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メジャーなヨーロッパは、制覇してしまったという旅ツウのあなた、まだまだ初心者だけれど、欧州の古い街並みや雰囲気が大好きというあなた・・・、こだわり派ものぞき見派も、次の旅はバルトの国々に注目です!
その筆頭とも言えるのが、1990年~91年というほぼ同時期に「ソ連」からの独立を果たし、地理上もバルト海に面して北から仲良く並んでいる3つの国、「エストニア」「ラトビア」「リトアニア」の3兄弟ではないでしょうか。
国名も何となく似ていて、たどった歴史も共通する部分があるためか「バルト三国」とまとめて紹介されることも多いのですが、それぞれ中世の面影を色濃く残す美しい街並みや、文化・伝統、自然に恵まれた魅力ある国々なのです。
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北海道より少し小さい位の国土の中に、手つかずの自然が広がり、歴史と現代を感じさせる街が点在して、そこに住む人々はモダンな文化を受け入れながらも温かく素朴な伝統産業を大切に守り継いで生活しています。
ハンザ同盟都市の栄光を残したバルト最大の都市リーガ。この街に残るアールヌーボー建築群は、アートの世界。中世を感じながら大聖堂や市庁舎、広場をめぐり、迷路のような路地を歩けば、貴方だけのお気に入りの一角に出会えるはず。自然派にはビーチ、カントリーサイド、ハイキングだって楽しむことが出来るのです。
忙しい毎日に追われるなか、数日間の休暇をヨーロッパの何処かで「のんびりまったり過ごしたいな!」と思ったら、「ラトビア」があなたを待っていますよ! |
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リーガ新市街は、ユーゲント・シュティール(=アールヌーボー)建築の宝庫。アルベルタ通り周辺には、目をみはるような壮麗な建物が建ち並んでいます。
独特の装飾がかもし出す華やかさは、建築に造詣が深くなくても、強く心に残ることでしょう。一帯は隠れ家のようなブティックや人気のカフェも点在し、近年注目のエリアになっています。 |
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市民の台所「中央市場」は、東欧最大級の規模!
新鮮な野菜や肉類・魚介類はもちろん、特産の手作りハチミツや、ライ麦パンといったエコフードなど様々な食材に出合えますョ。ぜひ、「本物のライ麦パン」をGETしましょう。 7~10日位は日持ちするので、スライスされた小パッケージは、お土産にもピッタリ!
そうそう、ハチミツは液体扱いとなり、機内持ち込みは出来ませんので、スーツケースに入れる前に、フタをしっかり確認しなくては。 |
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カントリーハウスでファームステイ
田舎の村にあるカントリーハウスに滞在してみたい!なんて希望も叶います。
カントリーハウスは、農家の敷地に作られたものや、レストランなどと一緒に建てられたものなど形態は様々ですが、滞在の夢がふくらむステキなお部屋ばかり。 さすが「スパ」好きのラトビア人、サウナが併設されているケースが多いのも特徴です。
木の香りのする部屋で目覚め、土の匂いを感じながら朝の散歩。美味しい自家製ライ麦パンに自家製バターや蜂蜜たっぷりの朝食、素朴なハンドメイドケーキ、そして夕食には主人手作りの田舎料理が待っています。ラトビア各地に点在するカントリーハウス、お好みやご予算に合わせてプランニングいたします。 |
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ラトビアでは、ワインは産出されていませんが、ローカル色豊かなご当地ビールを楽しむことが出来ます。その数なんと200銘柄!お馴染みピルスナータイプからダークなものまで、7種類のタイプがあるのだとか。
なかでもお薦めは、バルト海沿岸が発祥と言われる「バルティック・ポーター」。赤銅色の液体と、茶色がかった泡、そして濃厚でモルトの効いた独特のテイスト・・・といった説明よりも、“百聞は一飲に如かず!ビールのお供にピッタリなのが、ライ麦パンをカリッとフライにした、ガーリックトースト。ほど良い塩味とガーリックの香りが口いっぱいに広がり、ついつい2杯目のグラスに手が・・・。
さて、ラトビアの料理は、ドイツ料理の影響を強く受け、お肉や煮込み料理が多いのですが、味付けもしっかりしているので、こちらもビールとの相性良し!魚料理も好まれています。伝統的な味ばかりでなく、他のヨーロッパ諸国の料理を取り入れたモダンで斬新なお店もどんどん増えている様子。
さあ、気になるお店を見つけたら飛びこんで「美味しいビールと一緒にPrieka!プリエカー」 |