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水野様ご夫妻/塩野七生さんの本を読んで-ミラノ・ベネチア旅行記-その3 ベネチア後編
担当コンシェルジュ : 田中 詳子
【2016年11月5日[Sat] ご出発】
水野様ご夫妻/塩野七生さんの本を読んで-ミラノ・ベネチア旅行記-その3 ベネチア後編
引き続きベネチアの町を堪能します♪
11/10 曇っていて昨日より寒い日になりました
サンマルコ寺院に入り、本を読んできた夫の説明で、至宝パラ・ドーロを見ました
さすが当時のヴェネツィアの財力の象徴のように金銀、多種類の宝石でキラキラしてました
サンマルコ郵便局で絵葉書を送り、老舗カフェ「フローリアン」でケーキとコーヒーを注文しました
店内は、まるで美術館!お客は皆パチパチと写真を撮ってました
値段は、すごく高いけど入る価値はあります
そして、リアルト橋をめざし、その先の市場まで行ってみました
色とりどりの野菜市場が見え、その奥に魚市場があり、カモメ達の食堂でもあるようです
その奥まったところに昨日聞いたリストランテ「ダ・ピント」があり、
日本語の上手な店員さんが、メニューにない今だけの小さなカニ料理があると言うので、
あ~それを食べに来たと注文をして、オススメの小エビとズッキーニのパスタも
二人でシェアをすると伝えました
食べたら、カニは柔らかく、香ばしく、付け合わせのズッキーニの唐揚げも美味しかったです
何より驚いたのは、シェアしたパスタを二つのお皿にきれいに盛り付けてくれたことです
こういう心づかいが嬉しいですよね
ダ・ピントを出たところにVenice Duck Store という大英博物館などで売ってる
ビニールのアヒル屋さんがありました
夫は嬉しそうにモーツァルト姿のアヒルを買ってました
去年ロンドンで買いそびれたと残念がっていたので、ここで買えて良かった!
またてくてくと歩いて黄金の館と呼ばれたカ・ドーロに着きました
入口は地味ですが、中はベネチアンゴシックの貫禄のある建物です
中では熱心にデッサンしてる若者や、粘土でまねて型作りをしている人もいました
バルコニーからのカナル・グランデの眺めが美しいです
でもホントは運河から、カ・ドーロを眺めるのが一番美しいらしいです
歩き疲れたので、またホテルの前のリストランテAL CHIANTI に入り、
昨日のブルスケッタが美味しくて、今夜も注文したら、若いウェイターさんが、
「昨日も頼んだでしょ(^-^)」と流暢な日本語で話かけてきました
どうやって日本語を覚えたのか聞いたら「日本のアニメが好き!オタク?」と笑ってました
アニメは日本のカルチャーなんですねぇ
生ハムも大皿にたっぷりと出てきて、ピザも美味しく、赤ワインを2杯で49ユーロでした
11/11 もうヴェネツィア最後の日になってしまいました
チェックアウトしたあと荷物を預かってもらい、ドゥカーレ宮殿を目指しました
朝からすごくたくさんの人が並んでました
列が二手に分かれていたので、私達の前の若い韓国人の女の子に韓国語で聞いてみました
(今、私は韓国語を習っているので、先生への土産話になりますね)
「チェソンハムニダマン..」(すみませんが..)と話しかけると、ビックリしたように、
「アンニョンハセヨ」と、笑顔で答えてくれました
どうやら隣はチケットを買う列で、こちらはすでに購入済の列のようです
彼女たちが、夫だけ横の列に並んだらと勧めてくれたので、そうしました
私たちが、韓国のことや旅行のことを話しているうちに、こちらの列が進み始めたので、
しぶしぶ夫のところに一緒に並びました
やっと中にはいると、意外と人は少なく、ゆっくりと見ることができました
巨大な大理石の階段や、金ぴかの天井や有名な絵画を見上げてると、
ヴェネツィア共和国の財力をもうこれでもかと見せつけられるようで、首が痛くなりました
ため息の橋を渡って牢獄も見ました
ため息の橋は、外からみると風情があります
最後に、夫が行きたがっていたピエタ教会に入りました
ここは、作曲家ヴィヴァルディが聖歌隊を指導していたところなので、
教会のBGMも『四季』が流れていました
夫は、ヴィヴァルディの銅像も写真に納めて満足そうに座っていました
すっかり体が冷えたので、ホテルに戻り、ティールームでコーヒーを飲み、
トイレも借りて、荷物を受け取りました
ポーターのおじさんは、ルームナンバーを 「サン、イチ、ゴ」と日本語で言ってくれました(笑)
船着き場から、水上バスで空港まで行きました
船で帰るなんてヴェネツィアらしいですね
マルコ・ポーロ空港の船着き場は、とてもきれいでした
ネットでは、坂道とか書かれていたので心配でしたが、立派になってました
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
---ミラノ・ベネツィア旅行を終えて---
今回のミラノ・ヴェネツィア旅行は、私にとって、とても意味深いものになりました
実は、去年のイギリス旅行では、ヒースロー空港でターンベルトから荷物をひとつ取り忘れたり、
路線バスで、下車を間違えたりと失敗があり、その都度、地元のひとに助けてもらい、
それもいい思い出ですが、これからも個人旅行が続けられるか不安になりました
でも、今回無事に予定をこなし、充分に楽しめたことが、自信を取り戻させてくれました
田中さんからも、いつも丁寧なご案内をいただき、ありがとうございました
夫は、事前にヴェネツィアの歴史の本など、よく読んでいました
世界中にどこにもない景色だと、カナル・グランデがお気に入りで、
路地裏の店のウィンドウショッピングも楽しく、
いえ夫は、お買い物モード全開でした!
「お母さんも何か買いなよ」と言われたので、寒さしのぎのマフラーを買いました
もちろん夫も(^^)/
私は、ミラノが想像と違い、意外とレトロなところや、あの小さなピザ屋さんの家族や
夕暮れの市民公園を人々がランニングしたり、若者がライブをやっていたりと、
もちろん、夜のミラノ中央駅前には、お仕事がなさそうな人たちが、たむろしてたりしましたが、
それらすべてが、イタリアなんだと感じました
ローマより好きかも知れません
私は英語と韓国語を長い間勉強を続けていますが、年をとり、すぐ忘れてしまうし、
お金の無駄かなぁと思っていました
でも今回は、たくさんの外国の方々とお話しでき、勉強を続けていて良かったと思いました
特に、レストランでフランスのご夫婦と、簡単な英語で話合えたことが、印象的でした
飛行機も快適でした
以前のKLMは、ライトは壊れているわ、機内雑誌はヨレヨレの使いまわしだったり、
機体は大丈夫かと思いましたが、今回は、座席のモニターもきれいで、
雑誌もきれい、食事も美味しかったです
帰りのエールフランスでは、ペアシートを予約していったので、気を使わずにすみ快適でした
噂通りシャンパンがサービスされ、もちろんいただきました!
本当に楽しい旅行でした♡
どうもありがとうございました
2016.11.16
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田中 詳子 wrote:
引き続き楽しく拝読させて頂きました。
カフェ・フローリアンの中は、やはり凄いのですね。
次回は、私も遠慮しないで一度足を踏み入れてみたい♪
と思ってしまいました(笑)。
魚市場の近くのダ・ピント、素敵なレストランのようですね。
他のお客様にもご紹介させていただきますね。
ところで、Venice Duck Store というのは私は存じませんでした。
ビニールのアヒルってとても惹かれてしまいます(笑)
アヒルがモーツアルトの姿に扮するとどうなるのかしら♪
リストランテのウェイターさんがアニメで日本語を覚えてくれているのも
驚きと同時に日本人としてなんだか嬉しい気分になりますね。
そしてホテルのポーターさんも数字を日本語で!
外国の方から聞く日本語は、そのうまい下手は全く別として
やはり何となく嬉しくなるものですよね。
それを思うと逆に私達も、うまく話せない…なんていう気持ちは捨てて
少しでもその国の言葉を使ってみることが現地の人との気持ちの交流に
繋がるのだろうなと思います。
水野様は、英語と韓国語をずっと学んでいらっしゃるとのこと、
とても素敵なことですね。ドゥカーレ宮殿で話しかけられた韓国の方は
とても嬉しかっただろう思います。
少し大げさかもしれませんが、私達民間人の一人ひとりが
こんなふうに旅の中で小さな触れ合いを持つことが
世界の平和にもちょっと貢献するのかなと思います。
頂いたご感想の中で、今回のご旅行が自由な個人旅行をなさる
自信の取り戻しになれたというお話は大変嬉しく思いました。
また私自身ミラノの町はビジネス都市という印象を持っていて
いつも最初か最後の“立ち寄り”的な訪問しかしたことがなったのですが、
水野様の旅行記を拝見して印象が変わったように思います。
本当に素敵な旅のお話をありがとうございました。
これからも、お2人でいつまでもいつまでもこのように素敵な旅を
続けて頂きたいと願っております。
そしてまた、その旅のお手伝いをさせていただけましたら
幸せに存じます。
この度のご旅行にも、ウェブトラベルをご利用頂きまして
本当にありがとうございました。
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水野様ご夫妻/塩野七生さんの本を読んで-ミラノ・ベネチア旅行記-その3 ベネチア後編
11/10 曇っていて昨日より寒い日になりました
サンマルコ寺院に入り、本を読んできた夫の説明で、至宝パラ・ドーロを見ました
さすが当時のヴェネツィアの財力の象徴のように金銀、多種類の宝石でキラキラしてました
サンマルコ郵便局で絵葉書を送り、老舗カフェ「フローリアン」でケーキとコーヒーを注文しました
店内は、まるで美術館!お客は皆パチパチと写真を撮ってました
値段は、すごく高いけど入る価値はあります
そして、リアルト橋をめざし、その先の市場まで行ってみました
色とりどりの野菜市場が見え、その奥に魚市場があり、カモメ達の食堂でもあるようです
その奥まったところに昨日聞いたリストランテ「ダ・ピント」があり、
日本語の上手な店員さんが、メニューにない今だけの小さなカニ料理があると言うので、
あ~それを食べに来たと注文をして、オススメの小エビとズッキーニのパスタも
二人でシェアをすると伝えました
食べたら、カニは柔らかく、香ばしく、付け合わせのズッキーニの唐揚げも美味しかったです
何より驚いたのは、シェアしたパスタを二つのお皿にきれいに盛り付けてくれたことです
こういう心づかいが嬉しいですよね
ダ・ピントを出たところにVenice Duck Store という大英博物館などで売ってる
ビニールのアヒル屋さんがありました
夫は嬉しそうにモーツァルト姿のアヒルを買ってました
去年ロンドンで買いそびれたと残念がっていたので、ここで買えて良かった!
またてくてくと歩いて黄金の館と呼ばれたカ・ドーロに着きました
入口は地味ですが、中はベネチアンゴシックの貫禄のある建物です
中では熱心にデッサンしてる若者や、粘土でまねて型作りをしている人もいました
バルコニーからのカナル・グランデの眺めが美しいです
でもホントは運河から、カ・ドーロを眺めるのが一番美しいらしいです
歩き疲れたので、またホテルの前のリストランテAL CHIANTI に入り、
昨日のブルスケッタが美味しくて、今夜も注文したら、若いウェイターさんが、
「昨日も頼んだでしょ(^-^)」と流暢な日本語で話かけてきました
どうやって日本語を覚えたのか聞いたら「日本のアニメが好き!オタク?」と笑ってました
アニメは日本のカルチャーなんですねぇ
生ハムも大皿にたっぷりと出てきて、ピザも美味しく、赤ワインを2杯で49ユーロでした
11/11 もうヴェネツィア最後の日になってしまいました
チェックアウトしたあと荷物を預かってもらい、ドゥカーレ宮殿を目指しました
朝からすごくたくさんの人が並んでました
列が二手に分かれていたので、私達の前の若い韓国人の女の子に韓国語で聞いてみました
(今、私は韓国語を習っているので、先生への土産話になりますね)
「チェソンハムニダマン..」(すみませんが..)と話しかけると、ビックリしたように、
「アンニョンハセヨ」と、笑顔で答えてくれました
どうやら隣はチケットを買う列で、こちらはすでに購入済の列のようです
彼女たちが、夫だけ横の列に並んだらと勧めてくれたので、そうしました
私たちが、韓国のことや旅行のことを話しているうちに、こちらの列が進み始めたので、
しぶしぶ夫のところに一緒に並びました
やっと中にはいると、意外と人は少なく、ゆっくりと見ることができました
巨大な大理石の階段や、金ぴかの天井や有名な絵画を見上げてると、
ヴェネツィア共和国の財力をもうこれでもかと見せつけられるようで、首が痛くなりました
ため息の橋を渡って牢獄も見ました
ため息の橋は、外からみると風情があります
最後に、夫が行きたがっていたピエタ教会に入りました
ここは、作曲家ヴィヴァルディが聖歌隊を指導していたところなので、
教会のBGMも『四季』が流れていました
夫は、ヴィヴァルディの銅像も写真に納めて満足そうに座っていました
すっかり体が冷えたので、ホテルに戻り、ティールームでコーヒーを飲み、
トイレも借りて、荷物を受け取りました
ポーターのおじさんは、ルームナンバーを 「サン、イチ、ゴ」と日本語で言ってくれました(笑)
船着き場から、水上バスで空港まで行きました
船で帰るなんてヴェネツィアらしいですね
マルコ・ポーロ空港の船着き場は、とてもきれいでした
ネットでは、坂道とか書かれていたので心配でしたが、立派になってました
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
---ミラノ・ベネツィア旅行を終えて---
今回のミラノ・ヴェネツィア旅行は、私にとって、とても意味深いものになりました
実は、去年のイギリス旅行では、ヒースロー空港でターンベルトから荷物をひとつ取り忘れたり、
路線バスで、下車を間違えたりと失敗があり、その都度、地元のひとに助けてもらい、
それもいい思い出ですが、これからも個人旅行が続けられるか不安になりました
でも、今回無事に予定をこなし、充分に楽しめたことが、自信を取り戻させてくれました
田中さんからも、いつも丁寧なご案内をいただき、ありがとうございました
夫は、事前にヴェネツィアの歴史の本など、よく読んでいました
世界中にどこにもない景色だと、カナル・グランデがお気に入りで、
路地裏の店のウィンドウショッピングも楽しく、
いえ夫は、お買い物モード全開でした!
「お母さんも何か買いなよ」と言われたので、寒さしのぎのマフラーを買いました
もちろん夫も(^^)/
私は、ミラノが想像と違い、意外とレトロなところや、あの小さなピザ屋さんの家族や
夕暮れの市民公園を人々がランニングしたり、若者がライブをやっていたりと、
もちろん、夜のミラノ中央駅前には、お仕事がなさそうな人たちが、たむろしてたりしましたが、
それらすべてが、イタリアなんだと感じました
ローマより好きかも知れません
私は英語と韓国語を長い間勉強を続けていますが、年をとり、すぐ忘れてしまうし、
お金の無駄かなぁと思っていました
でも今回は、たくさんの外国の方々とお話しでき、勉強を続けていて良かったと思いました
特に、レストランでフランスのご夫婦と、簡単な英語で話合えたことが、印象的でした
飛行機も快適でした
以前のKLMは、ライトは壊れているわ、機内雑誌はヨレヨレの使いまわしだったり、
機体は大丈夫かと思いましたが、今回は、座席のモニターもきれいで、
雑誌もきれい、食事も美味しかったです
帰りのエールフランスでは、ペアシートを予約していったので、気を使わずにすみ快適でした
噂通りシャンパンがサービスされ、もちろんいただきました!
本当に楽しい旅行でした♡
どうもありがとうございました
2016.11.16