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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 田中 詳子
【2011年4月27日[Wed] ご出発】 海外

T様/ゆったりイタリア旅 フィレンツェ~南イタリア8日間

田中様、こんにちは。

ただいま、とは言っても昨日の話にはなりますが。
帰宅してぐっすり寝て、今日はのんびりな休日です。

さて、旅のご報告なのですが、本当に充実したものになりました!
欲を言えばあと3日はゆっくりしたかったです。
早起きが続いたので若干寝不足になりました(笑)

4月27日 くもり
1日目の到着日、夜はペレートラ空港でスムーズに運転手さんと合流し
フィニーチェパレスへ。古き良き建物といった感じのこじんまりした
良いホテルでした。お部屋に入り、こっそりチョコレートを探したりしましたが(笑)
次の日にちゃんと入れてくれていたので安心しました。
残念だったのが、誕生日おめでとうのメッセージカードが見るからに走り書きだったのと
お風呂のお湯の出が少し悪くてちょっと寒かった事です。
それ以外は満足です!!

4月28日 くもり のち 晴れ
2日目はホテルで朝食を食べてからウフィツィ美術館へ。凄く近くて助かりました。
入り口も事前に送って頂いた地図で難なく見つかり、チケットを引き換え内部へ。
オーディオガイドを借りて、二人で聞きながら館内を見ていきましたが
圧巻の展示でした。時代を追うごとに表情豊かになっていく様子や
色彩の鮮やかさなどが印象的でした。屋上のカフェでドリンクタイムも楽しみました。
9時半に入場しましたが、4時間半はじっくり鑑賞していました。
美術館を出た後は、ポンテ・ヴェッキオ橋を渡り近くのカフェへ。
ゆっくりピザを食べながら、次にどこへ行くか悩みましたが、
同行者が、ラファエロの絵画を見たいという事で、ピッティ宮のパラティーナ美術館へ。
中に入った先で迷いましたが、無事に鑑賞する事が出来ました。
閉館時間ギリギリまで鑑賞し、外へ出るとまだ明るく、ホテルへ戻る前に夕食をと思い
ホテル近くのバールへ行ってパスタを食べ、戻って就寝。

4月29日 晴れ 昼からくもり 夜は雨
3日目は、午前中ガイドツアーへ。日本人ガイドの原田さんという女性が丁寧に説明しながら歩いてくださいました。
ゴールデンウィークだからなのか、いつもなのか、20人ちょっとの大所帯で回りましたが、
説明を近くで聞くべく、前に前に出ておりました(笑)。ウフィツィで疑問だった
天井のグロテスク様式の由来なども聞けて良かったです。
かなりあっという間にガイドツアーが終わり、それぞれの行程へ皆さん別れていったのですが
自分たちはホテルに荷物を預けていたので取りに戻り、移動するべくサンタマリアノヴェッラ駅へ。
途中、コスメを見に、サンタマリアノヴェッラ薬局へ行ったのですが、凄く良い香りの香水があったので
同行者が買ってました。
ユーロスターの遅延などはなく、定刻に出発したので驚きました(笑)
予約していた席には既に座っている人が居て間違えたかと驚きましたが、たんに座っていただけだったようで
すぐに代わってもらえて良かったです(笑)
17時10分着との事でしたが、17時ちょうどにナポリに到着し、2日に使う切符を買おうとしたのですが
ご相談した通り、迷いに迷って結局買えず、疲れてタクシーに乗ってホテルへ行きました。
(結局のところ、当日は早起きして、ナポリ中央駅から乗ったのですが、これのチケットを買う時は
自動券売機にカゼルタ駅の表示はあるものの、買う事が出来ず考え込んでいたら、後ろに居たおじさんが
タバッキで買うんだよと教えてくれて、行ってみたら買えず、隣の新聞屋で買ってねと言われ
行ってみたらやっと買えました!おじさんありがとう!)
ホテルはフィニーチェパレスとは違い、近代的な雰囲気で設備も揃っており、ドライヤーもありました。
夜の食事は、ホテル内のリストランテへ。対応してくれたナイスミドルなおじさまが一生懸命にメニューを
説明してくれたりして、無事に注文出来たんです。出てきた料理は凄く美味しくて、素材の味をいかしている
素晴らしいものでした。この時お客が私たちしかいなくて、多分暇だったんだと思うんですが
おじさんがちょいちょい、美味しい?美味しい?って絡みにきてくれました(笑)
デザートまで楽しみ、部屋に戻って、お風呂に入って就寝。

4月30日 朝は雨 日中くもり時々雨 夜大雨
4日目は、待望のカプリ島へ。
ホテルから港まではタクシーで行ったのですが、あいにくの雨模様で、持っていった折りたたみ傘を活用し
船へ。マリーナ・グランデに着いて青の洞窟行きの乗り場へ行って聞いてみると、
雨が止むのを待ってるという返答だったので、どうしようかと相談した結果、今日は諦めようという話になり、
ケーブルカーに乗ってカプリ中心地へ。少し雨は小降りになりましたが、街の探索をする事にしました。
詳細な地図は持っていなかったので、適当に坂道を歩きつつ、住宅街に入ってしまったり、プチ迷子でしたが
結構楽しめました。どの道も狭くて、傘を差していると移動が大変でしたが。
ひとしきり歩いた後、アナカプリ行きのバスに乗り移動。降りる時、足を滑らして盛大に転びましたが
怪我もなく一安心しました(笑)。ジーパンはびしょびしょになりました…。
お腹が空いて、近くのカフェへ。パスタとミネストローネを注文したんですが
味が物凄く薄味で驚愕しました。塩がちょっと恋しくなりました。
チェックインにはまだ早い時間だったので、ホテルを探しがてら、サン・ミケーレへの道を楽しみつつ、
ぐるぐる歩きました。地図の方向がよく分からなくて、結局迷子になり、現地のおじさん達に何度か道を聞いて
なんとかホテルを発見。(皆さんいい人ばかりで涙が出ます)
2時半で、時間が早いかと思いましたが、快くチェックインさせてくれました。
部屋に入ると、小さなプチリゾートといった部屋で、雨が降っていなければ、山の景色も綺麗なんだろうなぁと
二人で話したりしました。
ホテル内の写真を沢山撮って、夕食まではまだ時間があったのでバーへ行って、ホットチョコレートを注文。
外で相当冷えたので、ちょっとあったまりました。そして夕食はホテル内のリストランテへ。
メニューを見る限り、コースっぽい物しかなくて注文したのですが、これがもう量が多くて多くて。
二人で相当満腹になりすぎました。料理はやっぱり凄く美味しかったです。
部屋内はアメニティがやっぱりしっかりと揃っていて、不自由はなかったです。

5月1日 くもり のち 晴れ
5日目は、ちょっと早起きして青の洞窟へ。昨日バスを降りた所で待っていれば、洞窟行きのバスが来るかと思って待ってみたのですが
なかなか来ず、たまたま居合わせた日本人カップルに聞いてみると、もうひとつ先に行かないとバスが来ないという
情報を聞いて、4人で歩いてみました。すると、5分くらい歩いた場所にバス停が!
1時間に3本のタイムテーブルで洞窟に行けると聞き安心して、待っていること10分。
難なくバスに乗れました。15分程走り、洞窟の直上へ。どんなに沢山の人が入場待ちしているかと覚悟して行ってみると
ほぼ列はなく、なんと10分も待たずに洞窟へ入る為の船に乗れました!
その時ちょうど日本人観光の団体さんと鉢合わせたのですが、そこのガイドさんも、1年に2回あるかないかくらい
空いてますよとおっしゃっていたので、ラッキーだったんだなと思います。
波は結構高かったんですけど、どうやら昨日の雨で船が出せなかったので、今日は稼がないと!という感じで
船が出ていた模様です(笑)
実際洞窟内に入ってみると、カプリブルーが大変綺麗でした!!日光がほぼ差し込んでいなかったので、洞窟全体が
明るい、というわけにはいきませんでしたが、海面のブルーが揺らめいていて、凄く凄く綺麗だったんです。
で、問題の2周してくれるかどうかですが、この時間空いていたからなのか、2周してくれましたよ(笑)
「モウイッシュウ?」って聞いてくれたので、再度堪能。船頭さんのカンツォーネに聞き入りながら洞窟内を楽しみました。
洞窟を出てみるとそこには、マリーナ・グランデから来た沢山の船でいっぱいでした。陸路も列が長くなってましたし。
もう1回行きたいという気持ちもありましたが、この長い待ち時間は待てないなという結論から、やめて観光に行こうという
話になって、アナカプリにバスで戻りました。この時には晴れ間が見え、景色が良さそうだったのでソラーロ山へ。
リフトからの景色も綺麗でしたが、何より頂上からの景色が最高でした。カモメの大群とかも圧巻でしたが、切り立った崖の
迫力や、一望出来るカプリの街並みなど、青空が見えていたので綺麗でした。
山を降り、お土産を見ようと店に入ると、ハンドメイドのカバンが沢山ある所で、そこで同行者に選んでもらって
誕生日プレゼントを買ってみたりしたんですが、意外にクレジットカードが使えなかったので、現金がちょっと手薄に(笑)。
そんなアナカプリを楽しんでカプリに移動すると、お腹が空いて近くのリストランテへ。
お勧めは今日の鮮魚だよと教えてもらい注文すると、店員さんが取り分けてくれる750gの魚が出てきて値段を心配してしまいました…。
まぁ、実際高かったんですけど(37ユーロ!)、味は大満足!白身の魚で、レモンのオイルがかかっていて(と思うんですが)、
ピザ2枚を食べたお腹にもすんなり入るさっぱりした味でした。今回の旅行で一番美味しかったかもしれません。
食事を楽しみ、カプリ島を出るべく、ケーブルカーでマリーナ・グランデへ。お土産を買いつつ、船のチケットを買って
ナポリへ帰りました。夕方4時頃ホテルに着いたんですが、夕食はスーパーとかで買って軽く済ませようかと思ったんですが
そこはメーデー、どのお店も開いていないという事態に(笑)。
結局どうしようかと悩んでいる間に睡魔に襲われ二人で熟睡。起きたら夜の11時で大変勿体ない事をしました…(笑)。
ナポリの観光してません。夕食は食べず、そのまま寝て次の日です。

5月2日 くもり のち 晴れ のち くもり(夜は少し雨)
5日目は早起きしてアルベロベッロへ行くべく、まずはバーリへ。
上記に記した通り、チケットは無事に買えたので、スーツケースをごろごろ引きながら列車へ。
この列車も遅延はなく、すんなり到着しました。時間が結構余っていたので、駅の外に出てみようという事になり、
カゼルタ駅の外へ。そこには大きな建物があり、なかなか景色が良かったので近付いてみるとなにやら博物館のような
建物で、沢山の団体さんが居ました。中に入る程時間はないなと感じたので、外観を写真に撮りながらゆったりしました。
そして、またユーロスターへ。これも定刻でした。ひとつ驚いたのが座席の順番。
予約して頂いた席は連番だったので、てっきり並びの席だと思っていたのですが、前後の席だったんですね。
ひとつ勉強になりました。そんなこんなでバーリに到着し、ドライバーさんともすんなり合流(なかなかのイケメン!/笑)。
無事にホテルまで送り届けてもらえました。ホテルに着くと、日本人スタッフの方が出迎えてくれて、何か安心しました。
質問がちゃんと出来ると大喜び(笑)。色々聞いて、実際泊まるトゥルッリまで案内してもらったのですが、
なんとアップグレードでスイートにしてもらえたんです!事前に調べていた情報だと、お湯が沢山出なかったりガスが通ってなかったり
と、結構散々な情報だったのですが、この部屋は電気もガスも暖房もキッチンも全て揃っていて、更に広くてびっくりです。
部屋の中を色々な角度から写真に収め、街を探索しに行ったのですが、本当に小さな町なんですね!
3時間くらいで全て回れました。ここを1日観光だったら飽きていたかもしれません。的確なスケジュール調整ありがとうございました。
夕食は、ホテルで聞いたお勧めのリストランテへ行こうとしたのですが、あいにく予約の人じゃないと入れないと言われてしまったので
近くのスーパーというか食料品店でパスタとソースを買い、二人で調理して食べました。
ポモドーロでしたが美味しく作れましたよ(あっためただけですが)。
それにしても、パスタが安くて驚きです。パスタ+パスタソース+ウインナーで3ユーロ…。ひとり約200円…。安すぎます。
食べた後は、お風呂に入って就寝。

5月3日 くもり のち 晴れ
6日目はいよいよ帰国の日。
朝食をとって、外に出るとお迎えのドライバーさんが(この人もイケメンでした/笑)。
車に乗り込み、バーリ空港へ。途中パノラマロードだよとドライバーさんが紹介してくれたそこには、海を望む高所からの絶景が!
少し曇っていたのですが、そんな事は気にならない景色でした。景色を楽しみつつ、ジャスト1時間で空港へ。
そこからはチェックインを済ませ、一路フランクフルト空港へ。空港に着いてからお昼ご飯を食べたんですが、
ソーセージが大きくて美味しくて感動(笑)。やっぱり本場は美味しいんですね!
日本へのフライトは、残念ながら窓際ではなかったですが、爆睡していたのであまり気になりませんでした。
空からの景色は見たかったですけどね。


長くなりましたが、こんな感じの旅でした。
田中さんには事前準備から旅の途中まで親身にサポートして頂いて、本当にありがたかったです!
おかげで、大きなトラブルもなく、旅を終えることが出来ました!!
同行者共々非常に満足しています!

またもし機会がありましたら、よろしくお願いいたします!
本当に、本当にありがとうございました!!!

田中 詳子 wrote:

T様

お便りありがとうございました!

現地の様子が目に浮かぶようで、ご一緒に旅をさせていただいている気分になってとても楽しく拝見させていただきました。

フィレンツェでは2つの美術館を見学されて、ルネサンス絵画をたっぷりとご堪能いただけましたね。市政を執るための事務所として建てられたシンプルな雰囲気の「ウフィッツィ美術館」と、豪華な宮殿内の「パラティーナ美術館」の対比も面白かったのではないでしょうか。ガイドツアーもお楽しみ頂けて良かったですね。

カゼルタ行きのチケット購入では本当にご苦労をお掛けしてしまいましたね…。日本からお手配ができればよいのですけれど…。でもおじさんの親切は大切な思い出になりましたね。

カプリ島への一日目はちょっと残念なお天気でしたね…。青空のカプリを期待していらしたでしょうに。でも待望の「青の洞窟」にはしっかりと入れて良かったですね!しかも2周してもらえたなんて本当に良かったですね!ご出発前に「たぶん2周は無理ですよ~」なんて申しましたけれど、楽しい勉強をさせていただきました。ソラーロ山からの展望も楽しまれたり、ショッピングや美味しいお料理などカプリの魅力をたっぷりと堪能されたようですね。アナカプリで召し上がったというレモンとオイルのかかった白身魚なんて聞いただけで私も頂きたくなってしまいます!イタリアのレモンは大きくて豪快でいい香りがするでしょう。

最終地のアルベロベッロも良いトゥルッリにグレードアップしてもらえてラッキーでしたね!ちょっぴり町に暮らす気分を味わっていただけたでしょうか。

いろいろなことがあった今回の旅をいつまでも素敵な心の糧としていただけましたらこれ以上嬉しいことはありません。そしてまたいつの日か、旅のお手伝いをさせていただけることを心待ちにしております。

このたびは、本当にありがとうございました。
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