます。近くのホテルの人たちも結構歩いていましたが、歩道がなく、バスや車がブンブン走る
 ちょっと怖い道路です。帰りにタクシーを使ったら20ユーロもかかりました。バスを使うか
 心の余裕が必要です。
  さすがの観光地で店も人も多く、景色は昼も夜もきれいで、海の見えるbarでのんびりすると
 気持ちが良いです。スポーツショップでサッカーチーム(ナポリ)のTシャツを買いました。
 イタリアならではのかっこいいデザインで、しかも22ユーロと安い!大満足です。
■アマルフィーは、duomoがすばらしい。アマルフィーは人が住んでる街・観光地=お土産屋、
 それに対し、ポジターノはホテルや別荘・リゾート地=ブランドショップという感じで、私は
 ポジターノの方が気に入りました。泳いだり、シーカヤックに乗ったり、海で遊びたいと猛烈
 に思いました。時間がなくてとっても残念。お昼に、ガンブリとズッキーニのリゾットを食べ
 ました。間違いなく美味しい。
  エメラルドの洞窟というのに行きましたが、ここは、面白くありませんでした。確かに、
 水の色はきれいでしたが、50メートル四方くらいのあまり広くない洞窟の中を、ボートで
 10分弱ゆっくーり浮かんで、若めのお兄ちゃんのだみ声の歌を聴かされて、チップをしつ
 こくせがまれて、いやな感じでした。もうひとりのおじいさんの船頭さんの方が歌がうまくて
 まだましと思いました。
  この辺の海沿いの道は狭いので、行きかうのに注意が必要です。結構バスが通るのですが、
 その車幅感覚とテクニックは凄いと感じました。パーキングのおじさんが、魔法のような切り
 返しテクニックでつめつめにいれるのも、一見の価値があります。
■ローマは世界の観光地という感じで、観光客であふれてました。私たちは、締まってから行ったの
 では入れませんでしたが、一週間前に友人がサン・ピエトロに入るのに一時間待ちだったそうです。
 22年ぶり3回目の(高校野球みたいですが)ローマですが、こんなに混んでいるのは初めてです。
 所得が上がり、観光する人が増えているのですね。中国や韓国の人も日本人以上にいたように
 思われます。コロッセオなんて、あんな大きな建物に満員の人が入ってました。
  私たちのお目当てのパンテオンは、混んではいましたがすんなり入れて満喫できました。22年前
 のマッジョーレ教会は、入ると真っ暗で、あの広い教会内いっぱいに椅子が置いてあり、さあ観光客
 のみなさんご覧くださいという感じではまったくありませんでした。あの広さに驚いて座っていると
 だんだん目が慣れてきて、天井のキンキラキンの豪華な装飾が見えたときの感動は、今も昨日の事の
 ように良く覚えています。全体に観光しやすく小奇麗になって、軽くなったような感じがしました。
 数千年の歴史を残すローマもちょっとづつ変わっていく、これが時の移り変わりなのかなと。
 京都もこんな感じなのでしょうねと思ったりしました。
■10年くらい前にシチリアに行きました。食事を比べると、シチリアは野菜と魚介類の料理がすばらしい。
 今回は、チーズとワインとフォカッチャ(ピザの素焼きのやつ)がすばらしいと感じました。
 
次回イタリアに行くとしたらは、きれいな海でのんびり泳げるバカンスにするか、バーリ、レッチェ、
レッジョカラブリアなどもっと長靴の下の端っこに行ってみたいなと妄想しているところです。

長々とお読みいただき、ありがとうございました。
お疲れ様でした。(笑)
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