2021年7月、奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島が新たな世界自然遺産に!
注目の4島にスポットをあて、国内最大規模の亜熱帯照葉樹の森、青く輝く海、そこに生息する希少な動植物、豊かな大自然に寄り添う旅へ。
世界自然遺産とは?
世界自然遺産登録3つの条件と4つの基準
日本の世界遺産はこれまで23件の登録があり(そのうち自然遺産は4件)、今回新たに奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島の4島が登録されました。世界自然遺産として「顕著で普遍的価値」があり3つの条件を満たしていることが認められました。
1. 4つの評価基準(自然美・地形&地質・生態系・生物多様性)の一つ以上に適合する
2. 安全性の条件を満たす
3. 十分な「保護管理」が行われる
今回は、日本の自然遺産、希少な固有種に代表される生物多様性に恵まれた「奄美・沖縄」の大自然をご紹介します。
島人が守る島
世界自然遺産に登録された4島
鹿児島県にある「奄美大島」と「徳之島」は、希少な動植物が生息し、「アマミノクロウサギ」や「イシカワガエル」など、ここでしか見られない固有種や絶滅危惧種が存在します。
そして、透明度の高い海には豊かな珊瑚礁とカラフルな海中世界が広がります。
世界的にも少ない亜熱帯照葉樹林の森「沖縄島北部および西表島」。
特に「日本最後の秘境」といわれる西表島は、マングローブ林が広がる汽水域や湿地地帯、山地では太古の昔から続く原生林、まだ知られていない秘境がそこにはあります。
島々へダイブ!
美しい大自然の島旅へ
奄美大島や沖縄本島へは、東京から飛行機で2~3時間、大阪や福岡からは1~2時間。
西表島へは石垣島まで飛行機+フェリー(高速船)で45分ほどの移動時間です。
暮らしに寄り添う島ならではの体験や、様々なアクティビティー、自然豊かな景観、そして食を楽しむのはもちろんのこと、「のんびりと過ごす」というゼイタクな旅もおすすめです。
古来、島人が大切に守ってきた島の自然や風景は、訪れる人々の心を掴んで離しません。
どこか懐かしい景色や、のびやかな空気に癒されながら、自然の偉大さを肌で実感することでしょう。