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O様ご家族様/イタリアへの2回目家族旅行
担当コンシェルジュ : 木内 みつ子
【2014年8月9日[Sat] ご出発】
O様ご家族様/イタリアへの2回目家族旅行
木内さま
いつも大変お世話になっております。
帰宅と同時にメールを拝見し、嬉しくなりました。
(ベニスのホテルをCheck out直前に会社から連絡が入り、帰宅後対応に追われ、
やっと手がすきました。)
イタリアへの2回目家族旅行に一同大満足しての帰国でした。
飛行機、列車と乗継も含め全てがスムーズで、非常に密度の濃い5泊7日にて、
楽しい日々を過ごしてきました。
ヴェローナのホテルに、‘おーいお茶’ 等のペットボトル4本を冷蔵庫に
置き忘れたことが、唯一の失敗でした(本当にこれのみの報告に終わり、、、)
3か所のホテルセレクションは、リクエストを数回いただいていたこともあり、
すべて隣接の部屋にて、言うことなしでした。
ミラノ駅前のスターホテルは、作りが古いながらも——イタリアのホテルは
殆ど全てですが——ポット(コーヒー、お茶)、スリッパ等も揃い、
近代的な設備にてアクセスがよく、とても便利でした。
ヴェローナのホテルは、駅からの移動は苦も無く名所にも徒歩圏内であり、
シャワーBoxがハイテクすぎて、機能が使えずではあったものの、
ブルー、ピンクがそれぞれ基調のかわいい部屋内装にて、
何よりも朝食の質が抜群でした。
ぜひ、女性の方々へお薦めしてください。
そして、ベニスの2泊は割増料金なしで、スイート(ジャグジー付き)と
ジュニアスイートへの宿泊となり、とてもラッキーでした。
部屋が広すぎて持て余していた感じです。
いずれのホテルもWiFi完備で、好いのか悪いのか会社のメールも随時確認出来、
アリタリアへのチェックインも事前に(24時間前に気づき、最後の4名並び席を
獲得)出来ました。
ミラノ、ベニスの送迎は時間通りで、いずれもベンツ車でした。
ベニスでは水上ボートからの乗り換えにて、悪天候、海の荒れに備え、
あえて車との併用にしているとのことです。
ベニスの空港では、日本直行便開始のせいか、日本語専攻の大学生が
“日本語でどうぞ” のTシャツ姿でアリタリア受付のお世話をしており、
イタリアの空港にて日本語での対応を頂けるとは思っていなかったので、
とてもさわやかな気分になりました。
ミラノ、ヴェローナ、ベニスへの列車移動の旅、直行便での帰国は、
とても効率よいスケジュールであったと思います。
遅れるのが当たり前と思っていた列車に殆ど遅れがなく、かえって驚きましたが。
そして、日本のプラットフォームの号車案内が如何に優れているかということに
あらためて気づきました。
ヴェローナからの荷物を持っての途中乗車は、たまたま前の列車を見送ることが
出来たので場所を特定できましたが、ミラノからの降車時に号車位置を確認
しておけば更によかったかもしれません。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
(ここで、今日は手巻き寿司の夕食を、明朝は珍しく和定食の約束を。
イタ飯好きの我が家で週末はスパゲッティが多いのですが、
さすがに皆が和食を欲するのでした。)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
3箇所めぐりで、今回我が家のいちおしは、ヴェローナでした。
ガイドブックでもあまり頁を使って案内していなかったので、
WEBサイト『奥山陽子さんのおすすめ1日観光コース』に準じて名所をすべて巡り、
ガイドなく1日徒歩で無理なく(といっても足をかなり使いましたが)、
とても楽しむことができました。
ミラノでは、最後の晩餐の本物を——私は、25年前に鑑賞した修復されていない
野ざらしのものと比較しながら—— 感慨深く鑑賞しました。
8月中旬は夏休みのお店が多いことにも、逆に驚きました。
ベニスのサンマルコ広場への移動は、駅でのヴォレットのチケット購入の列や
ヴァポレットになかなか乗れなかったことなどもあり、
時間に余裕をもった電車を選んだのは正解でした。
結局、駅からホテルまで2時間弱を要しましたが、ヴォレット停車駅の詳細、
ホテルまでの詳細案内図があり、とても助かりました。
ホテルに気づかず一旦通り過ぎたのですが、橋を渡ることなくたどり着けるとの
ご案内があったので、少し戻って無事到着しました。
到着時のお昼はあまり時間もなくテイクアウトで済ますことになったのですが、
この時、前回の反省を活かした防備、ポシェットのチャックへのクリップ止めを
うっかり忘れ、かつ、手が塞がってお財布をショッピングバックへ放り込んでいた
ミスも重なって、開いたポシェットそしてお財布が無いことに気付き、
自分で驚いたのは当然ながら、「またスリに・・・」と家族を数分間氷つかせて
しまいました。
木内さまへまた残念な報告をすることになるものと、がっかりし、
かつ開きなってもいた母親でしたが、娘のひと言、
「スリに合う場面はなかったし、ひょっとしてショッピングバックにお財布を
入れてない?」の問いで、場が元に戻りました。
(かなりシリアスでもあり、後の笑い話になりましたが)。
サンマルコ広場はお昼を過ぎると潮位が上がり、冬のような水浸しとなり
(今年の夏は珍しいとのことです)、島めぐりの岐路も広場を避けて
大回りしないと帰れない事態でした。
でも、長女はまた是非ベニスに来たいと言っています。
長女とふたりの朝散歩にて、船着き場よりサンマルコを経由せずホテルへ戻る際に
迷子となり、前日行ったリアルト橋近くまで案内に基づき歩き、
周りのお店景色を見ながら時間をかけて帰還できました。
‥と、とりとめもないご報告になってしまいましたが、
いつもより買い物の少なかったものの、景色を瞼に、思い出を胸いっぱい残した
旅行となりました。
海外旅行を終えると、和食、治安の良さ等、日本の素晴らしさを再認識もします。
いつもすれ違いな家族ですが、四人で列車の席、食事のテーブルを囲み、
一緒の時間をたくさん過ごすことが出来ました。
これまで行った場所を語り、これからあと何回家族旅行ができるのか、
これが最後かもと話ながら‥‥。
来年は次女の大学受験、再来年は長女の就職の年となり、
またいつになるかはわかりませんが、木内さまと旅を共有させていただける日が
来ることを切に願い、便りを終わりにいたします。
我が家の家族旅行をコーディネートいただき、本当にありがとうございました。
O家一同
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木内 みつ子 wrote:
M.O.様
お忙しい中をご帰国早々にたくさんのご丁寧なご報告を頂戴しまして、
ありがとうございました。
2度目のイタリア家族旅行が、大変充実したものとなったと伺って
とても嬉しく思っております。
先ず、ホテルは何とかご満足頂けたようで、ほっと致しました。
最近WiFi完備のホテルが増えてきまして、便利にはなりましたが、
お仕事から完全に解放されなくなる傾向があり、善し悪しでもありますね。
ミラノの『最後の晩餐』は、修復前にも鑑賞されたとのこと、随分変わったのに
驚かれたことでしょう。
ヴェローナは、全くのガイド無しでご自身で歩き廻られたことが、
更に印象を深めさせたのではないかと思います。
ベニスではアクア・アルタを体験されて、市内で最も低地のサン・マルコ広場が
冠水して、さぞかし驚かれたことでしょう。
普段なら、広場には各カフェ毎に小さなステージを設置していて、終日
クラシックやカンツォーネなどの生演奏を競い合うのを楽しめるのですが、
どうやら中止していたようで、ご体験頂けなかったのが残念です。
後日頂いたメールの一文
『ヴェローナのテアトロ・ロマーノからサンピエトロ城まで登って市内を
見下ろした眺めがとても素晴らしく、眼に焼き付いています。』
を拝見しまして、ご家族並んで同じ風景を眺めていらっしゃる様子が
眼に浮かびました。
ご家族揃っての旅行は、本当にいいものですね。
実際に子供達夫々が自分の道を進み始めると、全員揃う機会がどんどん
少なくなっていきます。
毎日一つ屋根の下に暮らしていると、お互いにじっくり話し合うことは
いつでも出来そうに思いますが、意外にそういう機会は持てないものです。
旅行は、一緒の時間を共有出来るいい機会をたくさん持てます。
特に海外旅行は、異国の地で周囲全て異邦人の中に身を置く訳ですから、
自然にお互いが近寄り、あらためて見つめ直すことが出来て、
日頃少し遠ざかりかかっていたお互いの距離も縮まるものです。
また、旅行中に、普段一緒に暮らしていながら気付かなかったことに、
気が付くといったことも多々有ります。
そして、何より素晴らしいことは、
同じ想い出を共有出来ることではないかと思います。
今回、O様ご家族の2度目のお手伝いをさせて頂き、私にとって
ますますO様ご家族が身近な存在になりました。
今はもうすっかり、口うるさい親戚か、親しくおつきあいしている近所の
おばちゃんの気分になっています。
夫々素晴らしく成長されたお嬢様方を思い浮かべて、
次回のご旅行の時は‥と、楽しみにしています。
お身体を大切になさって、皆様がお元気で過ごされますよう、
心からお祈りしております。
ありがとうございました。
木内 みつ子
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O様ご家族様/イタリアへの2回目家族旅行
いつも大変お世話になっております。
帰宅と同時にメールを拝見し、嬉しくなりました。
(ベニスのホテルをCheck out直前に会社から連絡が入り、帰宅後対応に追われ、
やっと手がすきました。)
イタリアへの2回目家族旅行に一同大満足しての帰国でした。
飛行機、列車と乗継も含め全てがスムーズで、非常に密度の濃い5泊7日にて、
楽しい日々を過ごしてきました。
ヴェローナのホテルに、‘おーいお茶’ 等のペットボトル4本を冷蔵庫に
置き忘れたことが、唯一の失敗でした(本当にこれのみの報告に終わり、、、)
3か所のホテルセレクションは、リクエストを数回いただいていたこともあり、
すべて隣接の部屋にて、言うことなしでした。
ミラノ駅前のスターホテルは、作りが古いながらも——イタリアのホテルは
殆ど全てですが——ポット(コーヒー、お茶)、スリッパ等も揃い、
近代的な設備にてアクセスがよく、とても便利でした。
ヴェローナのホテルは、駅からの移動は苦も無く名所にも徒歩圏内であり、
シャワーBoxがハイテクすぎて、機能が使えずではあったものの、
ブルー、ピンクがそれぞれ基調のかわいい部屋内装にて、
何よりも朝食の質が抜群でした。
ぜひ、女性の方々へお薦めしてください。
そして、ベニスの2泊は割増料金なしで、スイート(ジャグジー付き)と
ジュニアスイートへの宿泊となり、とてもラッキーでした。
部屋が広すぎて持て余していた感じです。
いずれのホテルもWiFi完備で、好いのか悪いのか会社のメールも随時確認出来、
アリタリアへのチェックインも事前に(24時間前に気づき、最後の4名並び席を
獲得)出来ました。
ミラノ、ベニスの送迎は時間通りで、いずれもベンツ車でした。
ベニスでは水上ボートからの乗り換えにて、悪天候、海の荒れに備え、
あえて車との併用にしているとのことです。
ベニスの空港では、日本直行便開始のせいか、日本語専攻の大学生が
“日本語でどうぞ” のTシャツ姿でアリタリア受付のお世話をしており、
イタリアの空港にて日本語での対応を頂けるとは思っていなかったので、
とてもさわやかな気分になりました。
ミラノ、ヴェローナ、ベニスへの列車移動の旅、直行便での帰国は、
とても効率よいスケジュールであったと思います。
遅れるのが当たり前と思っていた列車に殆ど遅れがなく、かえって驚きましたが。
そして、日本のプラットフォームの号車案内が如何に優れているかということに
あらためて気づきました。
ヴェローナからの荷物を持っての途中乗車は、たまたま前の列車を見送ることが
出来たので場所を特定できましたが、ミラノからの降車時に号車位置を確認
しておけば更によかったかもしれません。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
(ここで、今日は手巻き寿司の夕食を、明朝は珍しく和定食の約束を。
イタ飯好きの我が家で週末はスパゲッティが多いのですが、
さすがに皆が和食を欲するのでした。)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
3箇所めぐりで、今回我が家のいちおしは、ヴェローナでした。
ガイドブックでもあまり頁を使って案内していなかったので、
WEBサイト『奥山陽子さんのおすすめ1日観光コース』に準じて名所をすべて巡り、
ガイドなく1日徒歩で無理なく(といっても足をかなり使いましたが)、
とても楽しむことができました。
ミラノでは、最後の晩餐の本物を——私は、25年前に鑑賞した修復されていない
野ざらしのものと比較しながら—— 感慨深く鑑賞しました。
8月中旬は夏休みのお店が多いことにも、逆に驚きました。
ベニスのサンマルコ広場への移動は、駅でのヴォレットのチケット購入の列や
ヴァポレットになかなか乗れなかったことなどもあり、
時間に余裕をもった電車を選んだのは正解でした。
結局、駅からホテルまで2時間弱を要しましたが、ヴォレット停車駅の詳細、
ホテルまでの詳細案内図があり、とても助かりました。
ホテルに気づかず一旦通り過ぎたのですが、橋を渡ることなくたどり着けるとの
ご案内があったので、少し戻って無事到着しました。
到着時のお昼はあまり時間もなくテイクアウトで済ますことになったのですが、
この時、前回の反省を活かした防備、ポシェットのチャックへのクリップ止めを
うっかり忘れ、かつ、手が塞がってお財布をショッピングバックへ放り込んでいた
ミスも重なって、開いたポシェットそしてお財布が無いことに気付き、
自分で驚いたのは当然ながら、「またスリに・・・」と家族を数分間氷つかせて
しまいました。
木内さまへまた残念な報告をすることになるものと、がっかりし、
かつ開きなってもいた母親でしたが、娘のひと言、
「スリに合う場面はなかったし、ひょっとしてショッピングバックにお財布を
入れてない?」の問いで、場が元に戻りました。
(かなりシリアスでもあり、後の笑い話になりましたが)。
サンマルコ広場はお昼を過ぎると潮位が上がり、冬のような水浸しとなり
(今年の夏は珍しいとのことです)、島めぐりの岐路も広場を避けて
大回りしないと帰れない事態でした。
でも、長女はまた是非ベニスに来たいと言っています。
長女とふたりの朝散歩にて、船着き場よりサンマルコを経由せずホテルへ戻る際に
迷子となり、前日行ったリアルト橋近くまで案内に基づき歩き、
周りのお店景色を見ながら時間をかけて帰還できました。
‥と、とりとめもないご報告になってしまいましたが、
いつもより買い物の少なかったものの、景色を瞼に、思い出を胸いっぱい残した
旅行となりました。
海外旅行を終えると、和食、治安の良さ等、日本の素晴らしさを再認識もします。
いつもすれ違いな家族ですが、四人で列車の席、食事のテーブルを囲み、
一緒の時間をたくさん過ごすことが出来ました。
これまで行った場所を語り、これからあと何回家族旅行ができるのか、
これが最後かもと話ながら‥‥。
来年は次女の大学受験、再来年は長女の就職の年となり、
またいつになるかはわかりませんが、木内さまと旅を共有させていただける日が
来ることを切に願い、便りを終わりにいたします。
我が家の家族旅行をコーディネートいただき、本当にありがとうございました。
O家一同