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お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 山岸 玲子
【2016年6月14日[Tue] ご出発】 海外

A様ご夫妻 歴史を感じ取る ローマ、フィレンツェ 8日間

夢であったイタリアの旅。仕事をする事もなくなった年齢になってから行こうと思っていましたが、昨年の12月と2月に心臓カテーテルをして思ったことは、「突然の出来事が必ず起きる、次回の楽しみなんてものは保障されない。そうだ、イタリアに行こう。」と3月に決断。

パックツアーは4~5都市巡るので疲れる。個人旅行で、美術館等のチケット手配や半日観光などの現地オプションを頼もう。調べた結果ウェブトラベル社に依頼、現地コンシェルジュ山岸氏(女性)が担当者に。楽しいプランを提供していただいた。

社名のとおり全てのやり取りはWEBで行い、やり取りしたGメールの数は60件近く。細かな打ち合わせも出来たし、また、メールでのやり取りそのものが旅行気分を駆り立ててくれました。

ローマに到着すると、ホテルまで送ってくれるイタリア人男性が、私の名前を書いたボードを持って待っていました。「私がAです。」と握手をした。私たちを出迎えた男性に家内は、「男前―、かっこいいー、イケメンー」と。背が高いし、濃紺色のスーツに黒のサングラスで、かっちょええー。

ドライバーは言葉の通じない私たちに、色々とローマ市内の説明をしてくれました。ありがとう。ホテルに到着、イケメンドライバーにお礼として「日本手ぬぐい」をプレゼントしました。

ローマ到着の翌日は、バチカン美術館に行く日だからわくわく。

ホテルの朝食はバイキング、美味しい。日本の朝食バイキングはいまいちが多いが、ここは美味しい。野菜のみずみずしいこと、多種の生ハムの旨いこと、ブラッドオレンジジュースの旨いこと、特にベーコンが旨い。これは日本にはない。

バチカン美術館では、ガイド佐藤さんの説明を聞きながらの見学。作品を単に綺麗だなー大きいなー古いなーと思って見るのと、作品が持つ意味あいを知って見るのと、感銘の度合が違うように思えました。佐藤さんに感謝申し上げたい。

バチカン美術館の大半は動かせないものばかり。古代ローマの石造や美術館内の壁画等、その場その所に立たないと見ることが出来ない。特に壁画に関しては、作者が立っていた場所に私たち自身も立ってみて、時間を超えて作品を共有している気分にさせてくれます。

その後、システィーナ礼拝堂の『最後の審判』、天井の旧約聖書に基づいた絵も見ました。見ていると涙が出てきて一言、「なんじゃこりゃー」。外に出ると、中庭がとても綺麗でした。バチカン美術館は、言葉で表現するのが難しい。私のボキャブラリーでは限界なので、「最高」と言いたいです。

3日目はローマ市内観光ツアーで、最初にサンピエトロ大聖堂へ。すごいの一言です。やはり肉眼で見ると言葉にできないほど美しい。その後、真実の口、コロッセオ、トレビの泉、スペイン坂と続き、スペイン坂にて解散。

いずれも沢山の人でしたが、トレビの泉は人だかりが凄い、みんな片手にコインを持って。まるで日本のお正月の初詣のお賽銭のようでした。



4日目はフィレンツェに列車で移動。夕食は、ホテル近くの中央市場の2階にあるフードコートで。このフードコートは、日本のそれとは大違い。店舗数は20を超え、規模と美味しさは日本のとは天地の差がありました。

5日目は、ウフィッツィ美術館見学付きのフィレンツェ市内観光ツアー。ウフィッツィ美術館までは徒歩で、途中ドゥオーモ、シニョリーア広場、ヴェッキオ橋を通りました。美術館には長蛇の列が出来ていましたが、ツアーの私たちは待たずに入場。メディチ家とは凄いなー、もう感想が出てこないほど凄かったです。

ツアー解散後は、自分たちでバスに乗りミケランジェロ広場へ。広場は絶景。百聞は一見に如かずと言うが、我が目で見てみないと感動の共有は出来ないと思いました。



6日目は、ダビデ像の本物を見にアカデミア美術館に。ここも既に長蛇の列でしたが、事前予約済みだったので並ばずに入場。美術館の感想は、書くのが大変なので断念しますが、少しだけ語るとすれば先人の感性に感激しました。また、受胎告知一つにしてもいろんな作品があり、随分違いがあるものだと思いました。

この日の夕食も、また中央市場のフードコートへ。鮮魚店カウンターにいるおばちゃんに手ぬぐいをプレゼントしたら、お礼としてツナサンドをご馳走してくれました。

7日目は、フィレンツェからローマ乗り継ぎで帰国のはずが、機内積み込み荷物でトラブルがあったらしく出発が大幅に遅れ、ローマ発の便に間に合わず。係員によれば、明日の便に振り替えとのことでローマに1泊することに。山岸女史に電話口に出てもらい、係員に詳しく聞いて頂いたところ、ホテルはアリタリアが用意してくれるとのことでした。

ホテルへのバスが出るバス停で、同じくニューヨーク行きの便に乗り継げなかったアメリカ人ファミリーと一緒に。私が「トレヴィの泉にコインを入れたから、すぐにローマに戻れたよ。」とジョークを言うと、とてもウケてくれました。

翌日は早めに空港へ行き、1日遅れて帰国となりました。

色々な経験をし、たくさんの物を見て、多くの方と出会いました。もう二度と会うことはないかもしれないが、出会った方々の幸多からんことを願い、また再び会える事を願います。

最後にこの旅を計画してくれた、ウェブトラベル、コンシェルジュ山岸女史に感謝申し上げます。次回の旅も是非、彼女にお願いしたい。彼女でなければならない。遅延トラブルも含めて山岸女史の優れた対応に感銘を受けました。彼女が担当者であったことが、この旅の成功の鍵でした。

山岸 玲子 wrote:

お忙しいところ、旅日記とお写真を送って頂きありがとうございました。ご旅行を楽しまれている様子が目に浮かぶようで、楽しく拝見させて頂きました。

頂いた旅日記をそのまま掲載させて頂きたかったのですが、文字数の関係でこちらで適当にまとめて掲載させて頂きました。

帰りのフライト・トラブルは大変でしたね。さぞかしお疲れだったことと思います。

ローマでアリタリアが手配したホテルは、ビジネスクラス利用の高価格の添乗員付きパックツアーで利用される高級ホテルですので、そこに泊まれたのがトラブル中の幸いでした。

このようなトラブルでも慌てることなく余裕でジョークを飛ばし、トラブルさえも楽しんでしまうA様のメンタリティーは、さすがだなと思いました。

「トレヴィの泉にコインを入れたから、すぐにローマに戻れたよ。」というジョークは、とても粋で私も気に入りました。

貴重品の盗難、病気、怪我といった深刻なトラブルでなければ、A様の様にトラブル(ハプニング)さえも旅の楽しみのひとつと捉えることは、個人旅行では大事かと思います。

イタリアでは、日本手ぬぐいが大活躍したようですね。

文字数の関係で一部割愛させて頂きましたが、日本から持参した日本手ぬぐいを現地のレストランスタッフや送迎車のドライバーにプレゼントなさったり、ミケランジェロ広場行きのバスの中で出会ったイタリア人のおじいさんと、言葉が分からないながらもコミュニケーションを取ってみたりと、単に観光名所を見るだけではなく、現地の人とのふれあいも楽しめた旅だったのではと思います。

「イタリア語も英語もできないから・・」と、現地の人とのふれあいを躊躇されてしまう日本人観光客も多い中、A様のように積極的に現地の人々や、他の外国人観光客との会話を楽しもうとする姿勢が、より一層楽しい旅になった要因のひとつかと思います。

旅日記には「語学不堪能な日本のおじさん、おばさん」と書かれていましたが、コミュニケーションはハートですよね!

今回は、ローマ、フィレンツェとイタリア主要4都市のうち2都市の訪問でしたが、残りの2都市ミラノとベネチアもお勧めです。

ミラノは観光都市というよりビジネスやファッションの町ですが、世界遺産のダビンチの名作「最後の晩餐」の絵画や、ゴシック様式の大聖堂、ガレリア等が人気の観光スポットです。

ベネチアはご存知かもしれませんが、ゴンドラで有名なロマンチックな運河の町です。ゴンドラ以外にも、ビザンチン様式のサンマルコ寺院や、ドゥカーレ宮殿も人気の観光スポットです。

ミラノもベネチアも同じ北イタリアですので、次回は北イタリア旅行はいかがでしょうか。

この度は当社をご利用頂き、誠にありがとうございました。
またA様のイタリア旅行のお手伝いができますことを、お待ちしております。
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