1. ホーム
  2. 海外旅行
  3. ヨーロッパ旅行
  4. スペイン旅行
  5. お客様からのお便り
  6. K様ご家族のバルセロナ・ガウディ観光6日間 

お客様からのお便り

担当コンシェルジュ : 山崎 千尋
【2016年12月28日[Wed] ご出発】 海外

K様ご家族のバルセロナ・ガウディ観光6日間 

例年ウエブトラベルさんにお願いし、コンシェルジュの杉田さんとはもう5年のお付き合いになります。

いつも家族3人での年末年始の旅行をお願いしているのですが、
当初より私達の意向をしっかりと受け止めていただき、
費用もスケジュールも希望通りに準備していただいています。

特に杉田さんからは「できません」という言葉は聞いたことがなく、
いつも私たちに寄り添っていただき、細やかで心優しいメールが届きます。

本当に一般の旅行会社では得られない安心感を感じています。
あと何年家族旅行ができるかわかりませんが、これからも是非お願いしたいと思っています。

*********************************

☆下記、K様より頂いたバルセロナ・レポートです☆

【行先】スペイン バルセロナ
【日程】2016年12月28日~2017年1月2日
【経路】関西国際空港⇔ドバイ⇔バルセロナ エミレーツ航空利用 
【ホテル】 アドバンス

今回のカウントダウン海外旅行はスペイン・バルセロナです。
関西からは直行便が無かったため、毎年お世話になっているコンシェルジュの山崎さん(杉田さん)に、ヨーロッパ系航空会社で一番早く行けそうなルートを検索してもらいました。
やはりその中でもエミレーツ航空ドバイ経由がベストでした。
さっそく予約していただき、今年も大好きなエミレーツ航空で出発。今回は出発の24時間前から可能なネットでチェックインを済ませ、関西国際空港へ向かいました。
時間通り出発。ドバイには少し早めに到着し、余裕でバルセロナ行きに搭乗しました。
後は出発を待つばかりと安心し眠ってしまったのですが、ふと目を覚ましまわりを見渡すと、まだドバイ空港で出発待ちの状態でした。
こんなことは初めてだったのですが、約1時間半遅れで無事出発。ホッと安心しましたが、
到着も同様に遅れると、送迎の運転手さんと会えないかも・・・その場合はバス?電車?またはタクシー?などと考えていましたが、時差の関係でしょうか、以外にもバルセロナには30分ほどの遅れだけで到着し、無事運転手さんと合流できホテルへ向いました。
少しドキドキしましたが、海外では日常茶飯事のことなのでしょうね。みんなゆったりと飛行を楽しんでおり、私たちも焦ることなく落ち着いて過ごすことができました。

【ホテル:アドバンス】
ホテルはスペイン広場を経由して、カタルーニャ広場の手前にあり、道路に面し、周りの雰囲気にとけ込んだ落ち着いた外観でした。大きくはないけれど全体的に清潔感があり、スタイリッシュなお部屋にはダブルとエキストラベッド、シャワールーム、洗面が合理的に配置されていました。そしていつも通りチェックイン時に喫煙について確認しました。
まずはバルコニーがあることを確認。予想通り、部屋の中は禁煙だけど、バルコニーはOKということで、寒いながらもバルコニーでの喫煙を楽しんでおりました。
また、「お湯がほしい」とお願いすると、電気ポット、カップとソーサー、コーヒー、ティーバック等を届けてくれました。
朝食も、ハム、チーズ、フルーツ、パンの他、スクランブルエッグ、自家製ウインナー、シリアル等も充実し、セルフのコーヒマシーンでいれるカフェラテも格別でした。

アドバンス

【グラシア通り】
到着日の夕食とホテル付近の散策を兼ね、地図を片手に町に出かけました。
カタルーニャ広場を目標に、有名なランブラス通りに行きたかったのですが、まだ地理が把握できてなく、ブランドが立ち並ぶグラシア通りを散策しました。
とても広くおしゃれな通りで、その並びの中にガウディが手掛けた「カサ・パトリョ」、
「カサ・ミラ」が自然ととけ込んでおり、現在の建物と美しく融合していました。
夕食はこの通りに並んでいる多くのお店から、タパスの専門店「TapaTapa」にはいりましたが、幸運にも日本語のメニューもあり、食べたいものをしっかり注文することができました。またスペインではサングリアがポピュラーで、現地の方々は大きなピッチャーにはいったサングリアを分け合いながらタパスを楽しんでいるのが印象的でした。

【バルセロナ半日ツアー】
2日目はホテルで日本人ガイドさんと落ち合い、専用車(ベンツ8人乗りボックスカー)にて市内観光にでかけました。
モンジュイック展望台、バルセロナオリンピック陸上競技場、聖火台、サン・パウ病院、グエル公園、そして念願のサグラダ・ファミリアに到着。
やはり実際に見ると、その大きさ、繊細さ、迫力に圧倒されました。中に入る時、扉の彫刻、デザインは日本人がしているとお聞きし、この素晴らしい建築に日本が関わっているということを誇らしく思いました。そして一歩中に入ると外観の力強さとは対照的に、美しい曲線とステンドグラスを通して差し込む光が交差し、色鮮やかで荘厳な空間になっていました。特にステンドグラスは、片側は暖色、もう一方は寒色で飾られており、太陽の動きによって差し込む光の角度でさまざまな色彩に変化していきます。またエレベーターで1本の塔の上に上がり、徒歩で降りていくのですが、細い螺旋階段になっておりまるで貝殻の中を歩いているようでした。
これらの素晴らしい建築、光景は、ガウディの緻密な計算のもとに描かれており、教会というよりも、サグラダ・ファミリアのすべてが“芸術”でした。

サグラダファミリア① サグラダファミリア② サグラダファミリア③

【エル・コルドバス~フラメンコ】
夜は楽しみにしていた、ディナー&フラメンコです。
「エル・コルドバス」はランブラス通り沿いにある建物の2階にあり19:30からのスタートに合わせ早めに行ってみました。ここは人気のお店だったので、すでに入口は入場待ちの人々で一杯でしたが、時間になるとスムーズな誘導が始まりお店に入店することができました。階段を上るとすぐ横にレジがあり、4人掛のテーブルが10数台並んだところを通り、奥のお部屋へ。ここにもテーブルが10数台あり、両方の部屋の真ん中にはブッフェ用のお料理がテーブル一杯に並んでいました。
表から見ると間口の小さなお店ですが、中は広く、奥行のあるところでした。ここで小一時間ほど食事を楽しみ、フラメンコの舞台に移動しました。この時、全員にシャンパンが振るまわれ、幸運にも一番前の中央の席に案内していただき、正面から観ることができました。特に舞台は至近距離だったので、陶酔するように踊られている姿を間近にし、その魅力に引き込まれるような感じでした。これまではフラメンコ=「妖艶な美しさ」のイメージが強かったのですが、美しさだけでなく強いパワーとエネルギーに体全体を包み込まれるような感じでした。すべてが終わったのは10時をまわっていましたが、あっという間の至福の時間でした。

フラメンコ

【バスツーリススティックチケット利用、市内観光】
フリータイムはバルセロナ市内の観光地を効率よく周れる、「バスツーリススティック」の1日券を利用しました。これは出発前にネットから予約でき(事前予約は10%OFF)、日本語の解説をイヤホンで聞きながら移動できるので、市内観光には最適でした。カタルーニャ広場がバスのターミナルになっており、乗り込むときに予約表を見せるとチケットと交換し、専用のイヤホン、そして路線地図、各名所の割引券(冊子)を渡してくれます。
バルセロナ市内のポイントはほとんど網羅し、街並みも観られるので、特にフリータイムがゆっくりある場合は、時間的にもコスト的にもお得だと思います。
バスは2階建てバスで、2階のオープン席に座りFCバルセロナのホームグランドである、
期待のカンプ・ノウ・スタジアムを目指しました。さすがにこの時期のオープン席は少し寒かったのですが、30分ほどで到着しました。
試合はなかったのですが、人気のスポットになっているのか、スタジアム見学の人で一杯でした。さっそくここで「バスツーリスティック」の割引券を利用し入場。
ミュージアムからサッカー場、ロッカールーム、客席、プレス席とすべてを見ることができました。ここは現在の収容人数が99.000人ですが、今後さらに屋根付きに改築し105.000人収容可能なスタジアムになるらしく、チームとバルセロナのため、今後ますます発展していくようです。また入場時に記念写真を撮り、帰りにお気に入りのフレームに入れ購入してもらうシステムになっていましたが、高額なので購入しない方もおり、購入レジの横を通りぬけていたので、私達もそれに続きました(笑)
この後、再度バスに乗り「ワールド・トレード・センター」前で下車。ここからはコロンブス塔から続くランブラス通り、旧市街が近く、海沿いの雰囲気も味わうことができる、とても素敵なところでした。
ここでもグラシア通りにあった「TapaTapa」を見つけ、少し遅めのランチに。同じお店でしたが、海沿いということもありシーフードが新鮮で、特に「イカ墨のパエリア」が絶品でした。イタリアのヴェネチアでも「イカ墨のパスタ」のおいしさに驚きましたが、それに匹敵するおいしさでしたね。海外で食べるイカ墨を使った料理は、本当に感動ものです。
食事のあとは、ゴシック地区と呼ばれる旧市街の街並みを楽しみました。
ここには小さな教会とともに、ゴシック地区のシンボルと呼ばれるカテドラル(大聖堂)がそびえたっていました。入場するのにすごい行列でしたが、一歩中に入るともう素晴らしいの一言で、サグラダファミリアのような派手さはないのですが、圧倒的な迫力を感じました。また左右の壁には多くの礼拝堂が並び、その中にある「黒いマリア像」はとても印象的でした。いつも旅行の時は好んで教会を見て周るのですが、黒いマリア様は初めてかもしれません。
ただ知らなかったのですが、通常は無料で見学できるようですが、午後の一定時間は有料になるようで、今回はちょうどその時に重なったようでした。
また並んでいるときに募金活動にまわってこられたので、ユーロと日本円の小銭を入れてみたのですが、後で日本円だけ返却され、それを見ていたフランス人夫婦が思いっきり笑ってました。お金に違いはないからいいかなと思いましたが・・・(笑) 
なかなか有意義な体験でした。

カテドラル① カテドラル②

カテドラルからランブラス通りに向かう途中にピカソの壁画に遭遇。結構大きな壁画でしたが、落書きのような素朴な絵がこの街にとてもよくマッチしていました。
バルセロナ最後の夜は新年へのカウントダウンです。スペイン広場付近がすごく盛大と聞いていたのですが、そこに行くまでが道路も地下鉄も大渋滞になるとのことだったので、徒歩で行けるカタルーニャ広場に向かいました。すで広場には大勢の人が集まっていたので期待感満載でしたが、正午と共に聞こえたのは人々の歓声と花火の音だけで、花火はコロンブス塔がある港で上がってました。音を聞きながらランブラス通りから港を目指しましたが、今回は花火は見れず・・ちょっと残念でしたが、バルで乾杯してる人達や、陽気に話しかけてくる人達と盛り上がって、素敵な新年を迎えることができました。

【帰国】
帰国当日は余裕を持った迎えにしていただき、バルセロナ空港へ。
チェックインの時、ダメもとで席のチェンジをお願いしてみたら、バルセロナ・ドバイ間のみ非常口横の席に変更してもらえました。いつでもトライしてみるべきですね(笑)
バルセロナ空港は1階に免税店、レストラン等があり、ショッピングには最適そうでしたが、搭乗口が2階だったので、先に出国手続きを済ませゆっくりショッピングと思っていたら、出国手続き後は1階に降りることができませんでした。2階にも何件かの免税店とカフェはありましたが・・・最後の最後にミスってしまいましたが、これもいい経験になりました。
ドバイでの乗り継ぎも順調に、無事日本に帰国しました。

ここ数年、イタリア各地でカウントダウンを経験し、今回はじめてのスペインということでワクワク、ドキドキしておりました。
ただなぜかよく似た国というイメージが強く、街や人々も陽気で明るい人ばかりと思い込んでましたが、実際に行ってみるとその印象とは少し違っていました。
街もイタリアのように遺跡に囲まれた感じはなく、道路は広く整備され掃除がいきとどいており、都会的で綺麗な街という印象を強く受けました。
陽気で明るいイタリア、落ち着いたスペインという印象でしょうか(笑)

今回も短期間の日程の中、山崎さん(杉田さん)に思い通りのスケジュールを組んでいただきました。メールのやり取りの中でいち早く私たちの希望を受け止め、パーフェクトに
仕上げていただく山崎さん(杉田さん)に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします!


このページのトップへ