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奥原 様/エジプト8日間
担当コンシェルジュ : 西岡 浩平
【2005年4月26日[Tue] ご出発】
奥原 様/エジプト8日間
今回、初めてのエジプト旅行を4歳の子供連れで楽しみました。期待をはるかに上回る、大満足の旅行でした。
ウェブトラベルの西岡さんにお願いできたことが、大満足の旅行の第一歩だったと思い、大変感謝しています。
現地の旅行会社さんのサービスも一流だと思いました。
ちょっと書きにくいことですが、既に知り合いだったエジプト人の方(引越しをなさってから連絡をとっていませんが)が、とってもとってもつきあいにくい方で、それがお国柄なら、現地のスタッフの方はどうなのだろうかと、実は多少の不安もありました。
ある程度のサービスの粗さを覚悟していたのですが、ドライバー、空港関係のアシスタント、英語アシスタント、日本語ガイド、全ての方が良かったです。
まず、空港に迎えにきていただいた空港関係のアシスタントの方を見て、私の知っていたエジプト人の方は、単なる、どこの国にもいる、ああいうタイプの人だっただけであり、ちゃんとしている人はやっぱり万国共通、こうなんだ、という妙な再確認をしてとりあえず安心。
ドライバーの方は、運転と車まわりのことがお仕事なんでしょうけれども、息子が大の車好きで、車内でずっと「ベンツ」、「ベンツバス」、「古いプジョー」、「シトロエン」、「アルファロメオ」など、過ぎゆく車の名前を言い続けていたので、ある日、車の広告のたくさん載った新聞を持ってきてくださり、英語はあまりお得意ではなかったのでしょうが、あれこれと話をしてくださって、その新聞をプレゼントしてくださいました。
ルクソールのドライバーの方も、写真を撮るために車を離れる際、息子が車に残ると、遊んでくださっていたらしく、車に戻ってみると、運転席と助手席の間の座席に座って昼寝をしていました。
英語アシスタントの方は、日本語を勉強中とのことで、辞書を買う時に適切なアドバイスをしてくださいましたし、もちろん、息子もかわいがってくださいました。
そして、日本語ガイドの方。お話するのが楽しかったです。この方は、25年前に2年間だけ日本に住んだことがあり、それがきっかけで日本語を身につけられたのだと思いますが、奇遇にも、それが私たちの住む地方だったのです。当時、お父様の学術関係のお仕事のため、地方の大学にいらっしゃったらしいです。
私は、既に知り合いだったエジプト人の方のタイプについて、「こんなこと言って申し訳ないんですが」と断りを入れて、あれこれと話をしてみました。(詳細は省きますが)「あー、そういうタイプの人、確かにいます」とのこと。やっぱり本国でもこういう受け止め方なのか、と、万国共通の物さしにまた妙に安堵。
このような、個人レベルの疑問も徐々に解消しつつ、ガイドさんとの会話は、私たちの住む地方のローカルなものから、エジプト経済、外交とその歴史、ムバラク大統領の政治、それに対する国民の評価など、遺跡めぐり、博物館めぐりの解説以外に、本当にありとあらゆる領域に及び、興味深く、楽しかったです。
観光スポットでは、解説をするかたわら、寝ている息子を抱っこしたり、女性でありながら、ベールの上から肩車までしてくださったりと、息子のこともとてもよく面倒をみてくだいました。
旅行会社さんもそうなのだと感じましたが、ガイドさんご自身も、とても責任感が強く、おみやげ屋さんの買い物についても、ご自分が同行したものについては、もし買ったもので、納得できないものがあったら、遠慮なく言ってください。」と何度も念を押していらっしゃいました。そして、よくガイドブックに書いてあるような、「その土地を去ってから買い物を後悔しても泣き寝入り」というような態度は決して無く、帰国してからの問い合わせに対しても、とても丁寧でした。
旅行全体は、子供連れ、1週間ということで、適度な密度でした。行く前は、スケジュールとは別に、「子連れでエジプトはきついかも。」と思っていましたが、実際には全く逆。子供をとってもかわいがる国です。心の底から。本当に癒されました。
旅行会社さんの関係の方はもちろんのこと、買い物をしている間やエレベーターを待っている間に居合わせた人たち、ただ通り過ぎただけの人、両替所の銀行員、タクシーの運転手さん、ホテル関係の人、本当にあちこちで、「情熱的に」かわいがってもらいました。ほとんどが年齢を問わず、男の人でしたが、モハメド・アリ・モスクに家族で礼拝に来ていたベール姿の女の子が、すれ違った瞬間に、愛情たっぷりの笑顔をうかべて追いかけてきて、頬に突然キスをしていったこともありました。
今回は、移動も専用車ですし、ほとんどの日、アシスタントとガイドの方についていただき、単独で危ないところを歩くこともなかったので、あまり嫌な面を見る機会もなかったのでしょうね。リスクが少なく、いい面に多く触れられたような旅でした。ただ、残念ながらテロがありました。自分もいつ逮捕されるかわからない、とアシスタントの方も怯えるくらいのテロ対策(エジプト人に対する無差別ともいえる取り締まり)にもかかわらず。。。
けれども、旅行会社さんの迅速で念入りな対応により、(恐いのは当然ですが)必要以上の不安はありませんでした。ホテル変更なども、宿泊する部屋がグレードアップするなど、気を遣っていただきました。
乗馬は、せっかく時間を長くしていただいたのに、予想に反して、駆け足をしたりすることはできず、10歳の男の子が2頭分の手綱を持って歩いていただけのものでした。一人で走らせてもらおうとしたのですが、英語が全く通じないのに加えて、親方にバレないようにチップをせびるのに一生懸命で、走らせてもらう余裕はなし。ただ、私の方も、ピラミッド、スフィンクスなどを見た後だったせいか、ここで馬を走らせるぞ、という貪欲さも湧いてこず、「別にいっか。」という感じでした。時間延長の手続きをしていただいた西岡さんには申し訳ないのですが。
遺跡については、あえて書くまでもなく、感動でした。小さなことはどうでもよくなる感じです。観光スポットの売り子さんのプレゼントも、普通は、買う気がないなら、絶対に受けとってはいけない感じですが、子供には本当の善意からくれることもあるらしく(もちろん全部が全部ではないと思いますが)、最初は「絶対にもらわないで」と言っていた英語アシスタントの方も、途中で「これはもらっても大丈夫」という判断をする場面もでてきました。もらわない方が無難なことも確かです。
ただ、売り子さんが、自分たちが「押し売りをする」という目で見られているのをわかっている場合、子供のために善意でくれるものを「どうせ押し売りでしょ!」と言って相手にしないのも世知辛い。アシスタントの方の存在がないと受けることのできない善意でした。
唯一の自由行動日である最終日、タクシーに乗りました。英語が通じることになっていようといまいと、結局はあまり通じないので、アラビア語で話してみました。最終日ですし、せっかくなので英語はなし。カイロでは、人が車の合間を縫うように横断し、車同士は、いつぶつかってもおかしくないくらい接近して走っています。あちこちでけたたましくクラクションも鳴っています。
そんな中、アラビア語で会話しようとすると、こちらが流暢でないので、一生懸命説明するために、まるっきり顔を後ろ向きにして話をするのです。こわかった。でも、どの運転手さんも、車の話や運転歴の話をアラビア語でしたせいか、降りる時にはお別れの言葉をすごくたくさん言ってくれました。そして、息子にはブチュブチュと祝福のキス。
噂通り、買い物にはいちいち交渉が必要でしたが、結果的には楽しかったです。ひとり舞台のようにプレゼンを始める人、いかにも「これ以上ないくらいに安くした」というお決まりのパフォーマンス、自分や親戚が日本と関係があるというお決まりのネタ、買い渋っていると、何の根拠もなく「あなたはいい人だから」と言って値段を下げてくる決まり文句。あまり悪質な店に行かなかったので楽しめたのだと思いますが、行く前は「面倒くさそう」と思っていたにもかかわらず、実際にはそんなに嫌ではなく、むしろ楽しかったです。
どうしても面倒で好きになれなかったのは、トイレの人です。チップは断ることもできますが、個室にはいっている時に見張られているような気がしていやでした。通りのお店に飲み物を買いに行った時にすれ違った人など、いかにもタチの悪そうな人も稀にいました(旅行全体を通して2人くらい)。けれど、ほとんどが人なつっこかったり、頑固おやじ風で親切だったり、一見感じが悪そうに見えても実は暖かかったり(本当に感じの悪い人が両替所の銀行員に1人)と、全体的にはとても暖かく、興味深い国でした。
長々と書きましたが、西岡さんやウェブトラベルさんをはじめとして、現地の旅行会社さんやそのスタッフの方々のおかげで、本当に胸一杯の旅行となりました。また、息子にとっての初めての海外旅行でしたが、異国の地でたっぷりと愛情を受けて、言葉にできないよい経験させていただいたと思います。個人型とはいえ、私にとっては初めてのツアー旅行でしたが、ツアー旅行のよい面を味わうことができました。本当にありがとうございました。
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奥原 様/エジプト8日間
ウェブトラベルの西岡さんにお願いできたことが、大満足の旅行の第一歩だったと思い、大変感謝しています。
現地の旅行会社さんのサービスも一流だと思いました。
ちょっと書きにくいことですが、既に知り合いだったエジプト人の方(引越しをなさってから連絡をとっていませんが)が、とってもとってもつきあいにくい方で、それがお国柄なら、現地のスタッフの方はどうなのだろうかと、実は多少の不安もありました。
ある程度のサービスの粗さを覚悟していたのですが、ドライバー、空港関係のアシスタント、英語アシスタント、日本語ガイド、全ての方が良かったです。
まず、空港に迎えにきていただいた空港関係のアシスタントの方を見て、私の知っていたエジプト人の方は、単なる、どこの国にもいる、ああいうタイプの人だっただけであり、ちゃんとしている人はやっぱり万国共通、こうなんだ、という妙な再確認をしてとりあえず安心。
ドライバーの方は、運転と車まわりのことがお仕事なんでしょうけれども、息子が大の車好きで、車内でずっと「ベンツ」、「ベンツバス」、「古いプジョー」、「シトロエン」、「アルファロメオ」など、過ぎゆく車の名前を言い続けていたので、ある日、車の広告のたくさん載った新聞を持ってきてくださり、英語はあまりお得意ではなかったのでしょうが、あれこれと話をしてくださって、その新聞をプレゼントしてくださいました。
ルクソールのドライバーの方も、写真を撮るために車を離れる際、息子が車に残ると、遊んでくださっていたらしく、車に戻ってみると、運転席と助手席の間の座席に座って昼寝をしていました。
英語アシスタントの方は、日本語を勉強中とのことで、辞書を買う時に適切なアドバイスをしてくださいましたし、もちろん、息子もかわいがってくださいました。
そして、日本語ガイドの方。お話するのが楽しかったです。この方は、25年前に2年間だけ日本に住んだことがあり、それがきっかけで日本語を身につけられたのだと思いますが、奇遇にも、それが私たちの住む地方だったのです。当時、お父様の学術関係のお仕事のため、地方の大学にいらっしゃったらしいです。
私は、既に知り合いだったエジプト人の方のタイプについて、「こんなこと言って申し訳ないんですが」と断りを入れて、あれこれと話をしてみました。(詳細は省きますが)「あー、そういうタイプの人、確かにいます」とのこと。やっぱり本国でもこういう受け止め方なのか、と、万国共通の物さしにまた妙に安堵。
このような、個人レベルの疑問も徐々に解消しつつ、ガイドさんとの会話は、私たちの住む地方のローカルなものから、エジプト経済、外交とその歴史、ムバラク大統領の政治、それに対する国民の評価など、遺跡めぐり、博物館めぐりの解説以外に、本当にありとあらゆる領域に及び、興味深く、楽しかったです。
観光スポットでは、解説をするかたわら、寝ている息子を抱っこしたり、女性でありながら、ベールの上から肩車までしてくださったりと、息子のこともとてもよく面倒をみてくだいました。
旅行会社さんもそうなのだと感じましたが、ガイドさんご自身も、とても責任感が強く、おみやげ屋さんの買い物についても、ご自分が同行したものについては、もし買ったもので、納得できないものがあったら、遠慮なく言ってください。」と何度も念を押していらっしゃいました。そして、よくガイドブックに書いてあるような、「その土地を去ってから買い物を後悔しても泣き寝入り」というような態度は決して無く、帰国してからの問い合わせに対しても、とても丁寧でした。
旅行全体は、子供連れ、1週間ということで、適度な密度でした。行く前は、スケジュールとは別に、「子連れでエジプトはきついかも。」と思っていましたが、実際には全く逆。子供をとってもかわいがる国です。心の底から。本当に癒されました。
旅行会社さんの関係の方はもちろんのこと、買い物をしている間やエレベーターを待っている間に居合わせた人たち、ただ通り過ぎただけの人、両替所の銀行員、タクシーの運転手さん、ホテル関係の人、本当にあちこちで、「情熱的に」かわいがってもらいました。ほとんどが年齢を問わず、男の人でしたが、モハメド・アリ・モスクに家族で礼拝に来ていたベール姿の女の子が、すれ違った瞬間に、愛情たっぷりの笑顔をうかべて追いかけてきて、頬に突然キスをしていったこともありました。
今回は、移動も専用車ですし、ほとんどの日、アシスタントとガイドの方についていただき、単独で危ないところを歩くこともなかったので、あまり嫌な面を見る機会もなかったのでしょうね。リスクが少なく、いい面に多く触れられたような旅でした。ただ、残念ながらテロがありました。自分もいつ逮捕されるかわからない、とアシスタントの方も怯えるくらいのテロ対策(エジプト人に対する無差別ともいえる取り締まり)にもかかわらず。。。
けれども、旅行会社さんの迅速で念入りな対応により、(恐いのは当然ですが)必要以上の不安はありませんでした。ホテル変更なども、宿泊する部屋がグレードアップするなど、気を遣っていただきました。
乗馬は、せっかく時間を長くしていただいたのに、予想に反して、駆け足をしたりすることはできず、10歳の男の子が2頭分の手綱を持って歩いていただけのものでした。一人で走らせてもらおうとしたのですが、英語が全く通じないのに加えて、親方にバレないようにチップをせびるのに一生懸命で、走らせてもらう余裕はなし。ただ、私の方も、ピラミッド、スフィンクスなどを見た後だったせいか、ここで馬を走らせるぞ、という貪欲さも湧いてこず、「別にいっか。」という感じでした。時間延長の手続きをしていただいた西岡さんには申し訳ないのですが。
遺跡については、あえて書くまでもなく、感動でした。小さなことはどうでもよくなる感じです。観光スポットの売り子さんのプレゼントも、普通は、買う気がないなら、絶対に受けとってはいけない感じですが、子供には本当の善意からくれることもあるらしく(もちろん全部が全部ではないと思いますが)、最初は「絶対にもらわないで」と言っていた英語アシスタントの方も、途中で「これはもらっても大丈夫」という判断をする場面もでてきました。もらわない方が無難なことも確かです。
ただ、売り子さんが、自分たちが「押し売りをする」という目で見られているのをわかっている場合、子供のために善意でくれるものを「どうせ押し売りでしょ!」と言って相手にしないのも世知辛い。アシスタントの方の存在がないと受けることのできない善意でした。
唯一の自由行動日である最終日、タクシーに乗りました。英語が通じることになっていようといまいと、結局はあまり通じないので、アラビア語で話してみました。最終日ですし、せっかくなので英語はなし。カイロでは、人が車の合間を縫うように横断し、車同士は、いつぶつかってもおかしくないくらい接近して走っています。あちこちでけたたましくクラクションも鳴っています。
そんな中、アラビア語で会話しようとすると、こちらが流暢でないので、一生懸命説明するために、まるっきり顔を後ろ向きにして話をするのです。こわかった。でも、どの運転手さんも、車の話や運転歴の話をアラビア語でしたせいか、降りる時にはお別れの言葉をすごくたくさん言ってくれました。そして、息子にはブチュブチュと祝福のキス。
噂通り、買い物にはいちいち交渉が必要でしたが、結果的には楽しかったです。ひとり舞台のようにプレゼンを始める人、いかにも「これ以上ないくらいに安くした」というお決まりのパフォーマンス、自分や親戚が日本と関係があるというお決まりのネタ、買い渋っていると、何の根拠もなく「あなたはいい人だから」と言って値段を下げてくる決まり文句。あまり悪質な店に行かなかったので楽しめたのだと思いますが、行く前は「面倒くさそう」と思っていたにもかかわらず、実際にはそんなに嫌ではなく、むしろ楽しかったです。
どうしても面倒で好きになれなかったのは、トイレの人です。チップは断ることもできますが、個室にはいっている時に見張られているような気がしていやでした。通りのお店に飲み物を買いに行った時にすれ違った人など、いかにもタチの悪そうな人も稀にいました(旅行全体を通して2人くらい)。けれど、ほとんどが人なつっこかったり、頑固おやじ風で親切だったり、一見感じが悪そうに見えても実は暖かかったり(本当に感じの悪い人が両替所の銀行員に1人)と、全体的にはとても暖かく、興味深い国でした。
長々と書きましたが、西岡さんやウェブトラベルさんをはじめとして、現地の旅行会社さんやそのスタッフの方々のおかげで、本当に胸一杯の旅行となりました。また、息子にとっての初めての海外旅行でしたが、異国の地でたっぷりと愛情を受けて、言葉にできないよい経験させていただいたと思います。個人型とはいえ、私にとっては初めてのツアー旅行でしたが、ツアー旅行のよい面を味わうことができました。本当にありがとうございました。