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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 木内 みつ子
【2011年3月26日[Sat] ご出発】 海外

鹿又様ご夫妻/イタリアの食と文化を堪能しよう!・10日間

木内みつ子様
早速メールいただきありがとうございました。
火曜日から仕事があり、旅の感想が遅くなりました。
直行便とは言え12時間前後の長旅は60歳を過ぎた身には
ちょっとこたえるようになりました。
とは言え、なかなかビジネスクラスにするふんぎりがつきません。

さて、おかげさまで全体としてはとても良い旅になったと思います。

フィレンツェからローマへの鉄道ストライキについてのファックスを
ホテルにお送り下さりありがとうございました。
フロントの人が、私たちのことをよく覚えてくれていて、
ウフィッツィ美術館から帰った時、大急ぎで渡してくれました。
それで安心して31日には、予定通り、シエナに行ってきました。
シエナには鉄道ではなく路線バスで行きました。
せっかくシエナへの電車の時刻表を調べてくださったのに申し訳ありません。
30日午前中、フィレンツェの市内観光の時のガイドさんが、
シエナは山の上にあるのでバスで行ったほうがよいと教えてくれましたので。
鉄道の駅からはかなり歩く必要があるの事でした。
シエナはとても魅力的な町でした。
ちょうど、マンジャの塔に登ったところでお昼になり、
シエナの町にある教会の鐘があちこちで美しく鳴り響き、
落ち着いた街並みとともに旅の中で一番印象の深い体験となりました。

ウフィッツィ美術館は手配しておいていただいたので、
とてもスムーズに入館できました。
14時15分の予約だったのですが、早めに13時45分ころ出かけたところ
すぐに入れてもらえました。
日本語の音声ガイドがあったかどうかチェックしなかったのですが、
やはり美術を勉強していらっしゃるガイドの方に案内してもらえば
もっと教養を高められたのではないかと反省しています。

後先になりますが、ミラノでは、27日の朝、最後の晩餐を見ることはできました。
日本にいるとき予約していきましたので。
それで、ここで失敗しました。
朝9時からの見学ということで、8時20分ころ着いたつもりだったのです。
ところが私たちは遅れたというのです。
受付の男性が腕時計を示します。
9時20分です。
まさか夏時間に変わっているなんて。
26日の深夜というか、27日に変わるときに夏時間になり
日本との時差は7時間になっていたのでした。
しかし、さすがというべきか、気の毒に思ってくれたか、
何グループか先に入って行きましたが、10時15分に入れてくれました。

ミラノのホテルの〝DE LA VILLE〟は、ドゥオモに近くスカラ座にも近く
良かったですが、私たちが1泊しかしないと勘違いして、
ホテルのキーカードを無効にしたので、部屋に入れなくて困りました。
部屋に荷物も置いているのにというと、もう一度予約を見直したらしく
自分たちの間違いに気付き謝罪してくれました。
(部屋の洗面台がちょっと狭くて使いにくかった)

ヴェネツィアはとても便利なところにホテルがあり、
迷路のような街なのでわかりやすくて良かったです。
サンマルコ広場にも近く、フェニーチェ劇場にも近く、
部屋もヴェネツィアらしくクラシックでよかったと思います。

この旅行の中で唯一雨が降ったのがこのヴェネツィアの初日。
雨の中でゴンドラに乗ったのでした。
かなり雨が降っていたので中止になるかと思ったのですが、一応出発しました。
しかし傘をさしてのゴンドラで、狭い水路の両側にある風景は楽しめませんでした。
傘から滴る水でぬれ鼠になりました。
これも強烈な印象です。
やはりゴンドラは晴れていないと。
私は結構晴れ女なのですが残念でした。
それと特筆すべきは、ヴェネツィアのホテル〝SATRUNIA INTERNATIONAL〟の
レストランです。
フェニーチェ劇場から帰ってきてレストランで食事をしたのですが、
とてもおいしかったです。
地元の人もたくさん来ていて、バースデーパーティをこじんまりと
やっていたりしていました。
値段もリーズナブルでした。
次の日、ホテルの人にレストランがとてもよかったと言ったら喜んでいました。

フィレンツェのホテル〝DEGLI ORAFI〟は、ここでよかったと思いました。
サンタマリアノヴェッラの駅にも15分くらいで歩けますし、
あちこち行くにもそんなに不便ではなかったと思います。

ローマのホテル〝EXEDRA〟は、非常に立派なホテルでした。
しかし、日本人は1フロアに2、3部屋くらいだと、
2晩通って楽しく話したバーの人は残念そうに話していました。
バーには中国の強い酒(火酒)は置いてありましたが、日本の酒はありませんでした。
「八海山」を寄付して来ました。
レストランには日本語メニューがありました。

ローマは私は若い時に行ったきりで、夫は行ったことがなかったので、
旅行が忙しくなるのを承知で、ローマを入れたのですが、やはり首都。
建物は大きく壮麗で歴史の重みを感じさせ貫録十分でした。
でもスペイン階段とか、トレビの泉とか非常に人が多かったです。
以前パリのモンマルトルを再訪した時にも思ったのですが、
昔こんなに人がいたかなあと。
この時期は、あまり寒い所でなければどこへいっても観光して歩くには
適しているのでしょうが、暑くなし寒くなし、音楽会あり、美術鑑賞あり、
ちょっと遠出もできるよい季節だと思いました。
日本に帰ったら桜が満開になりましたが、特にローマでは藤が咲いていたり、
ピンクの花が咲いている街路樹があったりととても美しかったです。

空港や駅への送迎は、時間通りそれぞれの人がきてくれました。
(ローマのドライバーだけ英語が話せないと言いました) 
ローマの空港へは、もう30分くらい前に出発したほうが
良かったのではないかと思いました。
ホテルから空港へは45分くらいかかりましたし、
出国の手続きが免税の件もあるし、意外に時間がなかったです。

すりにも会わず、なにも落とさず、病気にもならず、飛行機も落ちず、
ミラノではスカラ座でバレーを観、
ヴェネツィアではフェニーチェ劇場でオペラ、
現地で知ったヴィヴァルディのコンサートにも出かけました。
とても充実した旅でした。

イタリアは歩くところでした。
4月2日などローマを3万1千歩も歩きました。
(携帯電話に歩数計が付いている) 
ヴェネツィアもひたすら歩く。
フィレンツェも歩く。 
ミラノも歩きました。
観光バスで行っても駐車場から15分歩く。(ピサ観光の時)

イタリアにはコンビニがない、
自動販売機もない、
本屋さんがたくさんある。

日本の原発の事故を思いました。
イタリアには原発がない。(あったが、停止中) 
日本は原発をやめてイタリアになるのも悪くないと。

長くなりました。
ホテルなどなど、適切に選んでいただいて
旅行がとても良いものになりました。
木内さんにはとても感謝しています。
それから現地のガイドの方達もとてもよく案内して下さり
色々な質問にも丁寧に答えてくださいました。
女の方が多かったですが、皆さんとても優秀です。
直接はお礼が言えないけれど、これからもがんばっていただきたいと思います。
木内さん、ありがとうございました。

木内 みつ子 wrote:

非常にお忙しい中、ご帰国後すぐに無事ご帰国のご連絡と
その後更にこのようなたくさんのご感想をお送り下さいまして
感激すると共に、大変楽しく読ませて頂きました。

東日本大震災以降、出発空港が成田になるのか関空になるのか
分からないといった状況が続きました。
間際まで落ち着かなく、はらはらなさったと思いますが、
結局は欠航も出発地の変更も無く、当初の予定にほぼ近いフライトで
ご旅行頂けたことは、何よりでした。

当方でお付けした観光以外にも
バレーやオペラやコンサートの鑑賞、シェナへの1日旅行等
楽しまれたご様子や、よく歩かれたこと等伺って、
さすが現役でバリバリお仕事をこなしていらっしゃるお二人だと感心し、
私も見習わなければと、自分に言い聞かせているところです。

いいご旅行になったとおっしゃって頂き、とても嬉しく思うと同時に
いいご旅行になったのは、お二人が自らご旅行を作られ、
意欲的に行動されたからこそだと、思っております。

鹿又様とは、最初から打てば響くようなメールのやりとりを
させて頂いて、とても円滑に進行させて頂くことが出来ました。
お忙しい中を、いつも迅速なご返事を下さいまして、
気持よくお話を進めさせて頂けましたことを
心から感謝致しております。
また鹿又様のメールの端々には、人となりを感じさせるものがあり、
僅かの期間ではありましたが、容易には得られない
素晴らしいものを与えて頂きました。
いつまでも私の心に残ることと思います。
本当にありがとうございました。


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