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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 菅澤 彰子
【2010年9月26日[Sun] ご出発】 海外

S様/親子三代のんびり歩く旅 イタリア8日間


菅澤様

無事に帰国し、三人ともそれぞれの生活に戻りました。

シエナではわざわざお出かけくださって本当に有難う御座いました。
ご一緒していただいたレストランはとてもおいしかったです。
私はあの猪が忘れられず、また頂きたくて・・・・・・
とても後をひくお料理でした!!
それから、デジカメの充電のためにアダプターを届けてくださったこと、
本当に感謝しています。ばっちりでした。

ヴェニスでは到着した日からぶらぶら歩きを楽しみました。
翌日はブラーノ、トルチェロ、残り二日はまた市内を散策してあっという間に
帰国の日を迎えてしまいました。

三日半いましたが本当に去り難く、このような気持ちは私の旅行経験のなかでも
初めて感じたものでした。

昼間一緒にいる時は母のペースにあわせ、母が寝るとホテルを飛び出し
夜のヴェニスを飛ぶよう歩いて楽しむ・・・という生活でした。
ちなみに 八時、四時半、六時、七時、これは母のヴェニスでの
就寝時間です。しかも爆睡(笑) 
 
息子はヴェニスにはまってしまい、
ほとんど夜中の一時過ぎまで独りで歩き回っていましたので、そうなんです!
ヴェニスでは私たちは揃ってレストランでゆっくり夕飯を食べるということが
ありませんでした。

ちょっぴり心残りですがシエナで美味しいものを頂いたし
実際朝食とランチをそこそこ食べるともう夕飯はバスタ!というところでした。
でも夜の街を歩いていると、
とにかく皆さん食べてる、食べてる!生きてる、生きてる!

八月の初めには全く考えていなかったイタリア旅行が
挫折を繰り返しながらも実現できたのは、
菅澤さんのプランがすっぽり私の気持ちにはまったことと
息子の熱意のお陰です。

母とゆっくり歩く旅でしたので私の行きたいところはいけませんでしたが
ヴェニスやシエナはそれだけでも十分に満足できる街でした。

ではまた!
お元気でお仕事頑張って下さいね!

S.M


*補足です*

(昨年は骨折など怪我続きで落ち込んでいたのですが)
お蔭様で母は今回の旅行をきっかけに以前のような自信を取り戻し
来年もまたどこかにチャレンジする!と息巻いています(笑)

振り返れば、サンマルコのうらに投宿していたら
やはり母には楽だったのかなともおもいますが、
カンナレッジョという地区が、イスラムとの交易で栄えたという意味で
もっともヴェニスらしさが残っている場所であると肌で感じましたので、
貧しい雰囲気のあるところですが、その場所からいろいろな華やかな場所に
出向いていくことは、わたしとしては大変面白さを感じました。
これはサンマルコの裏に泊まっていたら得られない感覚ではあると思います。


菅澤 彰子 wrote:


S様

ご連絡有難うございます。

ここ数日、お話ししていた展覧会関連の仕事で、忙しくしていました。
子供たちを相手に、日本文化を伝える活動をしていたのです。

さて、今回のお母様とお坊ちゃま、3人でのご旅行ですが、
いいものになって本当に良かったです。
今思えば、このご旅行は諸事情により直前にキャンセルされて、
またその後に復活されたのですよね。
本当に実現していただいて良かったと、心から思います。

いただいたお写真を拝見して、つい笑みがこぼれました。
何よりも、お母様が喜ばれていたのが印象に残っています。
「私ね、こういうものが食べたかったの・・・!」
という心の底から湧いてくるようなお言葉でした。
レストランでのお食事中にあのように感動していただいたのは、
私自身も自分の祖母を思い起こすようで、
涙の出るような嬉しい体験でした。

これまで何度もイタリアにお越しになられているのに、
本当に美味しいものに出会えていなかった、
というお話しには、考えさせられるものがあります。
いい加減なレストランや宣伝が横行しているのでしょうね。

S様ご自身も、去り難い思いを抱かれたということ。
本当の意味で旅情を味わうことができたのでしょう、素晴らしいです!
ヴェネツィアのホテルの立地も大きく影響していたのでしょうね。

個性的なお坊ちゃまの将来も、楽しみです。
留学の話がだいぶでましたが、あの子なら心配ないですね。
海外でも通用する!と率直に思います。

また、仕事へのエールをいただき、ありがとうございます。
どんな仕事へ取り組むにあたっても、
ひとつひとつの素晴らしい出会いを大切にしながら、
いい人生を送れるよう、心がけたいと思っています。

またご縁があることを、願っております。
S様がお慕いされている私の恩師と一緒に仕事することも
また今後あると思うので、きっとどこかで機会があると思います。

お母様にも、どうぞ、くれぐれもよろしくお伝えください。
本当に有難うございました。

菅澤 彰子

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